2017年6月30日金曜日

「よみがえれ・熊本城 サムライの”英知”」を見る

 昨晩から明け方5時過ぎまで降り続く大雨と鳴りやまぬ雷。大雨洪水警報発令と共に朝5時過ぎまで寝付けなかった。8時45分、目が覚める。午前2時半、いつもとは違う音がする携帯電話。広島市からの大雨警報避難勧告を知らせるエリアメール。この時点では我が町はその範疇にない。しかし、その後は隣町のサイレンと共に、次々と避難勧告が放送される。ついには非常事態発生の鳴りやまぬサイレン。そして鳴り響く雷の音。

 先ほど雷発生のメカニズムを調べる。何百回と発生する雷。ピカッ、ピカッと雷光が轟亘る。夏の雷は冬と違って発生回数が何十回と多くなるらしい。今朝はJRも全線不通だったが、今は山陽本線は一部通っているようだ。梅雨の季節。それなのに雨が降らないと思っていた。その矢先に降り続く大雨。まだ大雨は油断できそうにない。

 大雨洪水警報発令前に見る昨夜のテレビ。「よみがえれ・熊本城 サムライの”英知”」。国の文化財は修復の際に文化保存を重視するらしい。そのため、壊れた熊本城の石垣の石一個でも修復に際してそれを利用する。今回破壊した石垣の石は2万個以上あるという。それを一つずつ並べて番号を記す。それを修復する際には元と変わらぬ位置に石を一個ずつ置いていくという。それには今の時代、ソフトを駆使してその位置を確認するとか。

 ところが、運良く壊れなかった石垣が中から異常をきたし、外から見ると膨れた箇所があるという。これはいつ壊れてもおかしくないらしい。保存と修復を考えているうち、昔の人の知恵はどうだったかを書類で確認する。なんと細川忠利という城主の時代、城が壊れても「人」に被害がないようにすべきとの書状が熊本大学で見つかる。

 文化財を保存するだけでなく、のちの世代まで「人」が安全であるようにすべきとの先人の知恵に学ぶ。これにより文化財保存と現代の技術の両方を取り入れた修復方法で話がまとまる。これには文化庁も納得したらしい。

 熊本城へは中学校の修学旅行以来!?その後、一度出かけたかもしれないが、長く行っていない。いつの日か修復なった熊本城へ行ってみたい。

 夜はテレビ三昧も午後にはプールで泳ぐ。泳ぎ疲れて後に見るテレビ。さて熟睡、と思った矢先の大雨洪水警報。寝不足の日は注意散漫になりそうだ。気を付けよう!

0 件のコメント:

コメントを投稿