「牛乳が飲みたい!」という声で目を覚ます。母の夢を見ていた。久しぶりに聞く母の声。それはまるで「早よう起きんさいや」と言われているようだ。今朝も起床時間が遅い。
昨日のブログでペルーの料理が南米一美味しいと投稿した。それ以外にも料理としてはメキシコ料理が世界遺産に登録されていると聞く。それを聞いてビックリ。料理までも世界遺産に登録とは・・・。
朝食をすませてパソコンで遊んでいると郵便物が届く。旅行社から毎月送られてくるパンフだった。中を見ると、お正月の旅の掲載がある。正月明けにバス旅で日帰りツアーを探している。その掲載はほとんどない。他の旅行社のパンフを探そう。
今日送付されてきたのは広島発着。便利といえば便利だが、行きたい場所が限られる。それが少々残念。
旅といえば昨日図書館で借りて読んだ『60過ぎて後悔しないために 50代でしておくべきこと してはならぬこと』(江坂彰 すばる舎リンケージ、2012年)の中で、「多くのひとは、買いたいものはおおかた買ってしまっただろう。ほしいものがあまりないのではないか。これからほしいものは『思い出』だ。旅だとうまいものをいただくとか、趣味の俳句集を自費出版するとか、消費の対象が、『モノ』より『コト』になってきている。貸し借りなしで、自分がしたいことに、できる範囲でお金を遣うようにしよう。」と書いている(93p)。
「思い出」は確かに、かさばらないし、持ち運べるし、いつでも取り出し可能でいいことばかり。そう思えば旅はいい。
幸い、まだまだ元気。いろんなところへ出かけていって「思い出」を残そう。
本には他にも決断の鉄則を2つ書いている。それは、「心が弱っているとき、折れそうになったとき、あせっているときには、決断するな、動くな」ということと、「重要な決断は、なるべく朝にしなさい」ということ、とか(66-67p)。
「夜に深くものごとを考えると、どうしても思考が暗くなる。人生も暗く見えてくる。」(67p)。だから昔から「早起きは三文の徳」といったのだろうと筆者は言う。
早起きは苦手だが、夜にモノ・ゴトを考えない。なにか面白くないことがあるとすぐ寝る癖がついている。そのため、夜、考えることはない。だから余計、よく眠るのかもしれない。
さらに「教養をつけることを、楽しめばいい。」という。それは「役にたてようとするのではなくて、いつか役にたつものととらえておく。いわば無用の用とするのだ。」という。(120p)
習ったモノ・コトすべてを無駄をなくして役にたてようと思えばしんどくなって長続きしないし、楽しみもなくなる。今続けていることはどれも楽しみながらやっている。別にプロになるわけではない。生活の潤いのためにしていること。
ほかにも河合隼雄の言葉を引用して「これからの中高年がすべきもうひとつのこととは、人生の心の勝負は51対49になったら御(オン)の字。」とある。(128p)
半分ちょっといいことがあればそれでよし、とはなんと気が楽。51いいところがあれば49ははずれでよろしいらしい。
これまでを振り返っても自分の思うようには生きていない。むしろ若い頃に思っていた人生とは全く違う道を歩んでいる。若い頃、何も出来なかった。年を重ねるにつれて貪欲になり、何でもしようという気持になった。これだけでもよしとしなければ・・・。
さらに「ピンとひらめくのが知的感性というものだ。好奇心を大切にすることだ。新しいものが出てきたときに、『おやおや』と考えること。そして知ったかぶりをしないで、くわしい人間に聞くことだ。」(139p)と述べている。
知ったかぶりをするどころか知らないことが多過ぎる。ただ好奇心だけは人一倍ある。
今日も元気を出して、今から泳ぎに行こう!
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