今日も清清しい朝を迎える。こんな気持いい日はいつまで続くのやら・・・。
ブログを投稿しているとドアホンがなる。わかちゃんだった。昨日と一昨日小豆島へ行ったという。手にはオリーブの植木鉢を持っている。小豆島はオリーブの島で有名。そのオリーブを買って持ってきてくれた。今年の冬、大きく育っていたオリーブの木を枯らしてしまった。その代わりが届いて嬉しい!
話は変わって、昨日のブログで「時持ち」を投稿した。その際「時持ち」を勝手に楽しい時を過ごす、持つと投稿。嫌な時を過ごすより楽しい時を過ごす方がいい。そう思ってそう書いた。
昨日いつものように図書館で借りてきた『ぼんやりの時間』(辰濃和男 岩波書店、2010年)を読むと、著者は深沢七郎の本から「楽しい瞬間を楽しみながら生きてゆく、というのが深沢の一番いいたいことの一つだと思う。」(76p)と書いている。
それは「苦しいとき、痛いとき、もあるはずだが、嫌なことは忘れればいいのだ。・・・・とにかく、嫌なことは忘れて、楽しい瞬間をなるべく多く作ることだ。そのために稼いだり、乗り物に乗ったりするのだ。稼ぐのは面倒くさいことだが、楽しい瞬間を作るためにはそんな仕度が必要なのだ。私はボーっとした瞬間が、とても楽しい。人はそのヒトだけしか知らない楽しいことだってあるのだ。」(75-76p)で深沢の『生きているのは暇つぶし』から引用している。
著者によると「楽しいことが少なく、苦しいことの多い暮らし方を深沢は嫌った。重い荷を背負って遠い道を行くのが人の一生だといっていいのか。そうではないはずだ。人の一生は『刻』であり、『瞬間』であり、『刹那』である。そのときそのときが『その人の人生』なのだ。そのとき、そのときというのは、うまいものを食べたり、美しいものを見たり、恋をしたり、喜んだり、楽しんだりするその刹那刹那である。楽しい刹那の集積が人の人生だ。」(76p)と述べている。
これを読んで、深沢七郎に興味を覚えた。早速図書館で本を予約。
生きている瞬間瞬間を楽しく生きる、これが出来れば幸せな人生間違いなし。
もう少しすると講義を受けに大学へ行く。その後はそのまま市内へ移動してフルートのレッスンを受ける。自分のしたいことをする、これも自分にとって楽しいこと。
もらったオリーブの木は家に帰ってから大きな鉢に植え替えよう!
今日も一日楽しく!
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