2019年1月6日日曜日

「神様の木に会う~にっぽん巨樹の旅~」から

 昨年末から読み始めた『坂の上の雲』。昨日から3巻目に入る。全8巻ほどある。あと1,2か月、いや2,3か月はこの本と付き合うことになりそうだ。その合間に堀文子の画集や気になる本を読む。若い頃、今ほど本を読んでいれば、と悔やまれる。だが、それも歳を取るにつれてわかったこと。気が付いただけでもいいか、と思ったり。

 また昨日は年末年始に送付されてきた関西と福岡の旅のカタログを眺める。一旦は今、行き先を決めなくても、と思った。それも束の間、午後には2冊のカタログを眺め直す。結果、3か所の行きたい国から1か所を決める。まだ治安はどうかと思う国。しかし、カタログには外務省から危険度のランクが下がった旨、書いてある。ここへ行こう、と気持ちが決まる。どういってもナニゴトも先延ばしにできない年齢になった。明日、旅行社へ申し込もう!そう決めるとお腹も気持ちも満たされる。

 4日夜に見たNHKのBS、「神様の木に会う~にっぽん巨樹の旅~」。2時間の番組だが、落ち着いて見られた。番組HPによると次のように書いてある。

★脚本家の倉本聰さんもゲゲゲの水木しげるさんも、神様の木に会った。日本は巨樹、巨木の王国だ。樹齢千年以上、枝張り60m、災害や戦争も耐え抜き生き続ける奇跡の生命力。樹齢二千年の日本最古の桜に会う。化石のような幹に咲く満開の花、桜吹雪。枝張り60m、日本一美しいと言われる熊本の大楠に会う。新緑のまぶしさ。青森で日本一大きい銀杏に会う。雪景色の中の黄色の紅葉。瀬戸内海の小さな島の大楠に会う。その姿はまさに奇跡の命、神様の木だった。倉本聰さんは木を描き人生と重ねる。水木しげるさんは膨大な木の写真を撮影、顔のような不思議な樹々の精霊を捉えた。巨樹の神秘と命の物語。

0 件のコメント:

コメントを投稿