2019年9月4日水曜日

『大人の水泳』

 図書館のHPから新刊予約を検索する。最近は予約する本も司馬作品が多い。そのため、それを読む方に気を取られて新刊の予約がおろそかになる。最大20冊まで予約可能であっても今は予約12冊。司馬作品が多すぎて、読む本がなくなりそうにない。それでも先日、新刊検索で見つけた『大人の水泳』(日本文芸社、2019年)を借りる。今更水泳の本を読まなくても……と思うが、それでも少しでもうまく泳げれば、としばし借りてきた本を眺める。水泳には4泳法ある。だが、クロールと背泳ぎは泳いでも平泳ぎとバタフライでは泳げない。

 泳いでいるクロールと背泳ぎもリカバリーというかストロークというか、水を掻く手の回数が多すぎる。これを何とか少なくしようとプールに行くたび、試行錯誤する。だがうまくできない。そこで本の登場となる。いくら読んで、またたとえ頭で理解しても所詮、これは机上の空論。うまくなりそうにない。もう一度先生について習えばもっと早く、かっこよく泳げるのに……と思ったり。とは言いながら、長く泳いでいるから、このまま続ければいいじゃない、と思ってみたりする。

 水泳の長続きのポイントを読むと以下のように書いてある。

★まず、何事も「これなら自分にもやれそうだな」という前向きな気持ちを持って取り組んでいること。そして練習をつめこまず頑張りすぎずに、マイペースで練習していること。さらに、人それぞれ個別性があることを理解し、自分のレベルにあった練習に取り組めること。最後に、水泳は楽で良いんだと気づけていること。これらをしっかりと理解できている人は必ず長続きします。

 これを読んでなんとこれはすべて当てはまると思ってしまう。長続きする所以かもしれない。さらに続く。

★水泳にはストレス解消や疲労回復効果も期待できます。上手に泳ぎたいということばかりにとらわれず、ラクな気持ちで取り組んでみましょう。やがて「しばらく泳がないと気持ちが悪い」といった感覚を体験できるはず。そうなってしまえばこっちのもの!あなたも立派なスイマーの一人です。48p

 これを読んで、おお、自分も立派なスイマー!?と思ったり。どういっても長く泳がないと泳ぎたくなる。振り返えると運動音痴の水泳歴は30数年を経過した。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿