今朝は曇り空で一日が始まる。
昨夜は最寄駅からフルートの知人の車に乗って郊外に位置する大学のレクチャーコンサートに出かける。
この大学は最近、市内で一番大きいコンサートホールの命名権を獲得。ホールはその大学名を冠している。とはいってもその名が市民に浸透するのはなかなか先のことだろう。ホールは今でも建設当時の名前で呼ばれている。
昨夜のレクチャーコンサートの講師は群馬交響楽団の第一フルート奏者のパヴェル氏。この人は以前、広島交響楽団に所属していた。当時も広響の会員になって音楽を聞いていた。そのためよく知っている。
車に乗って会場へ行く途中、知人との話の中で、何とパヴェル氏は以前私たちのフルート発表会を聞かれている、と聞く。そう聞いて当時のことを思いだす。
習っているフルートの先生は広響のフルート奏者の大学時代の後輩。先生自身も広響定演で何度か演奏されている。その関係だろうか、発表会当日先生の名前を見て突如会場見学となったのだろう。その時、先生の先輩である広響のフルート奏者2人が聴いていたとは・・・。
学生を指導するレクチャーは最後の一人だけ聞く。教わる生徒もフルートの専門だけあって上手に吹く。それを聞いて講師が指導する。聞いていてその違いはよくわかる。だがそれ以上はわからない。
レクチャーが終わると演奏会になった。ピアノ伴奏はその人の奥様である三苫美智子。優しそうな人で演奏も素晴らしい!
演奏曲目は下記の通り。
♪ベンダ フルートとピアノのためのヘ長調
♪バッハ(グノー) アヴェ・マリア
♪ドビユッシー 牧神の午後への前奏曲
♪フォーレ コンクールのための小品
♪シャミナード フルートとピアノのための小協奏曲 作品107
♪ドヴォルジャーク ソナチネ ト長調 作品100
どれも素晴らしい演奏だった。簡単な曲の解説を交えての演奏。「牧神」の意味は「人と神」やフォーレの曲のフルートコンクールにおける「初見」の話。この「初見」は奥様が横でこの言葉をアドバイスされる。ほかにも日本で人気の高いドヴォルジャークの話なども聞く。アンコールでは「ユーモレスク」が演奏された。このイメージは汽車の「シュッ・シュッ・ポッポ・ポッポ・シュッ・ポッポ・・・」のギッコギッコする車輪の音だとか。
ほとんど休みなしの1時間半の演奏。会場は講義室。そのため、2列目で演奏する人の指を見ながら聞く。どれを聞いても素晴らしい!
「アヴェ・マリア」「牧神の午後への前奏曲」は発表会でもよく吹く曲。だが、アレンジが異なる。演奏を聴くにつれてその曲に没頭する。いい演奏会だった。
帰りも最寄り駅まで一緒に行った人と2人、知人の車で送ってもらう。
昨夜はいい演奏会でした。ありがとうございました!またいい演奏会があれば教えてください!
今日はこれからスペイン語を頑張ろう。まだまだ勉強不足。家でおとなしく・・・。
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