2019年12月8日日曜日

湿原に生えるクマザサを描く

 2週間ぶりに日本画教室へ出かける。前回、先生に描く手順を教えてもらってメモした。2週間の休みの間、まったく絵筆を持っていない。教室に入って描いていた絵はわかっても作業の仕方を忘れている。色番もメモしていた。メモを参考にして2色の色を混ぜて膠で溶く。7月にでかけた釧路湿原。うっそうとした湿原にクマザサが生えている。溶かした水干絵具で地面一面に茂っているクマザサを描く。描いても描いても絵皿に残る絵具。先生はさらに淡い色を加えてクマザサを描くようにとアドバイスされる。

 絵を習い始めて驚いたことがある。先生は決して絵皿に溶いた絵具を残されずに何かに応用して描かれる。これは職人が道具などを大事にすることと似ているかもしれない。溶いた絵具が残れば洗い流せばいい、というこちらの発想とは大いに異なる。

 次回は今回使用した絵具よりも白っぽい絵具でクマザサを描く。クマザサの描き方も要領を得てきた。描きながらいかにも森に入っているような絵になる。自分の絵だけを見ているといい具合に描けていると自己満足に浸る。これくらいの気持ちがないと絵は描けない。どういっても絵は好きではなかった。それが年老いて描き出すだけでも自分の中では由となる。

 家で全く描かないと先生に話す。決してこれは自慢できることではない。それを慰めるかのように昨日も先生から言われる。それは「家で描かなくても真面目に教室で描けば月に9時間描くことになる」と。9時間を1年にすれば100時間を超える。何やかやと言いながらも習う前とは絵に対しての見方が変わってきた。それだけでも続けてよかった!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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