フルートのレッスンに出かける前、ご自宅でハープのホームコンサートを開かれる人の案内が届く。日々、何も考えずあっちこっちへ出没する。まあ、体が動くうちは、というか意識して動いているところもある。その為か、知らない人と知り合うことも多い。ハープの演奏会も人から誘われていくようになった。だが、今回は出かけるかどうかわからない。
さてフルートのレッスン。♩ダニーボーイ♩をさらう。この曲はそれほど難しい曲ではない。吹こうと思えば初見で吹ける。しかし、そうなると息継ぎはでたらめだし、感情も入っていない。ましてや、繰り返し部分は一オクターブ高く吹く。この時の息が足りない。口の穴を小さくして吹く。これに尽きる。
レッスン後、カフェに入って遅いお昼。その後、県立美術館へ急ぐ。先日の講演会で知り合った人の絵を見る。もらった案内葉書に他の知り合いの名前がある。受付で芳名録にサインしながらこの人について確認する。だが、受付の人は分からないという。同じ名前の人はもしかして違っていたら失礼になる。他の人にも聞くが、わからない。それでもあきらめきれずにいると、展覧会の責任者を紹介される。その人に尋ねると住所と旦那さんの職業が合っていた。その人に間違いない、と思ってメモを渡そうとした。すると先の責任者が芳名録の余白に連絡事項を…と教えてくださる。これがいいと思ってそれに記す。
本来ならば葉書をくれた人を中心に絵を見るはずが、逆になってしまった。それでも責任者と話していると共通する知り合いの先生がいた。ほんまに世の中、狭い!
責任者と葉書をくれた人、そして知り合いをネットで検索。今は知りたければどんなこともネットでわかる。前の2人は昨年出かけた八代の丘美術館にも当選されている。知り合いは他の美術館で当選している。
知り合いとは社会人で共に学んだ。その人は博物館の学芸員の資格を取り、スミソニアン博物館でボランティアをしたいと話していた。ネットでの検索で美術館で学芸員資格を取る実習も受けている。若い頃、東京の美大で学ばれている。学芸員、と聞いたとき再度大学で学ぶ意味がそこにあるのだろうと思った。実行されている。
展覧会は自由な美術研究会らしく、日本画とは全く違う。油絵を中心とした抽象画、それも50号や100号の大作がほとんどだ。案内してくれた人はだれでも入会できると話してくれたけど…。それにしても100号の絵、どうやって家に飾るのだろう。
その点、音楽は場所を取らない。出かける前、これまでさらってきた楽譜を同じ個所に集めた。もっていないと思っていた真新しい厚い楽譜の本が出てきた。中を見ると2002年となっている。この年、会社をリストラとなる。それ以降、親の介護などもありフルートどころではなかった。そのまま、楽譜をほったらかしていたのだろう。先生に40番の楽譜があったと話す。先生は持っていないはずはないと思われていたそうだ。再度、この40番の続きをさらう。いいかもしれない。
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