2012年12月30日日曜日

「人生の貸借対照表」

まるで梅雨のように一日おきに雨が降る。今日の最高気温9度、最低気温6度。陽射しもなく寒く感じる。

毎日ヒトのブログやツイッターを訪問する。さすがに新年を迎える準備のためか、ツイートするヒトも少ない。それでも今朝、あるヒトのツイッターを見ると、母親がおれおれ詐欺にあったヒトのブログをツイートしている。

それを見るとかなり巧妙な手口で母親は騙されている。そしてその被害者の息子は自身のブログの最後にこう書いて犯人に問いかける。

「人生の貸借対照表は、ちゃんとバランスよくできているんですよ。」。

この言葉は犯人だけでなく誰にでも当てはまる。いいことばかりがあるヒトもいないし、悪いことばかりのヒトもいない。どのヒトも皆どこかで人生の帳尻は合うようになっている。

だからこそ、どんな状況に合っても楽しく過ごす方がいい!

今年一年、よく遊んだ。とはいっても、真面目によく学びもした。

遊びに付き合ってもらったヒトに感謝しつつ、新しい年もいい年でありますように、と願う。

一年一年、年老いていく。しかし、人生で一番若い日は今日である。だからこそ、老いに逆行して、来年も学んで遊んで楽しく過ごそう。そう、元気よく毎日を!

今夜は友を誘って本年最後の夕食会。
年末年始、しばらくブログはお休みします。来年もいい年にしましょう!

2012年12月29日土曜日

年の瀬に

朝から陽射しがまぶしい!最高気温13度、最低気温4度と久々に暖かくなりそう。

昨日は一日雨が降る。それでも一歩くらい外へ出ようとして玄関を開けると近所の人に出会う。その人と連れ立って、投書の葉書を出しに外に出る。

その人は、会うたびに「独りでいいね」という。昨日もいわれてしまった。言う人は「褒め言葉」と思って話している!?

モノゴトにはナニゴトも両面がある。独りがいいともいえないし、悪いともいえない。ただいえることは、決して独りは望んだ結果ではないということ。だからといって、ヒトはいつまでも同じ状態にあるとは限らない。また、明日は何が起こるかわからない。

今日はこれから自転車に乗って隣町まで買い物に行こう。元気を出して、さあ出陣!

以下はいつものように読んだ本の私的メモとして記そう!

『古典力』(齋藤孝 岩波書店、2012年)を読んだ。筆者の本は文章を書く上で参考になる。本の構成は3章からなっている。第3章は主に古典の名著50冊を取り上げて紹介している。ここでは、それは省略し、第1章、2章から気になるところを拾い集める。

「自分の感想だけでなく、引用文を入れることでプレゼンテーションの質が高まる。その本が具体的にわかると同時に、その一文を引用として選んだところに引用者の個性も表現される。」(12p)

「引用文があると、たとえ紹介するプレゼンテーション全体の質が高くなくとも、『少なくとも名著の印象的な一文に出会えてよかった』と思えてもらえる。」(13p)

「引用力を高めると、読書感想文も書きやすくなる。先ず引用したい文を三つ(三ヶ所)ほど選ぶ。・・・引用文を選ぶときには、論理というより感覚で選ぶ方が、自分自身にとっても『気づき』のある感想文となりやすい。『なぜこのバラバラに見える三つの文を自分は選んだのだろうか』と、自分の内側を探っていくと、感想は深まる。」(14p)

「引用をつねに意識し習慣化すると、客観的な内容把握力と主観的なセンスの両方を相乗的に高めることができる。」(14p)

「重要なところを選ぶ読解力と自分の好みで自由に選ぶ感性を、ニ本の線路を走る二つの列車のように並行的に鋭敏にすることが、引用力のめざすところである。」(15p)

「力を高める具体的なコツは、少しでも自分のアンテナが反応したら、そのページの下の端を折ること。」(15p)

「気にいった文はすぐに人に話す。話すと記憶に残りやすい。話をすると自然の自分なりの文脈にその引用文を組み込むことになる、いっそう記憶に残り、その後何度でも引用可能なストックになる。ブログなどに引用するのもいい。他の人にとっても親切な上に、引用者にとっても知的資源となる。」(15p)

「引用なくして読書なし。引用力なくして古典力なし。こう覚悟するだけで、読みが深まる.。」(16p)

「自分に突き刺きさってくる断片を発見する力と、自分の経験に引き寄せて読む習慣はつながっている。古典の読者のうち学者はごく一部であり、ほとんどの人は古典研究ではない仕事をし、自分自身の人生を生きている。その人ごとに経験世界がある。古典の存在がなくても人生は進んでいくだろう。しかし、古典を経験世界に結びつける習慣があれば,経験の意味が豊かになり、決断に覚悟が生まれもする。時空を隔てているからこそ、共感に驚嘆の念が加わり、心の支えにもなる。」(26p)

「自己を限定する技術は、ふところの深い古典との出会いを通して磨かれる。古典を鏡として『自分に何ができるのだろうか』と自問することで、自分の道が見えてくる。この自己発見のプロセスが、古典力の醍醐味である。」(79p)

2012年12月28日金曜日

雨の一日

今朝は雨。今日の最高気温9度、最低気温2度で雨の予想。だが降る雨も止みそうにない。

今日は今年最後のプールの開館日。泳ぎ収めに行こうと思った。だが生憎の雨。泳ぎは来年までお預けとなりそう。

今朝は雨も降っていて起床時間が遅い。朝食を終えてメールをチェックすると「・・・元気やな~~エネルギーいただきました。・・・なんだかお友達と楽しそうな時間が想像できます。・・・」の受信メールが届く。

もらった人のブログを毎日訪問している。いつ休んでいるのだろうと思えるほど忙しさが伝わるブログ。だが、それも「まあ好きな人と仕事しているのだから、幸せです。」とある。何と素晴らしい!だから忙しくてもお元気なのだろう。

毎日、ちょろちょろと動き回っている。ブログから「元気」な様子が伝わるのだろうか、そうメールに書いてくださる。本当にありがたい!もっと元気を出して毎日楽しく過ごそう!メールをもらって、さらに元気が倍増する。ありがとうございます!

元気といえば海外旅行がある。昨日一緒だった人も3月に海外へ行くと話していた。2月に海外旅行を予定している。

今朝の新聞を見ると「シニアの海外旅行」「安全を最優先に保険加入は必須」と旅のプロがアドバイスしている。10年前まではゴールドカードに付帯する保険だけで、わざわざ海外旅行保険をかけたことはなかった。だが、仕事をやめてそのカードを解約。

昨年と今年春までの旅行では保険会社の保険をかける。そして9月の旅行からは旅行会社のクレジットカードの付帯保険に不足分を加えて使用する。不足分はプラスαで格安の保険をつける仕組みになっている。これは便利。

そして今朝の新聞には「ウイルス感染症猛威 予防の心得」として「免疫力高める生活を」「ビタミンD摂取」「『大笑い』も効果」とある。

この中のビタミンD。これは太陽を浴びて摂取可能。だから、午前中に自転車に乗って買い物に行くよう心掛ける。別に自転車でなくてもいい。だが、朝の太陽を浴びるとビタミンDの摂取だけでなく、よく眠られるという。そのため、一日に一度はなるべく午前中に家から外に飛び出すようにしている。

だが今日は生憎の雨。泳ぎにも行けず、自転車にも乗れない。仕方なく今日は一日家の中で遊び三昧!さてさて何を・・・。

雨を嘆かず、今日も一日元気を出そう!

2012年12月27日木曜日

ホテル・ライフ

昨日から先ほどまで友だちと一緒にホテルライフを楽しむ。真っ青い空と海を眺めながら年末のひと時をゆっくりとホテルで過ごす。自分で食事を作らず、用意されたものをいただく。何と幸せなことといいながら美味しいものを食べる。夕飯は海に面したホテルらしく牡蠣料理も多い。

我が家に到着してドアホンのモニターをみると、昨日、姪が子どもたちを連れて訪れている。折角の訪問で留守にした。申し訳ない。先ほど、再度来るようにと電話する。

今日は最高気温8度、最低気温マイナス1度で思ったより暖かい。チェックイン2時、チェックアウト12時。何と22時間ホテルに滞在。ちょっとした旅行気分が味わえる。ホテル内は子供連れの家族で一杯。その中に混じって女性二人がいる。

この時期、働いていた頃は大変だったね、と互いに話す。そして来年も「よい年にしよう!」といいながら、「よい年とは?」、と尋ねる。すると「健康で普通の生活が出来ることと」と同行者は言う。

それを聞いて、妙に納得する。何も取り立てていいこともなく、毎日、何の変化もなく平凡に暮らせたらそれで由。その底辺には元気が一番!

女性暇人2人はホテル滞在中、遊ぶ計画に花が咲く。自由気ままに遊べることも元気であればこそ。

宿泊したホテルを出ると広島駅行きのバスに乗る。終点で降りて、新幹線口のホテルでティータイム。そこでしばし雑談。女2人、本当によくしゃべる。

来年も可能な限り、外に飛び出そう。それが今のささやかな来年の希望!元気を出して!

2012年12月26日水曜日

英気を養おう!

毎朝、新聞で今日の最高、最低気温を見る。今日はそれぞれ8度と0度。寒い!

夏は暑く冬は寒いは当然のことだけど寒いのは嫌だ。嫌、といえば一年のうちでクリスマス前から年始にかけての季節が好きでない。何と表現したらいいのだろう。淋しい!

だが、寒さの中、嫌がらずに元気なものもある。それは我が家の玄関に置いている植木鉢の花。「におい桜」「シャコバサボテン」「シクラメン」など元気なつぼみを付け、花を咲かせようとしている。

この3つの花は買ってきて以降、再度、花を咲かせる。毎日大事に育てているこれらの花。シャコバサボテンはもう10数年咲き続ける。シクラメンはいつも買ってきたその年だけで越年ははじめて。におい桜は、ブログ「敏々日記」を始めた2年弱前、芳香を放って見事に咲いていた。だがその後、2年間も咲かずにいた。ところが今年はつぼみも大きくなり、新春には花を咲かせそう。

におい桜は母の亡くなるときも咲いていた。いつまでも大事に育てよう!

昨夕は、近所の姉弟から頼まれてパソコンの出前出張(?)をする。人に教えてあげるほどパソコンに強くはない。だが、わかる範囲で教えてあげる。年賀状の裏面を作って欲しいといわれる。

子どものころ、その人の家で遊んだこともある。だが、大人になってはじめて家に入る。家も建て替えられて綺麗になっている。パソコンは2台あった。大きなモニターのパソコンを見ると年賀状ソフトは入っていない。郵便会社のHPからできるとその人が言うのでその画面を立ち上げる。

ある程度のところまで教えてあげて、後はティータイム。3人で雑談をして分かれた。

考えてみると、これまで人に教わることはあっても、人に教えてあげることはなかった。これからは、わかることであれば人に教えてあげよう。

今日と明日、友だちと前から予定していたホテルライフを満喫しに出かける。市内の海の見えるホテルで美味しいものを食べ、飲んで、しゃべって楽しもう!そして、新しい年を迎える英気を養おう!

淋しさばかりを嘆かず、元気を出さなくては・・・。さあ今日も張り切って!頑張れ!英気を養って来年は今一歩を踏み出そう!

2012年12月25日火曜日

クリスマス・ソング

今日も寒い!天気予報では最高気温8度、最低気温マイナス2度で寒いはず。

今日はクリスマス!日本のキリスト教徒は1%。だが、クリスマスは特別な日だろうか。ラジオもメディアもクリスマス、クリスマス・・・。
数人のツイッターを訪問すると、2名がクリスマスにまつわる動画をツイートしている。それは♪Jisas Yu Holem Hand Blom Mi♪Feliz Navidad♪。

後者はスペイン語だと思い、辞書を引くとやはりそうだった。”Feliz Navidad!”(フェリス・ナビダッド)は「メリー・クリスマス!」の意。関東にフェリス女学院大学がある。きっとこれと関係があるのだろう。

そういえば、今年最後の講義の日、先生にこう教えてもらった。

¡ Feliz Navidad y Próspero Año Nueve !”(メリークリスマス&栄ある新年を!)。

昨夜は友人を誘って一緒に夕飯を食べる。出かけたお店は相変わらずお客が多い。美味しいものを食べた後の帰りの寒いこと、寒いこと。

今年もあとわずかとなる。今朝の新聞投書欄にこの一年間、毎日、コラムを書き写したとの記事がある。コラムではないが、このブログもこの1年間は今日を含めて343回の投稿。年末年始と、海外旅行を除いて毎日投稿している。

習っているものも休みに入り、ブログ投稿も今日から年始まで止そうと思った。だが、今朝の新聞を読んで少し気が変わる。アップできる間は続けよう、と。

さあ、今日も元気を出して!家を片づけよう、頑張って!

2012年12月24日月曜日

嗚呼、クリスマス!

今日は特別に寒い!先ほどまで雪が降っていた。天気予報によると、今日の最高気温4度、最低気温マイナス1度。このまま雪が降ればホワイトクリスマス!?

先ほど郵便物を取りに外に出ると、フルートの先生からのクリスマスプレゼント(?)の楽譜が届く。曲名はモーツアルト作曲「フルートとハープのための協奏曲 KV299 アンダンテ」で新年早々のレッスン曲となる。早速YOU TUBEで聞くときれいな曲だった。

〇〇先生 クリスマスに相応しい素敵な曲のプレゼント、ありがとうございます!「この曲が吹けるようになる!」と思うと大きな励みになります!頑張ります!

雪といえば先ほど、会員NO.4さん(何の会員!?)からメールにてクリスマス・メッセージを受取る。

今の季節は一年中で一番好きでない!弱音を含んだメールのクリスマス・カードを返信する。もらったメールには「雪結晶」「理想と現実は違うというクリスマスの朝・・・(サンタ)」「会員NO.4の天然の〇子」など、詩人を思わせる楽しい話題が一杯。一気に元気を取り戻す。

〇子ちゃん、これからブログにアップする際は会員NO. 4さんに勝手にさせていただきます。そして今朝は、ありがとう!元気を出します!

元気といえば、昨日も元気を出して泳いできた。3連休の真ん中のため親子連れもいたり、と久しぶりプールは賑わっている。お蔭(?)で、互いに背泳ぎで進んでいてぶつかる。背泳ぎは前が見えない。人の頭が当たったと思ってすぐに相手の手をつかんで立ち上がる。

横を振り向くとプールサイドで監視員が2人を見ている。何か起きた?と思ったのだろう。水の中なので衝撃は少なくて大丈夫だった。

だが、男の人とぶつかったならば少しは痛かったかもしれない。背泳ぎはぶつかるのが怖い!

ぶつかった相手の人は更衣室で着替える時、話をした人。優しい人でよかった。

今夜は友だちを誘って夕飯を食べに行こう!さあ今日も一日元気を出して・・・。今日の行動開始!

2012年12月23日日曜日

昨日のコト

今朝はよく眠った。起きると窓から陽射しもさしている。暖かくなりそうだ。

昨日は朝からウオッシュレットと格闘する。部屋のエアコン、電子レンジ、電気ストーブ、トースター、湯沸しのTfalなど電気器具を一度に使用していた。トイレを出るとき水が出ない。年末になって・・・と不安が頭を掠める。

数年前のこの頃、エアコンの室外機が故障した。購入してまだ5年も経っていない。購入先へ電話してすぐに室外機を交換してもらった。あと何日かするとお正月休みになるところだった。

そのことがあったので昨日も慌てる。センサーの電池切れと思って新しいものと取り替える。だが作動しない。困った!と思って辺りを見回して、ブレーカーに気づく。1箇所のブレーカーが下りている。それを上げると便座も作動した。

ひとりで暮らしていると、何ができない、これができないといっておれない。便利屋のように何でもしなくてはいけない。ひとたび停電にでもなると、電化製品のすべてを設定しなおす。お風呂もトイレも何もかも利用できなくなる。

いつの日か、頭の働きが鈍ってきたならばどうなるのだろう。便利さの中にひそむこれらの不便さ。それを一番に感じる。

午後からは、狭い庭に出て花が散った菊を根元から切る。そのゴミは大きなナイロン袋一杯になる。その時、電力の検針の人がやって来た。今年は寒いのだろう。昨年よりも料金が高い。検針の人も「測りながら怖くなります」という。

1万4千円だった。一人になってから最高額。なんといっても母がいるときはこの季節月3万円以上もあった。そう思えば少ない!?とはいっても都市ガス代は毎月、900円前後。ただ料理に使うだけで安い!

他にも昨日は『君たちは進化できるか』(長沼毅 廣済堂書店、2012年)を読む。この中から何箇所かメモしよう。

「第5章人類は進化の失敗作」の中から「引きこもりがちな文明の例外のひとつが、人間の好奇心です。僕はそこに、創造性の根源があると思います。・・・たとえば、空の雲を見て『不思議だな』と感じるのが,創造性の本質です。そこに切磋琢磨は関係ない。人間の好奇心は、闘争性とも協調性とも無関係なものです。本来引きこもりがちな文明という殻のなかには、好奇心がやたらに旺盛なちょっと変わった人たちがいます。そういう人たちは、文明の維持や発展にはあまり寄与しません。けれどもおもしろい話をしてくれるとか、ときどき役に立つものを発見してくれるとか、何らかの取り柄があるはずです。・・・ガリレオは好奇心のおもむくまま空を眺め続け、地動説を裏づける発見を重ねていったのです。」(152p)

「深海も砂漠も火山も、行く前には単純に現場に身をおいてみたい思って出かけたのです。もし僕が生きているうちに月に行ける機会ができたら、もちろん行きたいです。僕は、人間の限られた資源の使い方に対する見解としては、先ほど述べたとおり、有人探査には懐疑的です。でも一研究者の好奇心としてはやはり行ってみたい。月に行って生物のいない感じを実感したいです。」(156p)

「第6章人類が進化するとき」の中では、「僕は、われわれから生まれてきてほしい新人類種の名前を考えました。『ホモ・パックス』。ローマ帝国での平和の時代『パックス・ロマーナ(Pax・Romana)』でいう『パックス』、すなわち『平和』からとった『平和を愛する人類』という意味です。」(183-184p)

「生命の謎を怖れる必要はありません。その先にはもっとすばらしい世界が広がっているはずなのですから。」(187p)

今のところ雨の心配はなさそう。これから軽く食事をして泳ぎに行こう。さあ今日も元気で!

2012年12月22日土曜日

フルート忘年会

今日は最高気温12度、最低気温7度の予報で暖かくなりそう。先ほど久しぶりにベランダに上がって洗濯物を干す。だが吹く風は冷たい。

昨夜はフルートの忘年会。雨の中、街中へ向かう。JRも市内電車も超満員。三越前の電停で降りる。立っている足の置き場がないほど込んでいた。

その様子を見て、不景気は全く感じない。これも現役を離れているから言える言葉だろうか。

昨日の講義終了後、先生はまだ20歳前の学生に向かって「休みの期間中、飲み過ぎないようにしてください」と話される。言いながら「これは僕のことか?」とつぶやいて・・・。

その話もどこかへ消えたかのように、昨夜はよく飲み、よく食べ、よく笑った。女子会耐久レースに匹敵するほど長時間の楽しい忘年会だった。

ビールの乾杯で始まったフルートの忙年会。その後は赤ワイン、白ワインを飲む。2次会は帰宅組みを除いた5人でアマチュア落語家のお店に行く。今月、10数年ぶりにお店を再開。そのスタンドには先客が1人いた。店主も客もほとんどが知り合いで、打ち解けた雰囲気のお店だった。

このスタンド、今ではどういう呼び名かと店主に聞くと広島ではやはり「スタンド」だという。始めに出される水割り。ビールやワインは美味さが少しはわかる。だが水割りはわからない。スタンドでは何故か水割りがよくでる!?

話の中で先生と知人は来年2月オペラ「メイストーフォレ(悪魔)」に出ると聞く。先生は演奏で知人は歌?

この原作はゲーテの「ファウスト」。もらったチラシをみると「男は悪魔と魂を賭けた契約を結んだ より人間らしく生きるために・・・」とある。

また、アマチュア落語家さんからは同じく2月に行われるチャリティー落語会のチラシをもらう。

2月は予定を2件入れている。参加したいけど日程はどうなんだろう。

それにしても昨夜は遅くまでよく遊んだ。帰りのタクシーが拾えず大変だった。どうにか乗って我が家に到着。今朝の起床は遅い。

こんな日は一日のリズムが狂う。プールは明日行くことにして、今から自転車に乗ってさあ出陣。今日も元気で!

2012年12月21日金曜日

今年の講義を終えて

今日の最高気温7度、最低気温3度。先ほどから雨も降り出し、寒い一日となりそうだ。

2コマ目の講義を終えて帰宅。講義終了後、先生から「〇〇さんはお正月、スペインヘ行かれますか?」と尋ねられる。「スペイン語が話せるようになってから行きます・・・」といえばいいモノをポカン、としていた。すると「別にお正月に行かなくてもいいですよね」と先生は話される。それを聞いて笑いながら咄嗟に「先生、HPを更新してください!」といってしまった。「忙しくて出来ないんですよ。もしかして閉鎖になるかも・・・。更新は大変なんですよね。」と先生。

さらに「旅行の模様を見たいんです!」というと、「見たい人もいるだろうなあ・・・」と教室を見渡して話される。

先生とのちょっとしたこういう会話。だが何歳になっても生徒なのだろう、嬉しかった!来春もこの先生の講義を受けよう!

その後、若い学生と教室を後にしながら「2年生になってもスペイン語を受講する?」と聞いてみた。すると彼女は「受けてもいい!」という。習い始めた頃、彼女に愚痴ったことがあるのだろう。「はじめの頃、手こずった、と話されていたでしょ?」と聞かれる。

愚痴ったモノは全く記憶にない。ただ、入学手続きや教室がわかりにくかったことを話したことがある。そのことかも知れない。だが来春はそれも大丈夫!

彼女と別れて、バスの時間まで図書館に寄る。4冊本を借りた。

明日から正月明けの8日まで20日間弱、休みがある。今日、1月末の火曜日が期末のテスト日と聞いた。2月には予定がいろいろとある。この日付を聞いて予定通りモノゴトがすすめそうで一安心。

年末年始、まだ遊ぶ予定も残っている。それでも、休みは気を緩めず、本を読んで、スペイン語をまとめておこう。

昨夜、NHKの「ゆうどきネット」で伊集院静が出ていた。伊集院は最近『別れる力』を出版している。昨夜もそれに当てはめた話題だった。今朝朝刊を見ると20センチ四方の大きさでその本の新聞広告が載っている。

それには、こう書いてある。

「人は別れる。そして本物の大人になる。」
「二十歳の時、十六歳の弟を喪くした。
三十五歳の時、愛する妻を喪くした。
理不尽な別れに神を呪ったこともある。
酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。
だが、いまならわかる。
出会えば必ず別れはやってくる。
それでも出会ったことが、
生きてきた証であるならば、
別れることも生きた証なのだろう、と。」

最初のヒトとの「別れ」は同い年の従弟だった。中学1年の体育の授業でバスケットのドリブルの練習中に、クラスメートと衝突して亡くなった。初めてヒトの死を知った。学校葬で親族の一人として生まれて初めてそういう式に参列した。その後の大きな「別れ」は父母のときである。

筆者のような酒に溺れたり、無気力な日々を過ごさなかった。だけど、それとは反対に、ガムシャラに淋しさを跳ね除けようと動いていた。その淋しさは経験して初めてわかること。ヒトとの「別れ」は筆者のいうように「いまならわかる」。この本もいつか読もう!

湿った話はこれくらいにして来年はもっと明るく元気に過ごそう!そしてスペイン語圏の旅行も視野に入れて・・・。

そう、今夜はフルートの忘年会。楽しい会にしよう!

2012年12月20日木曜日

旅の話

今朝は窓から陽射しも入り、暖かくなりそう。天気予報によると最高気温10度、最低気温3度。

昨夜は、友だちに誘われて3人で夕食会。うち1人は友だちの知り合いで初対面のヒト。友だちによると、その人は最近スペイン旅行から帰ってきたという。そのため、スペインへ行ったことがあるヒトと話がしたい、ということで今回会うことになった。

スペイン、と一口にいっても国が広い。サグラダ・ファミリアはツアーで訪れるところなのか、そこは互いに訪問している。だが、他の訪問地域は違っていた。

話をしていて、何と初対面のヒトは国内のバスツアーに年間40回ほど参加している。これには驚く。だがそのペースは1週間に1回で2回はしないらしい。

さらに驚くことは利用する旅行社は1社のみで頭に新聞社の名を冠している。

1年間を7で割ると約50週ある。そう思うと40回は毎週1度くらいの割で出かけていることになる。余程の旅好きだろう。それもバスツアーで!?

1ヶ月前、2度ほど日帰りのバスツアーを経験した。そのとき、目的地まで連れて行ってくれるところに魅力を感じた。だが観光地を廻る国内ツアーは今一歩?そうはいっても海外は独りで自由に観光する勇気がないのでツアーに参加している。

昨夜会った人もそれぞれ自分のやり方で旅を楽しんでいる。家に引きこもらず、外に出て旅をする、これはこれでいいことだ。そして人と会って飲んで、食べて、旅の話をするのもまた楽しい!

友だちからお土産をいただく。ありがとうございました!また楽しいひと時を過ごすことができました!そして初対面なのにご馳走になりました!

友だちは2月は寒いので旅に出ず、4月は別の友だちとアユタヤ遺跡方面に出かけると話す。アユタヤはまだ出かけていない。だが、タイへは何度か出かけている。他の国への通過地点として・・・。

昨夜の広島駅付近のお店は仕事帰りの忘年会客で溢れている。一瞬ここはどこ?と思わせる店作り。大手スーパー閉店後、飲食店街が軒を連ねる。初めてその店に入った。

今朝は、遅い起床となる。朝食後、電話がなる。ディスプレイを見ると知らない番号。無愛想に電話に出ると「機嫌が悪い声ね!」といわれる。「今起きたので・・・」と言い訳をして話を聞く。

毎日のように外に出ている。あまり気の進まない話だったので自粛する意味もあって、その誘いに乗らずに電話を切る。

今日はこれから自転車でスーパーへ行き、その後は家でゆっくりしよう。今日も元気で!

2012年12月19日水曜日

メディアを賑わす話題

窓から陽は差し込むものの、今朝も寒い。今日の天気予報は最高気温7度、最低気温2度。寒さに負けず、今日も元気で!何といっても今年もあとわずかだ。

毎日取り留めもなく書いているブログ。これも今年末で丸3年半になる。「根気」はある方だが、さてさていつまで続くやら・・・。

ブログはヒトとのつながりはわかりにくい。だが、毎日見ているヒトのツイッターはヒトとのつながりがよくわかる。数人のヒトのツイッターのフォローを見ると、互いにフォローに名を連ねている。

フォローでもフォロワーでもない。ただ訪問させてもらうだけのモノだが、その人たちのツイートを通して世の中の動きがわかってくる。今のところ大学の先生のツイッターが多い。

世間の狭いモノからすれば、その人たちのツイッターは今年の大きな収穫。元はといえば今年半ばに長沼氏の講演記事を新聞で読み、講演を聞いたことに始まる。それからその人のブログやツイッターを見るようになった。

たまたま見た新聞記事。それがきっかけで世の中がどんどん広がっていく。来年はどんなことに興味を抱くようになるのやら、それも楽しみ。

昨日は大学の講義を終えてフルートのレッスンに出かける。前のレッスンのヒトが休みらしく、早めに到着したので、先生の来られるまで練習をする。

今年最後のレッスン。さらう曲もどうにか終えて、新年からは新たな曲に入る。その曲は忘年会で教えてもらう予定。終えた曲は難しい曲だった。だが、習い終えてその曲を吹かずにいると吹けなくなる。いい曲なので時々は吹くようにしよう。

今朝新聞を見ると2日後の2012年12月21日、中国で終末論を説く宗派の全能神が拡大し、共産党が危機感を抱いている。中国国内のキリスト教徒は政府非公認の地下教徒も含めて1億3千万人。その数字は共産党員の8300万人を超えている。またこの数値は日本の全人口に匹敵する。

全能神をキリスト教系の邪道と共産党は決め付ける。だがその信者は中国の全人口からすれば1割弱にあたる。ちなみに日本のキリスト教徒は全人口の1%。130万?

この巨大な集団の「終末論の流布」に共産党が怖れるのもうなづける。日本でいえば東京を含めた近郊全部が日本政府に対して反旗を翻すようなものだから。

さらに中国といえば日本人として中国で一番有名人とされる加藤嘉一の学歴詐称の話題が『Newsweek』日本語版で取り上げられ、メディアを賑わしている。ヒトのツイッターを見て、web上でその内容を読んだ。

加藤氏は夏に大学で講演を聞いたヒト。這い上がれば必ず落とすヒトが出てくる。それともその這い上がり方がいけないのだろうか。その批判者は新宿歌舞伎町在住の中国人李氏。

いずれにしても、ブログでも何でもそうだけど真実を書かないといけない!?

2012年12月18日火曜日

自分を信じて!

今日は最高気温9度、最低気温度6度の天気予報。最高気温が一ケタ台で落ち着きだすといよいよ寒さも本格化?

衆議院選挙も終わった。最高齢の埼玉12区の94歳の立候補者をみると、残念ながら供託金没収の憂き目に・・・。何と気の毒、ああ300万円!

昨夜は夕飯を食べようとすると幼馴染から携帯がなる。近くのお店で、中学時代の同級生女性3名で食事中という。他の2人からの来るようにとの伝言だった。

中学を卒業後、何十年も経っている。幼馴染はその人たちとたまに会っている。歩いて行けるところなので着替えもせずそのまま出かける。

会った瞬間、全く誰だかわからない。2人ともなんと20キロも太ったという。ヒトはこのくらい太ると形相もかわる。もうびっくり。体重に関しては中学時代からほとんど変化なし。

幼馴染以外はソフトボールの選手で県大会まで試合に出ているつわもの。昨夜もその話を聞く。だが肥えていてその面影もない。それでも当時は短距離はなんと100メートル、15秒台と自慢する。

肝っ玉かあさんを思わせる。だがすでに食べていた3人は皆、50代で旦那と死別。

話をしていると、ここでも中学時代「おとなしかった」が出てくる。また言われてしまった!と思いながら話をする。もしも今やっていることを話したら、それこそ何をいわれることやら・・・。自分自身の話はせずただ聴くばかり。

いつまでも中学時代のままならば何の進歩もないのと同じ。生きていく方向性が異なるヒトとの話は難しい。

今日は火曜日。忙しい1日が始まる。それこそ、今日の行動は話題に出来ない。それも淋しい話だが・・・。

ヒトにどう思われようと我が道を行く。自分を信じて。そう、94歳の立候補者のように。今日もさあ元気を出して!今週が一番忙しい週になる?

2012年12月17日月曜日

「楽しもう!」

晴れの日は続かず、今朝はまた雨。

晴れ間の昨日は選挙に出かけ、投票した後はプールに行く。中に入ると相変わらず人はいない。泳いでいるのは2人だけ。その中に混じって泳ぐ。各自、まるでそのコースは自分のものといわんばかりに我が物顔で泳ぐ。周りにいるのは上から横から監視する監視員の人たち。

昨日もクロールと背泳ぎで1キロ泳ぐ。外気が暖かいためか、水温も暖かく感じる。泳いだ後はいつもの如く鼻水と格闘しながらもよく眠る。

昨夕、夕飯の仕度をしているとドアホンがなる。郵パックにお歳暮とある。中を見ると新潟のホテルの銘菓だった。すぐに贈ってくれた人に電話でお礼をいう。贈り主は米子の友だち。いつも山陰に行くたびその人の家に泊めてもらう。

友だちは日本最大手の電機メーカーに勤務していた。だが、10年くらい前リストラの憂き目にあい、現在は公民館に勤務している。しばらく勤めたらそこもやめると話す。辞めたらもっともっと一緒に遊ぼうと話す。それにしても優しい人。本来ならば私のほうが送らねばならないのに・・・。

今朝は一日早い母の月命日。明日、姉夫妻は元の職場の仲間たちと夫婦連れで泊りがけの忘年会らしい。私も明日は忙しい火曜日。互いに都合がつかず今朝の墓参りとなった。

姉に先日ドコモでもらったディズニーのカレンダーの話をした。今朝、姪はそれを受取りに我が家にやって来た。手にはディズニーのお土産をもって・・・。ありがたくそれをいただく。一番下のチビが風邪気味らしく来る前に病院へ行ったという。とはいってもチビは元気、元気。

義兄の車に乗って5人で墓参りをする。小雨の中、お参りする人はいない。チビは姉夫妻の墓掃除のやり方をまねて同じようにする。

墓参りを終えるとお昼を食べに行く。そこでは楽しかったディズニーの話を聞く。4歳のチビはカメラで写した写真を皆に見せながら楽しそうに話す。

3泊4日のディズニーリゾート滞在。小学校の先生は学校を休ませて何も言わないのかと姪に聞くと何もいわないらしい。また2年後に再度遊びに行きたいと姪は話す。

チビもディズニーのことをまだ覚えているようで楽しく話す。そして食事を終える頃に発したチビの言葉が可笑しい。「楽しもう!」。大人4人それを聞いて大笑い。

今朝来たチビは絵を描きたいという。筆記用具の色鉛筆を探していると、お絵かき帳が出てきた。開けてみると、母が亡くなる20日前で入院して2日後の日付で絵が描いてある。そこには母の3人のひ孫たちが「大きいばあちゃん、早く元気になって・・・」と絵と文を書いている。

それを見て、今朝の姪は入院先に子どもを連れて行っていないという。だから、我が家で書いたのだろう。

その頃のことを全く覚えていない。入院時、母の娘たち、孫たち、ひ孫たちは我が家に集合した。その時にひ孫たちが遊びながら書いたのだろう。

あれから年が明けると丸2年になる。今年一年、何かあると母を思いだしては涙ぐむ日々もあった。だが、来年はメソメソせず、もっとしっかりして毎日を過ごそう!そして今朝の4歳のチビがいうように毎日を「楽しもう!」。

2012年12月16日日曜日

『Googleの正体』

久しぶり窓の外から陽がさしている。今日も元気で行こう、と思わず気合が入る。今日は衆議院選挙の日。もう少しすると泳ぎに出かける。その前に選挙に行こう。

昨夜はわかちゃんと呉のイルミネーションを見に行く予定にしていた。だが生憎の雨。急遽、一緒に夕飯を食べに行く。出かけた先は、自宅最寄り駅近くにあり、前回一緒に行ってよかったお店。そこでいつもの如く飲んで、食べて、しゃべってと忙しい。土曜日なのに(土曜日だからこそ?)お客は多い。それもどんどんやって来る。

忘年会の人もいるのだろうか。店の半分は貸切のようだった。ビル2階にある、そのお店は広くて綺麗。

今日は忘年会のリハーサル?とわかちゃんにいうと、本番までまだまだとわかちゃん。家の近くに気軽に一緒に出かける人がいる。今年一年、わかちゃんとよく遊んだ。

わかちゃんとは幼稚園から中学まで一緒だった。だが、同じクラスになったのは中学1年のときだけ。それ以来ほとんど会うこともなかった。それが母が亡くなった昨年2月、我が家の前を歩くわかちゃんに声をかける。まるで母がわかちゃんを引き合わせてくれたかのように。それ以来、わかちゃんと遊ぶようになった。何が幸いするかわからない。

先日図書館で借りてきた『Google の正体』(牧野武文 毎日コミュニケーションズ、2010年)を読んだ。Googleでブログを投稿し、検索サイトもGoogleでしている。そのGoogle、どうやって収益を上げるのか気になっていた。

Googleといって思い出す。10年前まで、アジアを学ぶ勉強会に長く通っていた。ある年、ゼミ担当の先生からGoogleの素晴らしさを教えてもらう。その先生は東大で航空工学を学ばれ、某電機メーカーのアメリカへ勤務後、大学の教師となる。

当時はYahoo全盛時代。それがGoogleのよさを話される。どのようによいか、ここに思い出せない。ただ素晴らしいということだけ記憶している。

何とそのGoogle、売り上げは2兆円で、日本のテレビ広告費1兆9000億円を超えて、日本の全インターネット広告費の3倍強であるという。その広告も派手でなく、画面右上にある3行ほどの控えめな広告。それで2兆円を売り上げる。(はじめに)

この3行広告は「グーグルの収入の源泉はアドワーズ広告といわれる三行広告だ。・・・利用者がこれをクリックして、広告主のサイトを見ると、グーグルに数十セントから1ドル程度の広告費が広告主から支払われる。」という。(46p)

グーグルの広告のやり方は「グーグルは新しい広告を発明し、なおかつ時代の波にうまく乗ることができたのだ。」(49p)

そしてこの広告主は「近所にあるスーパー、専門店、レストランなどであり、従来は新聞の折込みチラシや屋外の看板広告などを活用していた人たちだ。」(52p)

消費者はこれまでの広告、新聞、雑誌、テレビなど受動視聴だった。だが「消費者は受動的に入ってくる広告を軽視するようになった一方で、自分で能動的に発見した広告を重視するようになっている。」(56p)

広告は「AIDMAモデル」(広告で商品の認知度をあげる一方で、販売網を充実させ、消費者がどこで購入したらいいかがすぐにわかるようにすることが、企業の利益だった)、それが「AISAS」(商品そのものの広告よりも,販売店の広告をする )になり、手間がかからず、自分の意思で商品を選び、購入した感覚をもつことができるという。(63p)

このようなグーグルの検索連動型広告は、市場の要求に沿った広告であるばかりでなく、広告手段が生まれたことによって新たなビジネスドメインを生み出すことに成功した。この新しいビジネス市場の創造がグーグルの売り上げを伸ばしているという。(79p)

グーグルを知ってもらい、利用者を増やさねばならない。そのためにトラフィック(ユーザーアクセス)を購入する契約を結ぶ。(90p)

グーグルに対抗するヤフー。ヤフーは同じ検索サイトであっても日本人の好みではヤフーに軍配が上がるらしい。グーグルは画面が味気ない。その違いは、「ヤフーは広告がちりばめられたディズニーでグーグルはクーポン広告がおいてある街中のインフォメーションスタンドのようなものだ」という。(93p)

グーグルは一人当たりの検索数を増やすにあたりウエブ履歴で広告効率を変えようとしている。(121p)

ほとんど毎日のようにウエブ履歴を削除している。だがいくら自分で削除してもそれはパソコン上だけでグーグルにはすべて履歴は残っているという。何と怖い話。自身のことを一番好く知っているのは自分ではなく、これからグーグルに聞け!となるかも・・・。(122p)

このグーグル検索連動型広告=文脈ターゲティング広告。これは検索結果、ブログ、メールなどの文脈を解析して、その文脈にあった広告を表示する。これにより広告のヒット率が格段に上がる画期的な技術らしい。(126p)

今春、ネット上で2種類の商品を購入した。するとグーグル検索画面に購入したものが現れる。おかしい、と思った。こういう検索連動型広告だったとは・・・、驚いてしまう。

だがこのような行動ターゲティングをはじめるのは大きな壁があるという。個人情報が漏れ、プライバシーの侵害となる。これからグーグルにはこのプライシー問題を如何に解決していくかが成長のポイントとなるらしい。(136p)

グーグルの創業者はラリ・ペイジとサーゲイ・プリンでスタンフォードの大学院生だった1995年意気投合して、1997年学内でグーグルサービスをささやかに始める。(140p)

そして90年代末、検索エンジンビジネスをはじめる。2人はグーグルを成長させるため先に述べたアドワーズ広告を導入。(157p)

「Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」、グーグルの会社概要にそう書いてある。(161p)

筆者はグーグルの今後の課題として次のように述べている。「自分の将来や未来を考えるうえでも、グーグルをウオッチしておくことは重要だ。もし、グーグルが公表している使命を大きく変えたり,ラリーとサーゲイの十字軍創業者がグループから離れることがあったり、グーグルが広告とマーケティングというビジネスと消費者の間という立ち位置から踏み出すことがあるようならば、それは世界の未来に黄信号がともることにほかならない。」。(208p)

2012年12月15日土曜日

いろいろな情報

今朝はいつもと違って暖かい。天気予報によると11月並みの暖かさで最高気温17度、最低気温8度とか。だが陽射しはない。

今朝の地元紙を見ると「じっくり趣味 時を演出」と題してデジタル機器の掲載がある。「好日のレシピ」として「おとなを味わおう」という。

その底辺には若者が駆使して楽しむデジタル機器。だがITの苦手な大人が多い。それを大人が活用するヒントを述べている。中でも大人が始めてみたい人気の趣味に楽器がある。レッスンに向かうコトを億劫に思う大人にネットを利用して楽器の習得をすすめる。

これに関してはあまり気が進まない。ナニゴトを習うにも独学では余程の気力がないと続かない。だがその横に「ネットが誘う俳句世界」では興味をそそられる。

ネットの役割を「俳句への入り口を用意すること」にあるらしい。ネットに投稿して後に協会員になっていく・・・。

来春、俳句か川柳の教室に入ろうと思っている。まだ決定ではない。その前にネットを眺めてみるのもいいかもしれない。

さらに東京の国立情報研究所では電子書籍体験と読書環境を提案する実験室として「e読書ラボ」を紹介している。

タブレットなどで本を読む。先日携帯電話を買い換えるとき店側はしきりにタブレットをすすめた。そして実際にそれを触らせてもらった。もしもパソコンを利用していないなら、すぐにそれを購入したと思う。それほど魅力あるデジタル機器。だが今朝の新聞で、取り上げたデジタル用語はすべて意味がわからず。時代についていっているつもりが全くそうでない!?

それは以下の6点である。

LTE  携帯電話向けの高速通信機器。
EPUB  電子書籍用の規格。
デジタルサイネージ  公共空間で情報を表示する電子看板。     
ビッグデータ  パソコン、スマートフォンなどから発信され、蓄積された電子データ。サイト閲覧や買い物履歴など。
ハッシュタグ  ツイッターで同じテーマの投稿につける目印。
テザリング  パソコンなどの近くに置いてネットに接続するスマートフォンの機能。

今朝は他にも、市の広報誌に体の不調を訴えるヒトの第一位に「腰痛」をあげている。まわりを見渡しても腰が痛いヒトが多い。そのタイトルは「腰に愛を」。

自覚症状ランキングとして他にも4点挙げている。
                2位 肩こり
                3位 鼻がつまる・鼻汁が出る 
                4位 手足の関節が痛む
                5位 せきやたんがでる

この中では3位の鼻汁が出るが当てはまる。特に泳いだ後に出る鼻水。いわれてみれば「鼻水と格闘」するのだから決して楽しいことではない。体の不調といわれればそうだろう。

今朝の市の情報では「腰痛」を中心に取り上げているので、鼻水に関しては何も書いてない。年中、ダラダラと鼻水が出ているわけではない。あまり気にしないようにしよう。

鼻水に負けず、泳ぎは明日行くとしてさて今日は?元気を出して・・・。

2012年12月14日金曜日

来年のカレンダー

先ほど講義を終えて帰宅した。大学の今年の講義も後2回。フルートも来週のレッスンで今年も終わる。

今日も寒い朝だった。それでも最高気温は13度の予想。だが、雨が降り始めるのだろうか、陽は射してこない。

曇り空の下、大学の通称、スペイン広場では、久しぶりに聴く若者の奏でる元気なドラムの音やスピーカーを通して鳴り響くエレキギターのけたたましい音がする。見ていて微笑ましい。

今夜、NHKの夕方のローカルでは、一世を風靡した吉田拓郎などの広島フォーク村をとりあげる。同時代を生きてきたモノとして番組に興味津々。大学の演奏メンバーもフォークソングのサークルだ。それにしても彼らはフォーク村の存在を知っている!?

帰りにバスの時間まで図書館に寄ると、返却期限も正月明けの15日となっている。2冊借りた。

家に着くと広島交響楽団からクリスマスカードが届いていた。団員が割り当てられた個人会員宛に書くのだろう。今年はバスーンのヒトからだった。「素敵なクリスマスを!」とサインと共にバスーンのイラストも書いてある。

バスーンはコントラバスと勝手に思い、団員名簿を見る。だが名前がない。辞書で引くとバスーンはファゴットと同じだった。演奏を聞いているわりに楽器をわかっていない。何とお粗末。次回の定演ではバスーンの演奏者をしっかり観察しよう。

年の瀬も押し詰まると、デパートなどから催し物案内の封書も届く。年末になって特別に買いたいものも無い。むしろ年が明ければバーゲンが始まる。それを待つのも楽しみ。

明日から年賀状の受付が始まる。年賀状を書く季節となってきた。だが、パソコンの賀状ソフトを削除してしまい、新たなソフトに挑戦する。やりながら、数人の名簿が漏れていると気づく。わからなくなった人は年賀状が届いてから書くことにしよう。

今日はこの後、新しいカレンダーに来年の予定を書こう。すべての予定は大きなカレンダーに書き込む。これだと、決して「削除」したり、洗濯機で「洗濯」したりすることもない・・・。

「来年はもっとしっかりしんさいよ!」と自分に気合を入れて新しいカレンダーに書き込もう!

2012年12月13日木曜日

「若者と選挙」の記事から

今朝も寒い。天気予報によると今日の広島の最高気温11度、最低気温1度。日中は少しは暖かくなるのか予想では10度を超えている。だが、朝が冷たい。

朝刊を読むと清水寺で毎年発表される今年一年の世相を「金」の一文字で表している。

「金」はカネ、キンとも読む。オリンピックの金メダルの数やノーベル賞受賞のめでたいキンとお金にまつわるカネ。

いずれにしてもこの「金」、誰も嫌がるヒトはいないだろう。

お金といえば年金もそうである。自分で働いて掛けたものを一定の年齢になってもらいはじめる。今朝の地元紙オピニオン欄に「若者と選挙」の記事掲載がある。それによると、「将来、年金をもらえるとは思っていない。自分で備えるしかない」という意見が市内の私立大生の意見として書いてある。そしてその底辺に、「若い世代ほど、政治に何も期待できないという諦めが広がっているのではないか。」ともある。

先日我が家に短大卒業後勤めた会社の仲間がやって来た。その時、その模様をブログにアップしながら当時のことを思い出す。満30歳でその会社を辞めた。いい会社だったので定年まで勤めることも可能だった。だが、当時の世相に負けて自ら辞める。

会社に辞表を書いたとき満30歳まで2ヶ月ほどあった。辞表提出後、組合の支部長から2ヶ月辞表を延期するよう諭される。辞める頃の昭和50年代、労働組合の活動は盛んだった。社員が辞めるといえば組合が口を挟んでくる。だがその意見は私にとってありがたいことだった。満30歳になれば雇用保険も長くなる。そして末日付けの退職日でなく1日付けで辞めるようにという。そこには年金が絡んでいた。

若い頃、新聞記事掲載にあるように親の庇護の下、年金や金銭に無頓着だった。ところが労働組合支部長は末日付けにするとその月の年金を会社が掛けてくれない。1日付に変更すれば1日違いで前月の年金を会社側が掛けてくれるという。

今思えば、その時そう諭してくれた支部長のお蔭で年金に対する考えも変わってきた。その後しばらく公の機関で臨時職員(アルバイト)として働く。その際、年金を掛けてもらえないところもあった。その時は国民年金とその付加年金をつけて多く掛けた。そして次の会社ではリストラになるまで勤める。その際も、会社側はリストラとはいわず、職種の配置転換を迫った。

「決して自分の口から辞めると言うな」、という母の言葉が頭をかすめる。その瞬間、リストラ、という形にしてもらえれば今すぐに会社を辞めると条件を出した。そうすれば雇用保険もすぐにもらえる。その決断はかなり勇気のいることだった。余りにもすぐに結論を出したため、上司も驚いたのだろう。本社に掛け合ってくれて、それ以降出勤せずに2ヶ月分の有給休暇消化という形をとってくれた。それで気持ちよく会社を去ることができた。

この話を先日幼馴染のわかちゃんにすると、彼女も若い頃、年金のことを考えたコトもなかったという。今、こうして気楽に生活できるのも年金のお蔭。だから、若いヒトも国の政策に無頓着にならず、しっかり選挙に行ってほしい。とはいっても、若者のお蔭で年金をもらっていると思えば申し訳ない。

ブログにアップするようになって、若い頃のことやいろいろなコトを思い出す。振り返るにはまだ早い?それにしてもヒトの話を鵜呑みにして生きている。だが、支部長にしても、またアルバイトを紹介してくれた元の会社仲間も、そしてリストラになるまで勤めた、2度目となる会社を紹介してくれたヒトも、どのヒトも皆、私のことを思って言ってくれた。今となってはそのヒトたちの言葉は本当にありがたい!

そう思えば、これからどんなヒトの言葉に乗って生きていくのだろう!?それもまた楽しみといえば楽しみ・・・。

今日も元気を出して!

2012年12月12日水曜日

”真実の音”

今朝も寒い!今日も朝からエアコンと加湿器の大合奏でにぎやか、にぎやか。

昨日の講義では先日のテストを返してもらう。前回よりもちょっとよくない結果だ。後期の期末テストを重視するとのコト。期末は頑張ろう!

その後はいつもの通りフルートのレッスンに移動する。早めの教室到着。昨日は、前のレッスンの人と急遽入れ替わって早めにレッスンを受ける。

ソノリテとは別に基本的なレッスンも受ける。次回からそのレッスンは右手の小指を使う練習になる。だが小指に力が入らないので早い動きは難しい。その意味でも丁度よい練習になる。

小指はヒトの体の一部。その一部でさえも思うようにできないとフルートも上手く吹けない。

それなのに、今朝はもっと大変なヒトをテレビで見る。

昨日の朝刊でその人の放送があると知った。今朝、朝刊を読むとNHK「あさイチ」の2部で「Jポップを圧倒した交響曲」と掲載がある。すぐにTVをみる。その人は佐村河内守氏。アメリカの「TIME」誌にも「現代のヴェートーベン」と取り上げている。

それもそのはず、1963年に広島市で被爆2世として誕生するも30代で突然聴覚を失う。その人の夢は”交響曲の作曲家”。それなのに耳が全く聞こえない。

子ども時代、英才教育を受けて育つ。耳が聞こえていたとき、ノートに浮かんでくるメロディーをすべて書いて暮らす。だが誰も彼の作る曲を相手にしない。ところが28歳で転機がおとづれる。テレビ番組の音楽作曲の依頼が来るようになる。それは映画、ゲーム音楽である。

さらに35歳で再度チャンス到来。ゲーム音楽からオーケストラの作曲依頼がある。夢が叶う、と思われた頃、全く耳が聞こえなくなる。聞こえるのは耳鳴りのみ。音がなく
て作曲できなくなると思われた頃、五線譜に音の再現を試みる。

その人には絶対音感が残っていた。そう感じるとこれで作曲ができると思い涙が溢れ出たという。その時ゲーム音楽を100曲作曲。そして202名で編成されたオーケストラの25分の作曲を数秒で完成させる。

その曲を大ホールでオーケストラが演奏するのを聴く。だが、本人は聞こえず、ただ惨めで笑えない。それがあって引きこもりとなり、それ以降皆の前から姿を消す。

その後、障害のある子どもたちと触れ合う。その中に12歳の少女がいた。その子は右手がない。だが、義手をつけてヴァイオリンを弾きこなす。その子から励ましのメールを受取ったとき、自身の境遇を受け入れるようになっていく。そして頭に浮かんだメロディーを、これこそが”真実の音”と感じ始める。

その後、200枚(メモしながらTVを見ていたが、数字は怪しい)の譜面を書き、2003年3月、ついに交響曲を完成。

昨年は震災で障害のある孤児などにその曲を演奏して聞かせる。それを聞いた人たちから1ヵ月後、「最も希望をもたらす曲」として多くのメールを受取る。

先日、広島に帰省して被爆地に暮らす障害の子どもたちと遊ぶ。彼は言う。「交響曲を書く夢がついに叶いました」。軌跡の作曲家佐村河内守氏。こうして「交響曲第一番”HIROSHIMA”」は誕生する。

今、全国のCDショップでの売り上げはクラシックなのにJポップの売り上げを抜いて第一位。クラシックファンでなくても買っていく。5万枚の売り上げ達成らしい。

朝から元気の出るいい番組を見た。テレビに出ているコメンテータも涙を流していたけど。見るほうも涙、涙。朝から感動的だった。今朝この人のテレビを見たヒトは皆元気になる!素晴らしい!

幸い今のところ体のどこにも異常なし。どんなヒトも皆頑張っている。見習わなきゃいけない。それにしても寒い!

2012年12月11日火曜日

忘年会シーズン

毎日本当に寒い!今日の予想最高気温8度、最低気温0度。寒いはず。エアコンも加湿器もゴゥオーゴゥオーと音を立ててフル回転。なかなか部屋も暖まらない。

そんな寒い中、昨夜はわかちゃんと夕食会。姉にもらったディナー券でホテル最上階で食事をする。だが月曜日とあってお客は少ない。ディナーといえばイメージとしてワイン。だがわかちゃんはビール党。わかちゃんにあわせてビールで乾杯。ところがそのビール、グラスが細長く高さが25センチくらいある。

暮れるにつれて外の光もイルミネーションで輝きを増す。美味しいものをいただいた後は、下の階でティータイム。年末までにもう一度食事をしようと話すと、その前に呉の蔵元通りのイルミネーションを見に行く話になる。

市内でも百メートル道路一帯はイルミネーションで輝いている。呉もそうだとは知らなかった。帰りのJRの通路に呉のポスターが貼ってある。今週末、早速見に行くことで話は決定。

家に帰ると、友だちからメールが入る。年末までにあといくつか忘年会を予定している。送られて来たメールも遊ぶ話。それも予定に入れよう。

昨年と違って今年の年末は慌しい。まるで淋しさを忘れるかのように今年一年よく動いた。これが本来の姿!?来年もこのまま元気よく突っ走ろう!

昨日は久しぶりに日通旅行からパンフが届く。随分前海南島の参加を申し込むと人数が足りず催行不能。それ以来、一度も利用していない。だがパンフを見るとまだ行ったことが無い東欧、中欧の掲載がある。いつかその辺りも出かけよう。

今年の総括はまだ早い!?昨年のあの淋しい気持の年末年始に比べ、今年はその気持も薄らいでいる。やっぱりそれも月日の経過と周りの人たちのお蔭?感謝、感謝!

今日は忙しい火曜日。寒さに負けず今日も元気を出してさあ出陣!

2012年12月10日月曜日

「94歳の新人立候補者」から

最低気温0度の予想らしく今日も冷たい朝。この気温、平年を下回っているとか。それも2,3日すると最高気温も10度を超えるようになるらしい。とはいっても冬はこれからが本番。今から寒いといっていては冬が思いやられる。

だが、どんなに寒くても暑くても一度は自転車に乗って家から外に出るようにしている。外に一歩出れば誰かと出会う。それもまた楽しみ。

昨日は自転車でスーパーに出かけた後、家で大人しくしていた。夕方になって急に思いつき、プリンターを試す。最近は年に一度、それも年賀状の時期だけがプリンターの出番。このため使用するときインク切れで思うように印刷できないときがある。特に今年は、年賀状のソフトを削除してしまい、新たなソフトを使用する。その意味もあって試し運転。大丈夫だった。だが、葉書をセットする際、毎年のコトながらやり方を忘れている。昨夜もそうだった。

毎日数人の人のブログやツイッターを訪問する。これ以上訪問数を増やすと読むだけで時間がかかる。だが、どの人からもいい情報をもらう。

最近、以前習ったことがある人のツイブロを読み始めた。中国関連ではこの人が一番。そう思っているので一文字一文字注意して読む。だが、その内容は専門外のことが多い。例えば趣味の分野だ。昨夜はそれとも違う情報だった。

それによると、今回の衆議院選挙で埼玉12区から94歳の新人が貯えた年金を用意して選挙に打って出るという。 

「94歳ながら、視力1・2を誇る両目は鋭い眼光を放つ。国の行く末を憂う川島氏は、立候補の理由を明快に語る。『オレの出番だと思ってしまったんですよ』。供託金300万円は葬式代にと、ためていた年金から捻出した。まさに不退転。覚悟の初出馬だ。

 政治家を志したことはなかったが、各党の主張を聞くうちに闘志がたぎった。『右傾化する安倍(晋三・自民党総裁)や石原(慎太郎・日本維新の会代表)から『軍』なんていう言葉が普通に出る。橋下(徹・同党代表代行)もムチャクチャ。無条件降伏したのに。日本はどうなっちゃったんだ、という不安がありました』。耳は少し聞こえにくいが、話し出したら止まらないマシンガントークが武器だ。」

この人の選挙区に住んでいたら間違いなく投票する。そして94歳の代議士誕生を見てみたい。

「カマド販売業、金融証券業などさまざまな仕事に従事した。今は埼玉県羽生市の自宅で一人暮らし。腰は真っすぐ。足取りは軽快だ。炊事、洗濯、掃除から車の運転まで自分でこなす。総務省選挙部管理課によると、94歳は今選挙の立候補者1504人の最高齢となる。」
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000299-sph-sociより引用)

世の中、知らない世界がいろいろとある。特に最近の人生の先輩方の活躍は目を見張る。まだまだ人生これから・・・、改めて実感させられる。

これからといえば依然ブログに投稿した昇地三郎106歳、毎日見ているブログのさっちゃん91歳、そして最近読んだ橋本武100歳。先の人を含めてこの4人の共通項は独身で独り暮らし。とはいってもさっちゃん以外は奥さんとの死に別れだ。

いずれにしても日本人の平均寿命をはるかに超えた人たち。だが、老いてますますの活躍は素晴らしい。

橋本武の他の本を大学の図書館で借りて読んだ。『100歳からの幸福論 伝説の灘高教師が語る軌跡の人生哲学』(牧野出版 2012年)は、前回読んだ『伝説の灘高教師が教える一生役立つ学ぶ力』と著者が同じだけあって、その内容は似ている。

出版社も二匹目の泥鰌を狙ってあの手この手で出版するのだろう。また今回も気になるところを記そう。

「何か一つの物事にチャレンジするのに年齢など関係ない」「何歳であろうと、後悔しないように、とにかく先ずはやってみる」(39p)

「何かに取り組むと、頭も使い体も使うことになる。そして、何かしらの目標を達成できれば人生は充実しますし、たとえ達成できなかったとしても、チャレンジしなかったという後悔の念を感じることはありません。」39p

「次なる人生の目標として狙いを定めているのだ、数えで108歳の茶寿、さらに同じく111歳の皇寿、そして究極的には、数えで120歳となる2度目の還暦、大還暦です。」(125p) 

「生きるとはこの世に受けし持ち時間、悔いを残さず使い切ること」(138p)

元気で長生きしている人はこの4人を見ても何か人より違っている。「素晴らしきかな我が人生」を全うしている。

それに比べたらまだまだ若い!何だってやれる!さあ頑張れ、頑張れ 〇〇ちゃん!自分にエールを送ろう!

今夜は久しぶりにわかちゃんと一緒の夕食会。先日の女子会の人からネットでも先日新聞掲載の記事が読めると教えてもらった。早速検索するとトップに表示がある。ネット上は新聞と違ってカラー写真。ますますの美人で写っていると昨夜メールを送信。すると返信メールには楽しかった女子会のことを「心と体に栄養が行き渡るようです」と書いている。いいね、この言葉。

今夜もそんな楽しい夕食会にしよう!.

2012年12月9日日曜日

「国民栄養・健康調査」から

毎日寒い!天気予報では本日の最高気温6度、最低気温2度と上下の温度差が少ない。それだけ寒さも厳しい?

寒い中、昨日も泳ぎに行く。プール近くの最寄り駅では霙が降っている。それも泳いで帰る頃には雪になる。

プールに着くと、人の気配が無い。女性の靴箱を見ると2人だけ。中に入ると案の定、泳いでいる人は誰もいない。それでも歩いている人は3人いた。

広いプール。上から横からと監視員の眼にさらされながら1人泳ぐ。しばらくすると、男性2人が泳ぎ始める。少しホッとする。

寒い外から入って泳ぐプール。温泉に入るように暖かい。それも泳ぎ始めるとそうでもなくなる。水温31度。お風呂ではない・・・。

昨日もクロールと背泳ぎで1キロ泳ぐ。今年になってコンスタントに泳ぎに行っている。だからなのか、背泳ぎが以前と比べて上手くなった。これもかなりの自己満足?

これも元気な証拠!?元気といえば一昨日の地元紙に「進む肉食 縮む菜食」と大見出しでの記事がある。厚生労働省が公表した2011年の国民健康・栄養調査でわかった。それによると10年前と比較して「収入の格差が栄養面の格差につながる傾向がある」という。そのため「低収入では野菜購入手控え」、増えているのは肉類のみ。他の果物、魚介類も数値が低くなっている。

子どものころ、どの家でも肉類はそれほど食べていないはず。どちらかといえば野菜が多かった。それが今や、貧乏ほど肉を食べ野菜は金持ちの人が食べる?なんだか変!

この統計は、収入云々よりもコンビニなどの利用で出来合いのものを食べる傾向から野菜不足になっているのではないかと、個人的見解。

どうしても簡単に食事を済ませるとき野菜は不足しがちになる。

この統計では世帯の収入別で摂取量を調査している。その線引きを600万円以上と200万円未満に区分する。後者の方の男性の野菜の摂取量が少ないらしい。これこそまさにコンビニやファストフード店の弁当や牛丼などの丼モノを食べる結果がそうなっていると思えるけど・・・。

そういうところで全くといっていいほど食べたことが無い。やはり外食は野菜不足になり勝ち。そこで家での食事は肉類よりも魚介類を好み、また野菜類や果物の摂取を心掛けている。

この調査で他にも面白い記事がある。睡眠の状況や日ごろの悩みなどの質問で、途中で眠れないことがある、目が覚めるなどの回答が男女合わせると50%を超えている。

「眠れない」とは・・・。眠りに関してはコメントできない。とにかくよく眠る。それもそのはず、栄養と睡眠に関しては十分気をつけている。「快眠、快食、快便」は健康の三大必須条件。母の介護でもこの3点は気にかけていた。

今日も元気で!

2012年12月8日土曜日

「な~んちゃって女子会」

今朝も寒い。寒いといえば昨日も寒かった。

昨夜は女子会の日。集合場所へ行く前、ドコモに立寄る。先日携帯電話を購入した際、いろいろと割引の手続きをさせられた。その解約に行く。

お店は夕暮れ時。それなのにお客が多い。女子会まで1時間あまりある。しばらく待っていると順番が廻ってきた。

入店の際、先日応対してくれた女性が目の前にやって来る。さすが応対のプロ。待つようにとの連絡がある。だが接客中のため、他の女性と解約手続きをする。それが終わるとディズニーの大きいカレンダーと卓上カレンダーをもらう。

ディズニーに興味が無い。先日もらった卓上カレンダー2部と昨日もらったものをディズニー好きの姪に渡そう。

ドコモを出て集合場所に向かう。だが集合時間まで30分くらいある。外も寒いのでホテル内のロビーで休憩する。ロビーを集合場所とする人が多いのだろう。多くの人がやって来る。

ロビー真ん中辺りに大きなクリスマスツリーが飾ってある。しばらくすると女子会メンバーも次々とご来場。

まずはそのツリー前でいつもの如く記念撮影。

今回の女子会の開催場所はこのホテル向かいのシェラトンホテル1階のレストラン(もしかして居酒屋?)。

レストランに入ると何といきなりのサプライズ。

今回、携帯を買い換えてメンバーの連絡が出来なかった。そのため、他の人にお願いすると昨日の会場になった。この会場設定は大成功。予約席に座ると、なんと「祝 女子会 御一行様」「ご来店ありがとうございます。2012年12月7日 〇〇〇・・・」と店名の書かれた箸袋が目の前に鎮座している。そしてテーブルには「鍋」も用意されている。これを見て4人全員もうびっくり!

最初は意味がわからず、誰が入店しても「女子会?」と思った。だがすぐにその意味がわかった。女子会のために印刷された箸袋だったとは・・・。皆で大感激して最初から盛り上がる。その箸袋を隣席との境の場所に立てかけて会は始まる。

隣席はなんと近くに勤務する人たちなのだろうか、男性ばかり。女子はもしかして私たち女子会メンバーだけ!?

隣席とはハンガーをつるすための金網もどきの壁で仕切られている。金網越しから見る他のテーブルの人たち。というよりも、向こう側から見れば檻に入っている女子会メンバー?それを想像しては皆で大笑いする。

昨夜もよく食べ、よく飲み、よく笑った。どれも美味しかったね。

他の3人を見てはいつも思う。いい旦那さんに恵まれている、と。そう話すと、旦那は関係ないらしい。海外でもどこでも思いのままにしているとか。それができることは彼女たち自身もいい人たちなのだろう。

ブログにどう表現したらその楽しさを再現できる?難しい!

メニューにあるモノをほとんど注文したのでは・・・。帰りにお店の人に「どれくらい注文しました?」と誰かが聞いていたけどノーコメントだった。アルコールはビールにワイン。うち2人は「まっこり(違っているかも)」も注文。

このホテルを出て次は集合場所のホテルに戻る。その2階のカフェに入ると、そこも団体客でにぎやか、にぎやか。どのグループも皆、忘年会?

今年始め、ひょんなことから10数年ぶりに再会した女子会の人たち。今年はよく会ったね。すべての女子会は研修目的。昨夜のテーマは「限りなくオヤジ会に近い女子会」。ドレスコードは「花」。

それぞれ皆「花」をあしらってのご登場。バッグ、服、スカーフなどに花を添えて・・・。話にも花が咲いたね。楽しかったね。皆、人生を楽しむことを知っている!だからきっといつも楽しいのだろう。ありがとう!また会おうね。来年も・・・。

そして、〇子ちゃん、早く風邪治してね。〇子ちゃん、いつも写真ありがとう。〇子ちゃん、初孫誕生でおばあちゃんになったね。おめでとう!

2012年12月7日金曜日

「希望正如地上的路」

今日も冷たい朝だった。最低気温0度。この寒さも当分続くのだろうか。東日本では爆弾低気圧とかで、突風が吹き荒れている。

先ほど講義を終えて帰宅。講義前、隣の女性と話していると昨日は大学辺りでも雪が降ったと言う。住んでる町と大学ではかなりの気温の差が感じられる。

さて昨日のこと。昨日届いた岩波書店『図書』12月号に「希望正如地上的路」と題して大江健三郎が魯迅の言葉を引用する文を書いている。

この魯迅の言葉は知っていた。だが、中国語での言葉を正確に覚えていない。ネットで検索したものをここに改めて記そう!

「希望とは、もともとあるものだとも言えないし、ないものだとも言えない。 それは地上の道のようなものである。地上にはもともと道はない。 歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」

「希望本是无(無)所谓(謂)有,无(無)所谓(謂)无(無)的。这(這)正如地上的路;其实(実)地上本没有路,走的人多了,也便成了路。」『故乡(郷)』(簡体字)

昨日午後には初めて会社に勤めたときの仲間が我が家を訪問。家に入るなり、「お母さんが元気なときに来てあげたかった!」といって仏壇の前に座る。そして家から持参したお供えを供える。その様子を見ると緊張が解けて思わず涙が溢れる。「泣けるだけ泣けばいい!」と彼女は言う。

母を介護していたとき、その人を誰よりも信頼していた。どうしてよいかわからないとき、いつも電話で相談していた。その人は現在も自宅で109歳になる母親を介護をしながら暮らしている。そして、自分がとったこれまでの行動をもう少し考えてやればもっとお母さんにとってよかったのに・・・といって自身を責める。その話を聞いて、何歳になっても親は親、後悔があるといいたいのだろう。

聞いている方からすればこの人ほど親を大事にしている人を見たことが無い。

その人は忙しい日々の合間に、先日は新幹線で以前ホームステイをさせたインド人を訪ねて名古屋まで日帰りしたという。そのインド人夫妻は来年春、子どもの教育のためインドに帰国して歯科医になるとか。

また来年は東京にいる数十年間手紙をやり取りしている人と飛行機に乗って日帰りで会ってくるとも話す。

どういっても彼女は明るい。「元気がいいね!」と話すと「楽しんで生活した方がいいでしょ?」と・・・。確かに。話す言葉が偉い!

話の中で一つ褒めてもらった。会社を辞めてから、これほど変わるとは・・・と言われてしまった。彼女と同時代に会社にいた頃、何も出来なかった。初めて仕事についた昭和40年代、その頃、会社の労働組合運動が盛んだった。全国の営業所から集められた青年部の社員は羽田空港からのチャーター機でグアムへの研修旅行。広島から3名のうちの1人としてグアムに行くよう勧められた。

だが当時20代の私は、今ほど海外に関心を抱いていなかった。その時、代わりに海外へ行ったのが今日来た人。その人は当時大流行のボーリング、スキー、スケート、車、登山と小柄な体なのに何でも一生懸命やっていた。

ところが、そんなことなど一切せずに青春時代を送る。彼女からすればかなりというか、とても大人しくみえたようだ。

満30歳になったとき新たな世界を目指して会社を退社。飛び出して後、勤めていた会社の人の勧めで、しばらく公の機関でアルバイト(臨時職)をした。その時、女性も男性と同じように働く姿を見て気持も次第に変わって行動的になっていった。

とはいっても、いつも何かを始めるとき、人から勧められるままに動いている。10年前にリストラされた会社に入るときもアルバイト先で知り合った人の紹介だった。

そんな大人しいだけのモノが、いつの間にかその人に英語と水泳に刺激を与えていたと今日知らされる。彼女は女子大の聴講生になり長く英語を学ぶ。そして水泳も習った。

英語の聴講生からホストファミリーとなって自宅をホームステイさせ、その時知り合った人を訪ねて、先の話のように名古屋まで会いに行っている。

若い頃を知ってる人からみれば、確かに変わったかもしれない。そうはいっても、自分のやりたいことをやっているからそう見えるだけのこと。

また、自分自身についてもしゃべるほうではなかった。それがブログなどを通して自ら情報発信している。これを読んでそう思われるのかもしれない。だが、基本的にはそれほど変わったとは思っていない。どういっても人を押しのけるタイプではない・・・。

今夜は会社以外での若い頃を知っている女子会の人たちとの忘年会。しっかり楽しもう!

昨日の友人は話していた。「人生、楽しまないでどうするん?同じ生きるのなら楽しい方がいいでしょ?」。全くそのとおり。いつも笑みを絶やさず優しく話しかけてくれる友人。いつかその人が自由になったとき、大いに遊ぼうといって昨日は分かれた。そして3月にはお母さんに会いに行くと言って・・・。

魯迅は言う。道は歩く人がいて道ができる。楽しみもそう。自分でやって楽しみを見つけるしかない!?それが人から見れば若い頃と変わった、と思われる所以かもしれない。

2012年12月6日木曜日

「成り行きに任せる」

今朝は昨日よりもさらに気温が下がって最高気温7度の予報。だが窓の外から暖かい日差しが差し込む。

昨日は久しぶりふーちゃんと電話で話す。長いことしゃべってしまった!相変わらず楽しい人だ。昨日は長電話に付き合ってもらってありがとう!

夕飯を食べようとすると電話がかかる。子機をとると何故か切れてしまった。すぐにかけ直す。相手先は先月末109歳になられたお母さんを介護している友達だった。

いつもその友人のことは気になっていた。だが介護経験者とすれば、かかってくる電話も忙しいときには大変なときがある。それがわかっているのでしばらく様子を見ていた。

とはいっても昨日電話をかけ直す際、頭に不安がかすめる。電話が通じると、その不安を払いのけるほどの友人の元気な声。開口一番「お母さんは元気?」と聞くと「元気!」との返事がある。友人は逆にこちらのことを心配してくれる。

「遊ぶに行く!」と話すと、今日午後、隣の駅のタイヤ屋へ車で行くという。タイヤの交換なのだろう。その際、我が家へ寄るという。

その人とは昨年夏、自宅へうかがった際お母さんともども会っている。1年余ぶりに今日会うことになった。それにしてもその人のお母さんは満109歳。母が生きていれば97歳。母よりも干支が一回り上になる。

電話でいろんな意味で10年のブランクがあると話す。するとその人は20数年のブランクだと言う。だが彼女のお母さんはどういっても93歳まで家のコトいっさいをされていた。それに、今でも何でもモノゴトがわかっておられる。立派と言う以外に何も無い。

昨日といえば他にも109歳ならぬ100歳の『伝説の灘高教師が教える一生役立つ学ぶ力』(橋本武 日本実業出版社、2012年)を読んだ。表紙裏には「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる。もっと横道にそれてみようー灘高一筋55年、そして人生100年の伝説の教師として語り継がれる橋本武が授業を通して本当に伝えたかったこと」と書いてある。またいつものように気になる箇所を記そう!

「趣味は人生の幅を広げてくれます。そして、のめりこんだ趣味の数が多ければ多いほど、より人生が楽しくなる。」(158p)

「『横道』というものは、つまりは考えるきっかけのこと。この『横道』は、実は日常生活のあらゆるところに張り巡らされています。要はこれに気づくかどうかだけなのです。」(159p)

「趣味にのめり込む、『横道』にそれ続けることともに、私のキーワード、それは『成り行きに任せる』です。・・・言われるがまま、なるようになる、といったようにときの流れに自然に寄り添うことがじつに多かったわけです。」(164p)

「好きなことが好きなだけやれる、この環境さえあれば何も言うことはありませんでした。」(168p)

この中の「成り行きに任せる」はいい言葉。どうもがいてもどうしようもないことも多々ある。それに思い煩わず、なりゆきに任せれば気も楽になる。

また趣味といえば、長く続けているフルートがある。これも成り行き任せで楽しんでやってきた。だから続いた。いやいややっていたらここまで続かない。ましてや趣味は人生の潤滑油。それを悩みながらやるのは本末転倒。

さあ今日も楽しく!

2012年12月5日水曜日

「さらばシベリア鉄道」

「さらばシベリア鉄道」 大瀧詠一 作曲 松本隆 作詞 太田裕美 歌

哀しみの裏側に何があるの?
涙さえも氷りつく白い氷原
誰でも心に冬を
かくしていると言うけど
あなた以上冷ややかな人はいない

君の手紙読み終えて切手を見た
スタンプにはロシア語の小さな文字
独りで決めた別れを
責める言葉捜して
不意に北の空を追う

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ・・・いつまでも待っていると

この線路の向こうには何があるの?
雪に迷うトナカイの哀しい瞳
答えを出さない人に
連いてゆくのに疲れて
行き先さえ無い明日に飛び乗ったの

ぼくは照れて愛という言葉が言えず
君は近視まなざしを読みとれない
疑うことを覚えて
人は生きてゆくなら
不意に愛の意味を知る

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ・・・いつまでも待っていると

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ・・・いつまでも待っていると

今日も寒い!天気予報によると広島の最高気温8度、最低気温2度とか。ついに最高気温が一ケタ台に突入した。寒さもこれから本番を迎えるのだろう。

昨日も寒かった。テストを受けた会場は大講義室。いつもの教室は狭くて場所を移動して行われた。

テストで遅刻は厳禁。いつもよりかなり早く家を出る。会場に着くとお昼をここで食べ終えたのだろうか、かなりの学生が部屋にいる。先ずは若い女性に部屋を確認する。

学部時代から数年を経ている。久しぶりの大講義室。懐かしさがこみ上げる。しばらくすると、いつもの隣の女性が到着する。周りを見渡すと皆真剣な表情。数年前のにぎやかさとは比べ物にならない。それは学生の身なりにもある。

真面目さと綺麗さは世の中の不景気とは関係ない?

テスト中も静かなこと。誰もいないように静かだ。今年の2度のテストでは終わった人は早くから席を立つ人が多かった。ところが昨日はほとんどそれも無い。かなり難しかった?

テストの緊張感もマンネリな日常の打破と思えばそれはそれでまたいいこと。

何事も結果ではない。まして、ここまで生きてくるとナニゴトも「楽しみ」がなければやっていられない。それはフルートでもそうである。

そのフルート。テスト後、市内へ移動してレッスンを受ける。今週はテストに気が向いてフルートは練習不足。今日から頑張ろう。

頑張ろうといえば、昨夜家に帰って夕飯に味噌汁を作ろうと思って換気扇を回す。だが、スイッチが入らない。義兄に電話すると業者を寄こすという。何かがあればいつも姉のだんなのお世話になる。しばらくすると、義兄がどんな様子か換気扇を見に来ると電話が入る。

今朝ためしに換気扇をつけるとまわった!ビックリ!今朝、義兄に大丈夫!と電話する。

換気扇は一年に一度年末に掃除する。きっと換気扇は「早よう掃除してくれ!」と悲鳴を上げたのかもしれない。

そのため、今朝は朝食も取らず、換気扇を外して洗剤をつけて洗う。朝食が遅くなってしまった。

朝食後、ゆっくりとパソコンに向かう。パソコンといえば、昨夜YOU TUBEで「さらばシベリア鉄道」を検索した。この曲は月曜日の夕方、NHK・FMでつのだひろの「昭和歌謡」の中で流れた。

誰の曲かわからずただ題名だけを覚えた。「さらばシベリア鉄道」。歌っている人は男性だった。

いろんな人が歌っている。ラジオから流れていたのは多分、大瀧詠一のこの歌だろう(後日削除されたので太田裕美に変更)。これまでブログにいろいろと動画をアップした。だが、気に入っていた「誰かがサズを弾いていた」と「鳩の歌」をYOU TUBEで削除された。

今回は削除されないように・・・。かなり気に入って昨夜も動画を見ながら歌っていた。今年のカラオケは古い歌だけど是非この曲に挑戦!?

今日も寒いけど元気を出そう!遊ぶ元気を!

2012年12月4日火曜日

『不幸な国の幸福論』

天気予報では今日の広島の最高気温は10度、最低気温6度でその差は少ない。段々と最高気温も一ケタ台になり寒くなりそう。

今日は試験の日。この2,3日頑張った。上手くいきますように・・・。

こんな日は朝からパソコンに向かっている場合じゃない!?それなのに、パソコンで遊んでいる。

今日は忙しい日。そこで以前読んで、まだブログにアップしていない本をいつものように私的メモとしてここに記そう!読んだ本は『不幸な国の幸福論』(加賀乙彦 集英社、2010年)。

「日本人というのは、非常に好奇心旺盛な国民だということです。」(97p)

「幸福を定義しようとしてはいけない、幸福について誰かがした定義をそのまま鵜呑みにしてもいけないということ、幸福とはこういうものだと考えた途端、その定義と自分の状態とを引き比べ何かしらのマイナスを見つけてしまう傾向が私たち人間にはあるのですから。」(114p)

「生きがいを手に入れる簡単な方法」として筆者は以下の2点をあげている。

1 苦しみのなかから新たな生きがいを見つけ、立ち上がっていけるだけの力もまた、人の心は宿している。その力は私たち一人ひとり、誰のなかにもあるものなのです。(120p)

2 自分の悩みでいっぱいで他人のことなど考えている余裕がないときこそ、ささやかなことでいいから人のために体を動かしてみるのです。(129p)

「今はたとえ誰も待つものがなく、自分にしか成し遂げられないことなどないように思えたとしても、未来には必ず自分を必要とする誰か、自分によって生み出されるはずの何かが待っている―そう意識することが絶望に抗う武器となるのです。」(132p)

「求め、期待する生き方から、かけがえのない人間存在一人ひとりに期待されている『果たすべき何か』を自覚して生きる自分へ。天が自分のまわりを回ってくれることを期待するのではなく、自らが回ることで自分という宇宙を動かし、人生をつくっていく。それもまた、幸せに生きる鍵の一つと言えそうです。」(134p)

「長い目で物事を見、考える癖をつけると、心の免疫力は確実にアップします。」(141p)

「自分なりの夢をもつことで未来への意志をかき立てること。そして、その夢に向かって昨日より今日、今日より明日、少しでも自己の水準をあげようと人生を歩んでいくことなのではないでしょうか。そうすることで、希望が生まれる。」(172-173p)

「常に希望を胸に抱き続けていける人は幸せである、と私は思います。夢に向かい努力するという行為自体が強力なエンジンとなって絶えず前へ前へと人間を進ませ、たとえその夢は実らなくても生きがいや喜びを生み出していく。」(173p)

「スープルな精神こそが幸福の源泉である。しなやかな生にこそ希望があるのです。」(174p)

「私自身が老いを痛感するようになったのは、七十歳を過ぎたころでした。とくに記憶力の衰えがひどく、年々拍車がかかっていく。なんとかしなければと危機感に駆られ、七十五歳のとき韓国語を習いはじめました。記憶力が衰えるのは脳を使っていないからだ、と思い立ったのです。」(194p)

75歳までにはかなり年月がある。今年スペイン語に挑戦したことは筆者に言わせると脳の活性化にとっていいことなのかもしれない。記憶力の衰えは今のところ感じていないけど・・・。

「年をとると生命力も枯れていくのか,好奇心や他者に対する関心が薄れ、どうしても自分とその周辺のことだけに心が向きやすくなります。・・・だからこそ、意識して、これまで興味をもったことのないものに挑戦したり、初めてのものを見たり、聞いたり、味わったりしたほうがいい。そうすれば、昨日と同じ今日の繰り返しに慣れてしまっていた脳が大いに刺激され,活性化します。」(195p)

来年は何か新しいことに挑戦!?さてさてそれは何を・・・。

「ジブラーンやキーツには遠く及ばないにしても、より多くの、よりよきものを残して、この世を去りたい。そう願って、自分なりによりよく生きようとすることが、今このときの幸せにもつながっていくような気がします。」(217p)

「時代がどんなに暗かろうと、その人の置かれた状況がどれほど辛いものであろうと、自分なりの目的に向かって歩き続け、希望を抱き続けることで、人は幸せになれる。子供だろうが老人だろうが、すべての人間が、その力を自分という宇宙のうちに秘めているのだと、私は思います。」(233p)

ブログにアップしながら今の閉塞感のある時代に読むに相応しい本であると思った。また後でゆっくリ眺めよう!

今日も一日元気で頑張って!!

2012年12月3日月曜日

鳩とカラス

今日も寒い朝だ。ただ昨日と違って日差しがまばゆい。お昼には暖かくなるだろう。

今朝は燃えるゴミの日。朝からカラスの鳴き声がけたたましい。先週、外出して帰るとごみ収集車の人が我が家の前の道を掃いている。どうもカラスがゴミを食いちぎって袋から出した後の掃除だった。

それを見ていると申し訳なくなる。今朝もゴミを出す。カラスの鳴き声に気づき外に出ると、ゴミが荒らされている。各戸は家の軒先にゴミを出す。そのため、我が家のゴミとすぐにわかる。

それにしてもカラスは何故人から嫌われるのだろう。黒いからだろうか。その点、鳩は平和の象徴として人々に好まれる。白と黒との色の違いで嫌われる?先ほど気になるので『広辞苑』で調べると、カラスは「古来、熊野の神の使いとして知られ、またその鳴き声は不吉なものとされる」とある。一方、鳩は「都市周辺などに多い。平和の象徴とされる」とある。

この点では、誰もが思う鳩とカラスのイメージだ。

「鳴き声が不吉なものとされる」カラス。母も寝ていた頃、「カラスがよう鳴く!」といっては嫌っていた。元気でないモノは自分の死とダブらせるのだろうか。

ともあれ、今朝はカラスと格闘してしまった。荒らされたゴミを掃いて集めるのはゴミを出すより大変。昨夜までの雨で道が濡れている。そこへべったりとゴミがつく。それを取り除くのは大変。ごみ収集車はありがたい。

ありがたいといえば、昨夜眠る前に携帯のキーを触っていると電話帳の画面が出てきた。それはマイクロSDカードに保存されているデータだった。これを見てビックリ!2年前にそのカードに保存していたのだろう。だが、最近の2年間に知り合った人たちのデータは保存されていない。

それでも、かなりの人のデータがわかり嬉しかった。写真だけでなく、データの保存もしていたとは・・・。

パソコンでは先日「筆ぐるめ」を誤って削除してしまった。それも、1年分の年賀状を保存していてどうにか住所録もわかり救われた。携帯電話では電話機を洗濯してしまった。あわや?と思ったら昨夜、ある程度保存されていた。これらの住所と電話番号。そのどちらもわからない人はもうこれっきり!と言う意味なのだろう。そう思って諦めよう。

テストまであと一日。昨日は一歩も家を出ず。今日は余りにもお天気がいいので一度は自転車で外出し、その後は家でおとなしくしていよう。そして、さあ、今日も元気を出して頑張ろう!

2012年12月2日日曜日

『鈍感力』

冷え込んだ朝だった。7時に目が覚める。起きようとするが部屋が寒い。エアコンをつけてまた寝てしまった。起きたのは9時。まだ頑張らねばならないテストが待っている。ノンキにしている場合じゃない。

その間、父の夢を見ていた。靴下を履いて出かけようとしている。だが、思うように靴下が履けない。上手く靴下が履けたころを見計らって再度父を見るともういない。変な夢であった。

天気予報によると今日の広島は最高気温10度。最低気温2度となっている。寒いはずだ。それでも広島より東の大阪、名古屋、東京方面は最高気温は一ケタ台。本格的な冬に向かっている。

昨日は自転車に乗って買い物に行くだけで、じっと家でおとなしくしていた。今日と明日の2日間も頑張ろう。何歳になってもテストは緊張する。この緊張感もまた気持いい!

それが終われば年末年始の楽しみが待っている。そう思ってがんばろう。

昨日買い物に行ったスーパーで消せるボールペンを購入する。@¥230。2ヶ月くらい前、フルートの先生にそれを見せてもらったことがある。いつか買おうと思っていたらレジ横においてあった。

講義を聞くとき、乱雑な文字でノートに書いてしまう。それもボールペンで書く。文字を書くこととしゃべることは早い。だが、そうはいっても慣れぬ横文字を間違いなく、素早く書くには文字の書き方を言ってはおれない。

その点、購入したボールペンは優れもの。間違ってもすぐ消される。誰が考えるのだろう。昨日は感心しながらそのペンでノートに書く。

以下はいつものように図書館で借りた本を読んだもの。これも私的メモとして記そう!

『鈍感力』(渡辺淳一 海竜社、2007年)を読んだ。

「よく眠り、すっきりと起きられる。この睡眠力こそ、人間の基本的な能力そのものです。睡眠力なくして、人間が健康であり、人を愛し、仕事に専念することはできません。よく眠れること、これもまた、まぎれもなく才能なのです。」(64p)

睡眠力は才能とは。まさにぴったり当てはまる。

「睡眠力がすぐれている人は、このように人生において大きなプラスを与えられているわけで、ここではこういう人たちを、『眠れる大人』と呼びたいと思います。」(66p)

さらに筆者は睡眠力を褒めている。なるほど「眠れる大人」とはいい。

「眠ることは単に眠っているだけではなく、その間に失われた体力を回復しているのです。」(68p)

そうだと思う。眠りが少ない朝は頭がスッキリしない。

「ならばどうするか。その一つは、つまらぬことは考えないことです。『下手の考え、休むに似たり』で、くよくよ考えてもどうなるわけでもない。そうわりきって目を閉じる。」(73p)

何か面白くないことがあると、とにかく早く眠っている。母を亡くしたときも眠ることに徹していた。

「迷っているあなたに、いろいろなことをいう人もいるでしょう。その中から自分に一番聞こえがいい、自分をもっとも楽しくやる気にさせてくれる言葉を信じて、一歩、前に踏み出すことです。」(82p)

これもそう。嫌味を言う人とは付き合いたくない。いつの間にかそういう人とは離れて行く。

「鋭いとかシャープであることだけが才能ではありません。それ以上に、些細なことで揺るがない鈍さこそ、生きていくうえでもっとも大切で、基本になる才能です。そしてこの鈍感力があってこそ、鋭さやナイーヴさも、本当の才能となって輝きだすのです。」(235p)

なるほど!

筆者の小説は全くといっていいほど読んだことがない。昨年ふと手にした本に、年賀状欠礼葉書のことが書いてあった。その考えに同感し、筆者のエッセイを読むようになった。参考になることが多い。

さあ今日も寒さに負けず元気を出して・・・。

2012年12月1日土曜日

皇帝ダリアをブログにアップ!

曇り空の毎日。今朝は遅い起床で気分爽快。朝刊を見ると何と新聞折込チラシが36枚もある。これから年末に向けてチラシも増えるのだろう。

今日から12月。いよいよ今年もあとひと月で終わる。一年前と比べると心身ともに元気になっている。「動き」の点では仕事をしていたときと比べると仕事がないだけ、まだ少ない。

それでも、元気で毎日楽しく暮らしている。

先日、広島市の西区にある八幡川河川敷沿いに植えてある皇帝ダリアを見に行った。それをブログにアップを試みる。だが、何故かエラーとなってできなかった。

それでも諦められず、昨夜、再度試すと画像が挿入できた。嬉しかった。たくさん挿入するとまた出来なくなるかもしれない。そう思って2枚だけブログにアップしよう。

それにしても見事に咲いている。12月初旬くらいまでが見ごろらしい。
工業大学付属高校南門前の河川敷で咲いている皇帝ダリア
まるで防風林のように200メートルにわたって植えてある。
左側は八幡川
昨日、講義を終えて家に戻ると電話が入っている。電話番号だけでは誰だかわからない。だが、もしかして、と思い184を頭につけて懸け直す。ふーちゃんだった。

携帯を替えて、携帯内のデータは全く残っていない。その中にふーちゃんも入っている。早速事情を話すと昨夜、携帯番号とアドレスを知らせるメールをもらう。

ふーちゃんはEテレ「団塊スタイル」の昨日の午後の再放送の電話を知らせてくれようとした。幸い、その番組は先週見ている。そう話して昨日は電話を切る。

テレビといえば、毎日見ている「さっちゃんのブログ」。何とそのさっちゃんが先日のある番組で一位になったとか。その夜はレクチャーコンサートに出かけていてそれを見られず、残念。90歳のブロガーも今では91歳になっている。

昨日のさっちゃんのブログを訪問すると、訪問者が増えたと投稿している。素晴らしい!

こういう元気ある人の刺激を受けて今日も元気を出して頑張ろう!