2013年9月6日金曜日

「時間を気にせず気ままに」

昨日から秋を感じる清清しい朝を迎える。これからしばらくはいいお天気が続きますように・・・。

こんな日は家にいるのがもったいない。昨日は一昨日会う約束をしていた友だちと会う。友だちの自宅最寄駅までJRで出かけて合流する。友だちの運転する車に乗り、まずは自宅へ。その後、となり町の山のふもとにあるレストランで食事。

周りを眺めると黄緑色の稲穂が輝く。家の辺りでは稲の実りを見ることもない。見ていて気持が落ち着く。 そこを後にして友だちの家に再度帰る。

道中、車の中でいろいろと話をする。母親を亡くし、後の用を済ませた友だちは、今になって淋しさが募るらしい。

2年半前にそれを経験済みのモノとしてはそれもよくわかる。他にも、兄弟、姉妹のことも聞く。多くいた兄弟姉妹も今では兄さんと友だちだけになったとか。

いろいろと他人にはわからない悩みもあるらしい。聞いていて気持ちのいいことではない。他人のことでも、メディアを賑わすことでもなるべく嫌なモノ・コトは見ざる、言わざる、聴かざる。これに限る。

昨日もヒトゴトなのに嫌な気持ちで家路に着く。やっぱり人と会って話をする時は楽しい話題に限る。そう自分自身に言い聞かせる。嫌な気持ちのままでは体に悪い。

家に着くともう夕飯時を過ぎているのにわかちゃんに電話する。まだ夕飯を食べていない、とわかちゃん。急遽、一緒に夕飯を食べに行く。

ビールを飲んで美味しいものを食べて話をしていると嫌な気持ちも次第に薄れる。お蔭で昨夜はぐっすり眠る。

ぐっすり眠るのはいい。だが、起きる頃まで夢を見ていた。外国へ出かけて、検査を受ける度に持ち物を没収される夢。その持ち物もコンタクトとかの必需品。誰に訴えても理不尽な理由でとられてしまう。 多分、この夢の底辺には先日読んだ亀山郁夫の本にある。本の内容が自分自身出かけたところであり、また、書いてあるとおりの国だからだろう。

この本についてはいずれブログにアップする予定。 ともあれ、「自由」は貴い!これってもしかして誰かの名前!?わかる人はわかる!?

ソ連、カンボジア、中国・・・。そう今朝の夢は中国での出来事だった。いずれの国も「自由」とはかけ離れていた国。さて今は!?

そう思いながら今朝の地元紙を読むと「9月の随想」としてロシア文学者の沼野充義が「終わりと始まり」「時間気にせぬ贅沢さ」として、ロシアでの会合や開演の終わりの時間や始まりの時間について書いている。

終了時刻明記は「その時刻には帰ってください」というようなものとなり、ロシアでは失礼になるらしく書かないとか。また開演が6時半と書いてある招待状ではこの時刻が開始時刻ではなく、この時間以降にお越しください、という意味らしい。

沼野は書いている。日本では「終わり」も「始まり」も1分でもずれると顰蹙を買う、今の日本のほうが人間性に反しているのではないか。そうではなく、それを気にせず気ままに生きられたらそれだけでなんという贅沢だろうか、と。

確かにそう思う。今は、余り時間を気にせず、気ままにやりたいことをしている。贅沢な時間の意味もよくわかる。

幸い、手元に沼野が書いている図書館で借りてきた池澤夏樹の『終わりと始まり』の本がある。なんというタイミングのよさ。驚いてしまう。

さて、来週は予定が詰まって泳ぎに行けそうにない。今日は午後から「時間を気にせず気ままに」一人で泳ぎに行こう!今週は2回目のプール。今日も元気を出して、さあ、行動開始!

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