民放の「世界の村で発見!こんなところに日本人 3時間スペシャル」を見る。3時間もテレビに釘付けとなるのは耐えられない。ましてやBSでプロ野球中継もある。それでも中国四川省・チベット民族が暮らす秘境の草原に住むたった一人の日本人女性を探す旅は見ごたえがあった。日本人が住むという目的地のゾルゲのルゥギ草原。広い草原にあるのはテントの家。テントの家の床は草原。水道・電気・ガスなどのインフラ整備も当然ない。37歳の日本人女性は以前インドで知り合ったチベット族と結婚する。2人の間にはかわいい女児が誕生している。それにしても家族3人の生活は山登りで張るテント生活同然の暮らし。お風呂もこの1か月半入っていないという。
訪れたのははるな愛。ここでの生活は何よりも愛が勝るとか。それにしても誰でもができることではない。本当に着の身着のままの生活でお金で物が手に入ることは考えられない生活。それでもそこに暮らす人々は幸せに生きている。これはチベット族ということだけではない。奥さんとなった日本人女性もここで生活している。ということは人はどんな環境であっても愛さえあれば生きていける!?
それにしても子供の教育はどうするのだろう。もう完全にチベット族として生きていくのだろうか。生きていく上では不便この上ないこの地に住む人たち。だが、夜空に輝く満天の星と草原にかかる大きな虹の美しさはお金を出しても決して買えない。これがいいのかもしれない。
世界に住む日本人。番組で取り上げる人は海外青年協力隊やシニア協力隊で働く人が多い。だが、昨夜は違っていた。この番組に登場する人たちは凡人には到底真似ができない。人が生きていく目的は人それぞれ。同じ生きるならば精一杯生きるのも人生なのかもしれない。それにしても過酷な人生だ。まあ、人並みの人生を送っていては番組にはならないだろう。その意味でもこれもあり、かなと思って見る。
昨日は終戦記念日。この日にプールで泳ぐのは顰蹙者、と思った。それでも午後からプールで泳ぐ。プールの中は夏休みの子どもたちが多い。平常は爺婆だけのプールもこの日は子どもたちの歓声で活気がある。いつものように1キロ泳いだ後、外に出ると小雨が降っている。その雨も途中から土砂降りになる。頭にかぶるのはストローの帽子。百円ショップで買った腕まである手袋も雨でびしょびしょになる。ビルの入り口で小雨になるまで一休み。落ち着いたと思って自転車に乗るとまだ降り続く。やっと我が家へ着いたときは頭から足元までずぶぬれで家に入れそうにない。
何とか雨でぬれた足をぬぐって家に入る。着ている服はすぐさま洗濯機にいれる。帽子は雨に濡れてへこんだまま。ああ哀れ我が帽子よ。
今日も雨は降るのだろうか。蒸し暑い日が続く。
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