イッピンの場所は姫路の工場だ。日本に皮をなめす工場があると知って驚く。そしてあの嫌なにおいがよみがえる。ただ姫路の工場はモロッコと違って皮をなめす際、大きな樽に皮を入れてなめす。その際、樽の中に水や塩など皮をなめす材料などを一緒に入れて樽に栓をしてぐるぐる回していた。こうすればモロッコのような広い洗濯場のような場所での大人数の作業をしなくて済みそうだ。
日本に皮のなめし工場がどれくらいあるのか先ほどネットで検索した。国内の皮革産地、として3か所ある。https://www.kawa-ichi.jp/locality/(参照) モロッコではこの仕事は世襲制と聞いた。日本ではどうなんだろう。
いずれにしてもモロッコの皮なめし工場を見て以降、革製品は買うまい、と心に決めた。今でもあの強烈なにおいが鼻に染みついている。画像3枚は3年半前のモロッコの旅から。
タンネリ地区の革なめし場 新しい方は清掃中でこちらの古い方を見学 周囲が見学コースとなっている |
王様の清掃命令により現在使用禁止中 |
タンネリ見学でミントを鼻に詰めるところ、バッグに挿す |
イッピンでは皮革製品を買わないどころか、今、姫路の皮製品がブームらしい。確かに、イッピン、と言うだけあって一品一品は芸術作品と言えそうなほどの逸品だ。革製品を買わないのでなく、こういったイッピンは買えないというほうがあっているかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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