2019年12月5日木曜日

この1年間に読んだ司馬作品

  1年前のこの頃、大連に出かけた。そこで知り合った人たちから司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読むようにすすめられる。帰国するとすぐにこの本を読んだ。単行本は全6巻(文庫本だと全8巻)からなっており、1作品を読み終えるのに3か月か、それ以上かかった。小説の舞台は今は大連の主要な観光地となり、日露戦争当時は戦いの舞台であった。本に添付された地図と自分が出かけた大連を思いだしながら本を読む。

 『坂の上の雲』を読み終えると、さらに司馬作品に惹かれていく。読み終えた司馬作品をブログ下方にメモした。今、それを見るとこの1年間に7作品を読み終えて今8作品目を読んでいる。小説嫌いだったモノが、よくもこれだけ読んだ、と我ながら感心する。この歳になって「司馬作品にハマった」、と人に話すといろんな意見を言われる。ある人は司馬遼太郎は決めつけるところがあるといい、またある人は中年男性が読む作品とも話された。人の考えはいろいろとある。だが、自分自身は感動しまくって読んでいる。誰がどう言ってもそれは無視するしかない。

 長く生きてこれほど感動した作品もない。大連の旅行中、何人かが『坂の上の雲』を読むようにと教えてくれた。そのうちの1人とこの夏、我が家の前でばったり出くわす。その時、本をすすめてくれたお礼を述べるとともに「司馬作品の全作品を読むので150歳まで生きないと読み終えられない」と話すと、その人は「そこまで生きなくても読み終えられる」と冗談を言い合う。

 最近、というか司馬作品を読むにつれて「武士」や「士」は誰がなった、あるいはいつ武士は誕生したかが気になりだす。ネットで書籍を検索すると『武士の誕生』がある。これをまずは読もう。また、司馬作品は江戸から維新の時代の作品が多いのでそこには天皇も関係する。近代に目覚めてもそれより以前がわかっていない。『天皇の日本史』を図書館の書架で見つけた。この本は「知識ゼロからの」とサブタイトルがついている。自分にぴったりの本に思えてさっそく借りて読む。

 歴史嫌いが、また小説嫌いが本を読んで歴史好きになっている。この歳になって……と我ながら驚く。まあ、何でも知らないよりは知る方が楽しい。今日から『翔ぶが如く』の8巻目に入る。この作品は全10巻ある。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 以下は読み終えた司馬作品一覧。

『坂の上の雲』全6巻 文藝春秋 単行本 2018年12月中旬~2019年2月

『竜馬がゆく』全8巻 文藝春秋 文庫本 2019年3月~5月

『花神』全3巻 新潮社 文庫本 2019年6月~7月

『世に棲む日日』全4巻 文藝春秋 文庫本 2019年7月~8月

『酔って候』 文藝春秋 文庫本 2019年8月

『西域をゆく』 文藝春秋 文庫本 2019年8月

『ひとびとの足音』(文藝春秋 単行本 2019年9月

『翔ぶが如く』全10巻 文藝春秋 文庫本 2019年8月~

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