2013年3月28日木曜日

「低栄養高齢者は余命が短い」

春は眠い!今朝は最低気温10度と暖かくさらに眠い!最高気温も20度になるそうでこの調子だと桜も一気に咲くだろう。

昨日は今朝と違って寒い朝だった。それにシトシトと雨も降って一日中家に閉じこもる。しかし、朝、東京の友だちから葉書が届く。その返信手紙を書いてポストに投函。その時だけ外に出る。

周りを見渡すと体の不調を訴える人が多い。年齢的なこともあるだろう。それに反して元気に毎日を過ごしている。じっと家にいる方が退屈する。そのため、つい用事を作って外に出る。これも元気だからかも知れない。

昨日届いた葉書には、東京の慈恵医科大学附属病院に入院しているとか。昨年末から体の不調を訴えているらしい。年齢は2歳若い。その12階の病棟からはスカイツリーも見え、東京へ遊びに来て・・・と書いてある。

その返事には「元気な姿を見たい!」と書いて送った。

「病院へは近づくな!」と言われる。そこは決して綺麗な場所ではなく、近づく場所ではない。どんな立派な病院であってもそこにいる人たちは元気な人たちではない。だから、決していい空気が漂ってはいない。むしろ悪い気が淀んでいる。

母を見送る際、3週間の入院でそう感じた。元気なものまでその場所にいるだけで病気になりそう。

とはいっても近ければすぐお見舞いに行きたい。だがなんといっても遠い!

今朝の地元紙を見ると「低栄養の高齢者」「心血管病に要注意」とある。その記事の内容は東京都健康長寿医療センター研究所の調査報告である。体格指数(BMI)や血中のアルブミン、総コレステロール、ヘモグロビンの各値に着目し、調査開始8年後の生存率との関連を調べている。

この指標のBMIが高いグループは低いグループよりも死亡率が低かったという。またアルブミン、総コレステロール、ヘモグロビンの各値の低いグループはそれぞれ死亡率が高い。同研究所の新開省二研究部長は「低栄養高齢者は余命が短い」と結論付ける。

そして「肥満や糖尿病、肝臓病などで治療中の人を除き・・・」としながらも高齢者は栄養を取ることが大切だとしている。

体の不調を訴える人の中に、コレステロールを下げる薬を飲んでいる人が多い。母もその薬を貰っていた。だが決してそれを飲ませなかった。年をとるといざ入院したとき、たとえ食事が進まなくても、体についた脂肪が燃えてくれる。無理して薬を飲んで体から栄養を出すこともない。

日本の脂質学会でもコレステロール値の見解は分かれている。以前は総コレステロールは240以下だった。それを最近では219に下げている。

むしろコレステロールが低い人やBMIが少ない人ほどガンになるリスクが増える。葉書をよこした人も「ガン」と書いてあった。

すべてはヒトゴトではない。同じ生きていくなら元気でいたい!それにはやはり「栄養」と「動く」ことが大事!?

昨日動かなかった分だけ今日は外へ出よう。今日も元気で!

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