2018年1月13日土曜日

♪乙女の祈り♪

 野菜の高騰が続いている。見知らぬ人のツイッターに「野菜が高いんではなく、収入が低いんです」とある。そうかもしれない。収入が多ければ、少々高くても野菜を買うだろう。キャベツ398円、ホウレンソウ298円は貧乏人が買える金額ではない。仕方なくかぼちゃ、もやし、ピーマンに定番のジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを購入する。何でも買うときは自分なりの基準がある。これを超えると買わないというか買えない。

 話は変わって図書館で『婦人公論』を読む。ねじめ正一の記事に目がとまる。「今もまだ、目が覚めると母を思って涙が出てしまう」と見出しにある。この人は優しいのだろう。親が亡くなって何年間かはこの人のように何かにつけて涙が出ていた。しかし、それもいつしか出なくなる。とはいってもその頃のことはいつまでたっても鮮明に覚えている。

 次に目がいくのはマサイ族の第二婦人となった人とマサイ族。二人並んだ写真が記事を飾る。一年弱前に屋久島へ出かけた。その時の添乗員が第二婦人となった人と添乗員仲間と教えてもらった。その人が永松真紀。ときどき日本に連れてきては二人で講演会を開いているようだ。

 それにしてもいろんな生き方がある。マサイ族からすれば野菜の高騰がどうじゃこうじゃと言ってもそれが?と言われるくらいかもしれない。二つの記事に気を取られたのか今朝はそれに関連するような夢を見ていた。一つは母の夢。まだ若い頃の着物姿の母が雨の日に「開けて、開けて」と何度も言う。こっちとしては今の私がいる。電気をつけてエアコンをつけて外を見るが返事はなくただ「開けて」とだけ言う。なかに入れるとスーッといなくなる。夢とはこんなもの。次は永松真紀に影響されてか旅の夢。外国の宿で午前9時になる。出発時刻をとっくに過ぎている。しかし、何も支度をしていない。変な夢だった。

 夢ではなく昨夜の「ラララ クラシック」。またもポーランドの話題。♪乙女の祈り♪。これはポーランド人のテクラ・バダジェフスカが作曲している。しかし、日本で有名な曲であっても本場ポーランドでは無名の人らしい。日本在住のポーランド人が母国で調べて作曲家の記念碑を探し出す。手には楽譜を持っている。探し出した頃は殺風景な記念碑も今では花が手向けられている。作曲したころは楽譜を手にして売り歩いていたそうだ。しかし、この曲は日本では誰もが知っている。興味深い番組だった。

 それにしても寒い!今朝は特に寒い。最低気温マイナス3度らしい。だが、雪が降らず、毎日日差しがある。それだけでも寒さが和らぐ。


 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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