2013年9月8日日曜日
マイペースで!
明け方まで降っていた雨も今はあがり、青空も見え始める。ラジオのFMからは名演奏と題してトロンボーンの名手クリスチャン・リンドバーグの音楽が流れる。初めて知る名手の名前。余りにも聴いていて心地よい。名前を記しておこう。
毎月のように交響曲を聴いている。だが、トロンボーンのソロは余り耳にしない。ところが、ラジオで聴くソロは素晴らしい。
昨日は夕方から、スペイン語講座へ出かける。その前に、借りていた本を返しに行く。返す場所は図書館ではない。わざわざ雨の中、方向違いの場所へ出かける。何でもすぐに気に入ってしまうと、後先も考えず行動に移す。ところが、それも災いとなることもある。借りた場所へは毎週出かける予定だった。だが、今月はその予定が急遽、なくなる。
本を返すとまた来た方向へ引き返す。市電に乗り、講座のある場所で降りる。早めの到着でコンビニを探していると友人に出会う。コンビニへは行かずそのまま会場へ入る。そこで友人から大きな房の葡萄をもらう。あり難い!
昨夜のスペイン語のテーマは留学生であるスペイン語の先生にお勧めの観光地を紹介すること。考えた揚句、若い頃でかけた三徳山三仏寺の投入堂を紹介する。半世紀とまではいわないけれどかなり遠い昔の話。
寺の入り口で靴を脱いで草鞋に履き替える。そして、白いたすきを掛けて山腹にある投入堂まで登る。途中、鎖をもって登る道もある。一歩間違えば命はない。 そんなことも露知らず、若さに任せて、ユースホステルで知りあった同年齢の若者と同行の友だちとの3人で一緒に山を登る。
今、思い出しても楽しい思い出。その話をスペイン語の作文にして話す。 だが、その先生とも昨夜でお別れ。またいつか会う日もあるだろう。
藤圭子の歌ではないけれど、若い頃の“わたしの人生暗かった・・・”も、今思えばそれなりに楽しかった。すべては時間が解決してくれる。そうはいってもやっぱり若い頃より今がいい!
誰からも何も干渉されず、生きやすい世の中になっている。
家に帰るとドアホンの記録を見る。3人が訪問、また電話も2件かかっている。ナニゴト、と思っていると隣組で施設に入っていた人が亡くなられたとの知らせのようだった。
母のときは書き残した言葉通り、近所には知らせなかった。以前のように近所の人たちに手伝ってもらうこともない時代。知らせなくてもいい気がする。とはいってもそれぞれの家の考えもあるのだろう。
お天気も良くなってきた。いろんな煩わしいことを気にせず今日もマイペースで!頑張れ!
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