2019年5月19日日曜日

紅葉の絵、完成

 昨日は母の月命日。ハッキリしないお天気なので一日遅れにしようと思った。だが、毎月の恒例にしている。元気を出してお墓参りをする。午後は日本画教室へ行く。半年早く教室に入られた人はしばらく休まれていた。昨日、退会されるとの報告を先生から受ける。5年余り、その人の横で絵を描いた。何とも寂し限り。身体の調子が悪いのだろう。昨日は他にも退会ではないが休みの人がいた。一回りも若い人だが、この人も調子が良くないようだ。午後の教室は1人ずつ大きな工作台を利用する。何とも贅沢な教室を数人が占領して和気藹々と絵を描く。だが、習っている年数は20年選手から去年、習い始めた人まで、といろいろだ。また、描く絵もそれぞれ異なる。

 紅葉してゆく樹木をやっと完成させる。点描写で赤い色を施す。点描写を褒められるのだが、昨日は褒めるからといって調子に乗りすぎないようにと釘を刺される。何とか絵が完成する。下手は下手なりに絵が完成すると嬉しいものだ。家に持って帰って以前描いた締め殺しの木(オーストラリアの食べられない無花果の木)の絵を出して2枚を比べる。

 自分では締め殺しの木の絵が昨日、完成した絵よりも気に入る。2枚の完成した絵に名前を、と先生。「締め殺しの木」はネットで調べるとウイキペディアにも掲載がある。だがなんとも不気味な名前だ。長い名はつけられないのでさてどうしよう。昨日、完成の絵は「色づく木々」、これはどうだろう。絵のタイトルをつけるのも絵を描いた後の楽しみとなる。
 
 教室が終わると3人でCAFEに入る。いつもは6人のところを休みの人などがいて少ない。話の途中、先生は写真からスケッチされたペン画の葉書絵を見せてくださる。薄く色付けがされていた。大いに気に入る。そして、かなり刺激を受ける。これから日帰りツアーなどで自然いっぱいのところに出かけるときは風景の全体写真を撮ろう。そしてこれをスケッチしよう。

 この頃やっと絵に対する欲が出てきたようだ。次からは1年半前にスケッチ済みのプルメリアを本画にしていく。昨日はパネルに鳥の子紙を貼り、その上にもみ紙を貼る。だが、もみ紙は次週へ。このもみ紙は麻紙に2度ほど違う色を施す。これを揉んでもみ紙にしてドーサ液をかけて貼るようだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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