2018年12月3日月曜日

『生き方』

 今年の11月は夏の異常気象と比べて穏かな日々が続いた。旅は11月が最適、と思った矢先、月が替わると雨の日が続く。今朝の新聞折込チラシのバスの旅、じっと眺めては1,2月の旅を物色する。2か所、行く気になる。だが、朝の集合時刻が早い。せめて広島駅集合は8時か8時半でないときつい。結果は出ないままになる。ナニゴトも迷ううちは行くのを辞めよ、ということ!?

 また今日のプールの予定は雨で自転車に乗れない。図書館は休館日でプールもダメとあっては傘をさして歩いてスーパーへ行く、今日の運動はこれだけになりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 以下は先日読んだ『生き方』(稲盛和夫 サンマーク出版、2012年第68刷)、サブタイトルとして「人間として一番大切なこと」。この本を知ったのは新聞の広告による。本の売り上げがすごいらしく、図書館で借りた本の初版刷りは2005年発行で2012年現在で68刷。これだけで売れ行きがわかる。それならばと図書館で予約してすぐに借りて読む。またいつものように気になる個所を抜粋しよう。

★思わんとあきまへんなあ――この松下さんのつぶやきは私に、「まず思うこと」の大切さを伝えていたのです。……心が呼ばなければ、やり方も見えてこないし、成功も近づいてこない。だからまず強くしっかりと願望することが重要である。……思いはいわば種であり、人生という庭に根を張り、幹を伸ばし、花を咲かせ、実をつけるための、もっとも最初の、もっとも重要な要因なのである――。……ただし願望を成就につなげるためには、並に思ったのではダメです。……ひたむきに、強く一筋に思うこと。そのことが、物事を成就させる原動力となるのです。〇四一p-〇四二p

★思いという絵の具によって、人生のキャンバスにはその人だけの絵が描かれる。だからこそ、あなたの心の様相次第で、人生の色彩はいかほどにも変わっていくのです。〇五九p

★いたずらに明日を煩ったり、将来の見通しを立てることに汲々とするよりも、まずは今日一日を充実させることに力を注いだほうがいい。それが結局、夢を現実のものとする最善の道なのです。〇六六p

★私たちはいくつになっても夢を語り、明るい未来の姿を描ける人間でありたいものです。夢を抱けない人には創造や成功がもたらされることはありませんし、人間的な成長もありません。なぜなら、夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力を重ねていくことを通じて、人間は磨かれていくからです。そういう意味で、夢や思いというのは人生のジャンプ台である――そのことを強調しておきたいと思います。〇七九p

★心を磨く指針としての「六つの精進」

1誰にも負けない努力をする
2謙虚にして奢らず
3反省ある日々を送る
4生きていることに感謝する、
5善行、利他行を積む
6感性的な悩みをしない 一三七p-一三八p

★運命は宿命にあらず、因果応報の法則によって変えることができる―― 二一一p

★真にすばらしい人間は「無名の野」にいることも、あらためて刻むことができました。私がほんとうに立派だと思う人は美しい心をもった人です。二二九p

★すべての人が天から役割を与えられ、それぞれにその役割を演じているわけで、その意味ではどの人にも同じだけの存在の重みがあるといえるのです。……あらゆる人間、さらには生物、そして一本の木や草、道端の石ころに至るまで、あらゆるものが創造主から役割を与えられ、つまり宇宙の意志に基づいて存在しています。二四二p

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