図書館で予約確保の本を2冊受け取る。ついでにと、橋田寿賀子の『安楽死で死なせて下さい』も借りる。今、『敦煌』と『世に棲む日日』を同時に読んでいる。その合間に3冊も借りてしまった。とりあえず、予約待ちの本は早めに読んで返却しなくてはいけない。この8か月、司馬作品にハマって4作品を読破中。1作品は文庫本で全8冊~全3冊の長編だ。その合間にエッセイ本を読むのは大変。ところが昨日借りた2冊を読み終えた。それは橋田の本と『老いる勇気』(岸見一郎 PUP研究所、2018年)。橋田の『安楽死で死なせて下さい』(文藝春秋、2017年)の最後に構成として石井謙一郎とある。ということはこの人が文を構成して本としてまとめたのだろう。
これは一時、話題となった本。昨日、図書館の書架で目にして借りた。安楽死で……と願いながらも生きることに必死となっている。読んでいて矛盾を感じる。とは言っても90歳を過ぎてもお元気だ。元気だからこそ、死ぬときのことをあれこれ思うのかもしれない。そう思えば安楽死もわからないではない。
岸見の本はまたの機会にアップしよう。予約したもう1冊は半藤一利の『語り継ぐこの国のかたち』(大和書房、2018年)。1頁も読んでいないがいきなり次のように書いてある。「日清戦争でも日露戦争でも、リーダーであった人たちを見ますとほとんど長州と薩摩です。……」(13p)。
これまで読んだ司馬作品を見ても長州と薩摩が取り上げられる。今の時代でも首相は山口で長州出身だ。この本は簡単には読めそうにない。興味があるので早く読み終えよう。
それにしても暑い。今日から八丁堀の福屋で日本水彩展が始まる。先日2枚、チケットが送付されてきた。ほかにも日本画の先生からチケットをいただく。計3枚、チケットがある。チケットの裏を見ると番号がある。渡した人を把握するのだろうか。展覧会は一度行けばいい。3枚のチケット、どれを優先して会場で渡そうか、迷ってしまう。こう暑くては絵を見に行くのも大変。出品者には顔見知りの人の名もある。近いうち見に行こう!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿