八丁堀にあるひろしんギャラリーはビルの10階にある。ここでは春と秋の年2回、無料の日本画展が開催される。無料といっても素人の作品ではなく、選りすぐりの日本画家の絵が展示される。今回は「文化勲章受賞作家三十七人の巨匠に出会う」と銘打った展覧会。昨日、見に行ってきた。いつもながらここに入ると至れり尽くせりで最高の絵を見ながら美味しいお茶までいただく。公共施設の美術館も見倣えばいいのに…。
中村岳陵の「桔梗」が気に入った。何度も見入ってしまう。絵画展のチラシを持参せずに出かけた。せめてこの人の名前だけでも覚えて帰ろうとするが、ボールペンが思うように書けない。困った、と思った。係りの人の机にサインペンを見つける。拝借して早速名前をメモする。途中、展覧会のチラシが置いてあるのに気づく。川端龍子の「妙庭喜秋」も気に入る。
帰宅後、ネットでお二人の作品の画像を見る。だが、展示品は画像のアップがない。それでも他の作品を見るとやはりどれもいい。特に中村岳陵の絵は樹木にとまる鳥などがあり、さらに気に入る。絵の良し悪しは見る者の好き嫌いでいいらしい。
絵を堪能した後は駅前に戻ってカフェタイム。ゆっくりした後は駅シティにできた蔦屋エディオンに入る。先日の講演会を聞いた後に一度入っている。だが、その日は日曜日で人出が多くてすぐに出る。昨日、再度出かけると平日の午後で人も多くない。それよりも人の動きはこのビルの先にあるカープ道路を歩いて球場に向かう人の列。6時プレーボールでも3時に開場とあって赤のユニフォームの列が続く。広島駅一帯はついこの間までは市内で一番貧相な場所だった。こういうとその近くの人に顰蹙を買いそうだ。ところが、今や八丁堀や紙屋町に劣らず、目を見張るものがある。当然、行き交う人も多い。来月になれば、広島駅の表と裏をつなぐ自由通路もオープンする。さらに広島駅は賑わいを増すだろう。
蔦屋エディオンでデジカメ用のSDカード購入。8ギガと16ギガを1枚ずつ購入する。8ギガでも十分な枚数が写せる。旅に出かける都度、新たなカードにして記録に残す。これも自分だけの楽しみ。紙として残さないので保管場所を取らなくていい。
0 件のコメント:
コメントを投稿