2016年12月19日月曜日

ああ帽子!

 お昼近くになってお墓参りをする。途中、いつもは通らない路地に入り、束の間の旅気分を味わう。お天気も良くて庭の剪定をしている人がいる。声をかけると「すべての木は自然に生えたんですよ」とのこと。狭いお庭に大きな木が何本もある。我が家の庭も狭い。だが、この2年の間に大きくなりすぎた糸杉とイロハモミジを伐採。残ったところには2種類の紫陽花が陣取っている。自分の手ではどうにもできなくなるほど大きくなる樹木。鳥が種を持ってくる…と剪定していた人も話していた。

 お墓までの道中、さらに迷路に入る。人がやっと通れるほど狭い道。通り過ぎる人に尋ねると山へ通じるとのこと。いつもなら10分くらいでお墓に着く。寄り道すると長くかかる。だが、それも楽しい。お昼の墓地。誰もいない。墓地の傍には大根畑がある。今や高値の大根。沢山実っているのになぜ高い?

 墓を後にしていつもの道を通って帰る。家の近くで目の前に人が立っている。年に3度ほど地元の氏神様への寄付がある。今年は町内の当番のため、その寄付を集める。わざわざ顔を見て寄付を渡してくれる。

 家を一歩出ると束の間であれ人と出会うことが多い。これも長年住み慣れた街の住人だから?午後は近くの区民センターで催されるクラリネットの曲の演奏会。暇つぶしに聞きに行く。ところがどうも聞き心地が良くない。席を移動する。それでも落ち着かない。前半終了後、上の階にある図書館へ行く。ふと気づくと帽子がない。先日も帽子を紛失。その代わりに買った新たな帽子。またも紛失?と思ってさきほどのホールへ行く。中に入って聞くようにとのこと。聞くのは嫌なので演奏終了後に、再度伺う。帽子が椅子に置いてある。誰かが気づいてくれたのだろう。見つかって良かった!それにしてもよく忘れる!

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