昨日は2ヶ月ぶり大学へ出かけた。キャンバスで先ず目にしたのはパトカー2台。それも気に留めず、後期から始まる教室へ直行する。部屋に入るとどこか空気が違う。変とは思ったが先にトイレを済ませる。
戻った後、どうも前期までの雰囲気と違うので近くにいる学生に「スペイン語の教室?」と聞くと「フランス語」だった。
家を出るときから教室が気になっていた。ところが科目等履修生は自分で履修登録ができない。すべては事務方がする。家を出る際、パソコンで調べると登録されていない。されないと当然どの教室かも表示されない。
そんな不安を抱えての登校だった。すぐに事務方に行って教室を教えてもらう。全く違った講義棟であった。急いで教室に着くと目にする姿があった。ホッとする。仲良くしている若い彼女の横に座る。座っても教室自体が狭すぎる。窮屈この上ない。
しばらくすると先生が来られた。先生の開口一番、「教室が狭い!」。事務と相談して変更する旨、話される。
昨日は後期最初の授業。前期の期末テストの問題用紙と答案用紙を返してもらう。2ヶ月のブランクがあるのでその解答をしながら頭をスペイン語モードにしようというのだろう。返却された答案用紙を見ると何と82点。ちょっと嬉しかった。
そして点数が書いてある横には「¡ Bien!」(よくできた!) とある。授業が終わって家では閲覧できない成績表を見に情報メディアセンターへ行く。ところが3年半ぶりに出かけてみると様子が全く違う。
点数を見ているから成績表を知らなくてもいい。そこはやっぱり何歳になっても子ども。見て見たい。
点数を見ているから成績表を知らなくてもいい。そこはやっぱり何歳になっても子ども。見て見たい。
隣に座っている女子学生に教えてもらいながらパソコンを立ち上げる。一番違っていたことは以前は自分の学生番号とパスワードの入力ですぐに立ち上げることができた。それが、今は学生証をリーダーにかざし、そのうえ先ほどのことをする。それが終わってもなかなか成績表までたどり着かない。
教えてくれた人はこれ以上わからないらしくメディアセンターの事務に行くようにと言う。以前は同じところに事務方もいた。ところが今は1階下にいる。そこで事情を説明するとパソコンで見てくれるがわからない。仕方なく、学生支援センターに出向く。
支援センターは好く知った人がいる。その人に話しても埒が明かない。若い人がやってきて、パソコン上でなく紙で印刷された大学側の単位取得証明書をくれる。単位をもらいたくて大学に通っているわけではない。すぐに見ると「優」とある。事務方もそれを見て褒めてくれる。
とはいっても後期の授業登録もされていない。それも気になり尋ねるとかなり時間が経って教えてくれる。これから登録してくれるらしい。
少しホッとして大学を後にする。
愛車(?)に止まった赤トンボ 暗いけど時刻は午前10時過ぎで空は快晴だった |
家に一人いても、これほど「無心」になれることはない。それだけでも大学に通ってよかった!
さて今朝の新聞。なんとあの2台のパトカーの意味がわかる。昨日、キャンパスに入る2時間前に「自殺」か「他殺」かわからないけど、研究棟の8階から50代の教員が飛び降りたとの記事が掲載されている。その所属先は何と今学んでいる科だ。
昨日は大学側も私的にもてんやわんやの日となった。ただ大学に出かける前、自転車に止まっている赤トンボは、その慌しさを予想さえもせず・・・。
最寄駅に到着すると駅前の花屋に並べてあるコスモスの鉢植えが目に付く。それを買って気分よくして家路に帰った。
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