ちょっと用があって郵便局に出かける。入口に立ってもドアが開かない。おかしい、と思ってガラス越しに中を見ると明かりがついている。おかしい、何故ドアが開かないと思っていると人がドアを開けて出てきた。「休み」とのこと。そう聞いてやっと振替休日と気付く。係りは「今日は月曜日ですからね」と言って慰めてくれる。「すみません。ちょっとボケが入ってますから」と言ってその場を去る。
それにしても朝から月曜日で燃えるごみの日、と何の疑いも持たずにいた。ここまでは当たっていても振替休日に気付くのが遅すぎる。道理で朝刊のNHK番組欄がいつもの放送と違っていた。もう年末になるから変わるのだろうと思った。これもすべては振替休日用だったとは……。
それでは、と図書館に出かけると月曜日の休館日は翌日に振り替えで開館していた。『坂の上の雲』(1)を返却し、司馬遼太郎の書架を見るとその(3)しかない。その前に図書館で書架を見た時は司馬遼太郎の本は何冊もあった。幸い(2)は借りていたのでとりあえず読む本はある。他の書架を見渡すと松原一枝『幻の大連』がある。今は大連にハマっているのですぐに借りる。他にも予約していた堀文子の『ホルトの木の下で』を借りる。この本は夕食後一気に読んだ。一気に、といってもかなり時間を要した。堀文子の本はいろいろと読んでいる。もしかしたら以前に読んだ本かもしれない。ともあれ、100歳まで生きた人の言葉には重みがあり、著者の幼い頃の2.26事件のことや共産主義に染まった人々への弾圧、東京の空襲の模様や、土地が没収されて小さい家に住み始める……。他にもいわゆる上流階級の生活が時代を経て庶民になる様は堀文子の生き方にも変化がある。これは後日にアップしよう。
アップと言えば大連の旅がある。毎日ちょっとずつ書くが、またも長くなりそうだ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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