2018年1月25日木曜日

♪哀愁列車♪から

 今朝はうっすらと雪景色。ゴミ出しから1時間後に外を見ると雪は解けている。しかし、粉雪が宙を舞う。FMから流れる曲は「哀愁列車」。「なぜこの曲が?」と思わずにおれない。母を看ていた時、いきなり大きな声でこの曲を歌いだしたことがある。「何で歌うん?」と聞くと少しは認知があったのだろうか、歌をやめようとしない。歌うといっても口ずさむのではなく力いっぱい大声で歌い続ける。ある時は「炭坑節」だった。

 夜になっても歌い続ける時があった。一緒に寝ようとしても大きな声なので寝られない。幸いその時は夏だったので身軽に2階に上がって寝たこともあった。今思えば、歌が歌えたということは声が出ていたことになる。これも2,3日くらいで歌わなくなり静かな毎日となった。静かな毎日は母が声を発しない毎日になるとは…。亡くなる一年前に話ができなくなった。「どうして話をせんのん?」と聞くと「声が出んのんよ」と言っていた。95歳の母。今思うと軽い脳梗塞を発症していたのかもしれない。ガンで亡くなる人は最期まで話ができるようだ。その点、母との最期の会話は思い出せない。

 朝から暗い話になった。亡くなる前の2年間ほど、母のことを以前のブログでアップしていた。しかし、母が衰弱して亡くなるまでの様子を今は記憶のなかだけに留め、ブログを再度読み返す気力はない。ということで以前のブログは非公開。それを見れば母とのことも今の記憶よりはっきりするかもしれないが…。

 日差しが出てきた。気分をかえよう。昨日に続いて再度ショパンの「nocturne」。ショパンのノクターンといえば以前にさらった「遺作20番」がある。ということは全部で20曲?、そう思ってネットで検索すると21曲とある。今さらっている曲を含めて手元に3曲の楽譜がある。以前のと手元にある楽譜をさらうと4曲になる。ショパンの曲は元はピアノ曲。それをフルート用にアレンジした楽譜もいろいろある。そのためか、この曲をフルートで演奏する動画はそれぞれ楽譜が異なる。
http://www10.plala.or.jp/frederic3/work/nocturne.html (参照)


 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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