2019年1月22日火曜日

「正五九月」

 この時季に何かよくないことが起こると、母がよく言っていた「正五九月」を思い出す。これはデジタル大辞泉によると「旧暦の正月、五月、九月の称。忌むべき月として結婚を避けたり厄払いのために神仏などに参詣したりした」とある。昨日は旧暦では正月には当たらない。それでも新暦では正月なので少しは関係あるかもしれない。

 なぜこんなことを思うのか、と言えば昨夕に起こった携帯電話の故障にある。時刻は午後5時前。故障の時の問い合わせ番号はわかっていても、携帯は使えない。固定電話の問い合わせ番号でドコモの営業時間を確認すると、午後7時までだ。すぐに近くのドコモへ自転車で駆け付ける。ところが埒はあかない。待てども順番が回ってこない。夜にはお寺さんが寒行に参られる。お布施は用意していてもその時刻に間に合いそうにない。

 何とか順番が回って来た。係りは携帯電話を使っている。画面が真っ暗なのになぜ係りだと使用できるのだろう。それを問うと携帯電話を開く角度で使用可能とのことだった。そう言われても、すでに別の係りに購入申し込み済みだ。早くそれを言ってくれれば、と思う。だが、ここでいつも角度を気にしながら携帯電話を使えば携帯ストレスになりかねない。ともあれ、機種変更をして新たな電話を購入。4万8千円も支払うことになった。故障の機種は6年余り使用。そう思えば替え時だったかもしれない。

 機種はこれまでのものとほとんど変わらず、ただ改良された感じがする。充電器は前と同じでは、と思っても機種名までは覚えていない。仕方なく言われるままに購入する。家に帰って確認すると同じだった。

 2時間もドコモにいたので外は真っ暗。自転車に乗るのは危険と思い、自転車を押して帰宅する。郵便受けを見るとお札が入っており、お寺はすでに参られた後だった。

 昨日は九州の旅行社から3月に予定していた海外の旅が中止と連絡がある。かなり行く気になっていたので他を探そう。

 「正午九月」、これは当たっている。昨日は携帯電話の故障と海外旅行中止であまりよい日だったとは言えない。まあ、これも金銭で何とか解決したので由としよう。これからお寺へ出かけて、昨夜渡せなかったお布施を渡そう。これこそ「神仏に参詣」になる!?気持ちを入れ替えてお布施も包んでいたより余計に入れよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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