2013年9月5日木曜日

『歳月がくれるもの』

長く降り続いた雨も昨夕、やっとあがる。今朝は秋!を感じる。このまま秋になるのだろうか。

朝から洗濯をして、久しぶりにベランダに干す。家の中もジメジメした感じで窓を開けて空気を入れる。

昨日午前中は大人しくして本を読む。エッセイなどはすぐに読める。だが、先日から読んでいた亀山郁夫の本はやっと読み終え、パソコンに入力。これにはかなり時間を費やす。 久しぶりそれに集中する。近いうちブログにアップしよう。

『歳月がくれるもの』(田辺聖子 世界文化社、2013年)を読んだ。読者層は読んでいて若い人をターゲットにしていると気づく。それでも参考とするところを記そう。

☆やりたいことをやったらいいんですよ。短い一生なんだから。自分の好きなことをしたらいい。53p

☆時が経って、初めてわかることってありますから。そのときはわからなかったことが、今になってやっとわかったりする。歳月がくれるものがある。153p

☆生きるって楽しいことよ。人生はいいもんです。まずはそう信じること。そこからすべてが始まる。157p

読みやすいエッセイもところどころ作者の強い意志を感じる。特に以下のところはすごい!

「原稿を書き上げると原稿用紙の最後に『おわり』という字を書くの。これは人には内緒にしてきたことだけど、『おわり』って書きながら『ざまあみさらせ』って思うの。どこでそんなお美しい言葉を覚えてきたのやら!わたしだけの秘密の儀式ね。そして何があろうと『よし!』と前を向いてきたんです。」157p

「ざまあみさらせ」は初めて聞く言葉。だが、大体の意味はつかめる。 これくらいの気構えがないと生きていけないかも。

話は変わって、一昨日は来週に出かけるバス旅の案内が届く。これは旅行社のポイントが流れるのを利用して出かける旅。無料で申し訳ない。それにしても、ポイントは貯まるもの、と驚くばかり。

他にも年金基金から事務局ニュースが届く。それによると「安倍総理の金融緩和を求める発言等々により円安となり株式は反発しました。・・・これらの市場の影響を受けた当基金は収益率は、収益率13.7%のプラスとなりました。」とある。

そして最後に「厚生年金保険法の一部改正による基金の対応について」では太字でわざわざ「当基金は代行割れしておりませんので該当いたしません」とある。 年金基金が海外旅行の資金のモノにとってこれは嬉しい知らせ。

来月は今年最後の海外に出かける予定。せいぜい元気で長生きして年金の元を取ろう。これじゃ、罰が当たる!?ともあれ、今日も楽しく!

0 件のコメント:

コメントを投稿