新年も4日になり、一日一日が慌ただしく過ぎていく。4日になっても出していない人からの年賀状が届く。元日早々から今日まで朝一番の仕事は出していない人に書く年賀状。それも11時過ぎまでにポストに投函しないといけない。年賀状の来ない2日を除いて、新年早々からポスト通いだ。
年賀状で気づいたことがある。1枚はタンゴを習い始めたという年賀状。そしてその小さい娘さんはクラシックバレエを習いだしたそうだ。本人も勉学かクラシックバレエに進むか、と悩んだ末にバレエを諦められた。いろんなことを習ってきたが、身体で表現するダンス類はやっていない。以前、別の人がやはり学問とクラシックバレエを天秤にかけて両方を続けながら、結果、市内でバレエ教室を開かれている。この人とある会合で会った時、大人のバレエに通いたくなったことがある。結局、やらず仕舞い。今でもバレエに限らず、何か身体表現をするものを習いたい気持ちがくすぶり続ける。尚、この勉学とクラシックバレエかで悩まれた2人は後で聞くと互いに知り合いだった。
他にホームコンサートを開催されている人から年賀状をいただく。本来ならばこちらが先に出すべきだ。この春、家を建て替えられる予定が秋に延期となったとある。人からの誘いで出かけるようになったホームコンサート。楽器を習っているためか、いつの間にか誘ってくれた人よりもこの人にどっぷり浸かるようになった。
今朝は姪の真ん中の子供から年賀状が届く。文面を見ると「これからも元気で長生きをしてください」とある。人から長生き云々を言われるようになったかと思わず苦笑する。中学1年生が老婆を見てそう感じるのも当然かもしれない。まだまだ元気はあると思ってもこれも独りよがり!?
そして年賀状と言えば旅や勉強会などで知り合った人たちの子供さんの成長する姿がある。年々、大きくなっていく姿を見るのはまるで祖母の心境なのだろうか。自分にはそういう対象がいないので比べられない。みんな立派な大人になりそうでこれは楽しみ!
話は変わって昨夕のNHKテレビは「日々、新たなり~篠田桃紅 105歳を生きる~」を見る。番組HPを見ると次のように書いてある。
★篠田桃紅、105歳。書道家から出発して「墨の抽象画」という独自の境地を拓(ひら)き、世界的な評価を得てきた。生涯独身を貫き、今もアトリエ兼自宅で一人暮らしを続けながら、なお新しいものを生み出そうと格闘している。時に自問自答し、特に自虐や毒舌で笑わせながら、縦横無尽に語る篠田。「この年になると生き方の手本はない。自分で編み出さなくては」という篠田の日々を見つめ、驚異の言葉の数々に耳を傾ける。
105歳の篠田桃紅。母が生きていれば103歳だから母よりも年上だ。昨年11月に開催された個展の模様やそれまでの映像が流れる。通いのお手伝いさんがいても独り住まいらしい。どういっても話す言葉に力がある。番組最後に桃紅という名前の由来を話す。桃紅は中国の書「詩格」にある「桃紅李白薔薇紫」から父親が引用してつけた名前だそうだ。「桃紅李白薔薇紫」とは桃紅さんによると「桃は紅(くれない)、李(すもも)は白、野バラは紫いろ」と花それぞれの色で咲く。だから人もそれぞれの生き方でいいという。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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