2016年8月27日土曜日

「石の上にも三年」!?

 今年の夏は雨が少なく、連日35度以上の日が続き半端でなく暑い。ところが昨夜の雨で涼しい朝を迎える。それでも最高気温の予想は32度と暑くなりそうだ。

 昨夜はBS「新日本風土記」を見る。小笠原諸島を映し出す。台風が来るたび小笠原諸島など、まだ見ぬ島の名前が繰り返し放送される。今朝、台風情報でこの島はどこにある?と思って位置を見る。父島などの映像を見ると南国の島!珈琲の木も栽培されて日本とは思えない光景が広がる。番組の中で自治医科大学を卒業してこの島で診療する若い医師の姿がある。島に来て「この島には始めと終わりがない」ということに気付く。

 子どもの誕生から人が亡くなるまでを「はじめから終わりまで」と医師は表現する。人生で一番大事なことがこの島ではできないという。医療機関不足ということだろう。28歳の青年医師は自分で志願して島にやってきた。診療できないのは歯科だけであとは全部こなしている。それでもひどい場合には患者は本土へ送られる。

 島民は日本語を話しても顔つきはミクロネシア系が多い。初めて島に流れ着いた人たちの子孫が島の大半を占めている。名前も先祖の横文字を漢字に当てはめる。当然お墓も昔からの日本のようなお墓でない。

 この番組を見て日本に長く住んでいてもまだまだ知らない「日本」が多くある。東京から1000キロ離れた場所にある小笠原諸島。航空機は飛ばず、東京から船で一昼夜以上もかかる。昭和43年に日本になったらしく、それでも沖縄の日本返還よりも4年も早い。それにしても全くと言っていいほど何も知らずにいた小笠原諸島。一度はこの目で見てみたいものだ!
http://www.nhk.or.jp/fudoki/upcoming.html (参照)

 今日はもう少しすると日本画教室へGO~。新たな絵に挑戦する。新たと言っても絵を習い始めたころにデッサンした小枝に着いた柿の実を本画に仕上げてゆく。デッサンしたのは今から2年前。 
 
 「石の上にも三年」という諺がある。あとひと月もすれば日本画を習って丸三年になる。苦手意識が強かった絵。よくも3年続いたことよ、と思ってしまう。今日も頑張って描こう!元気を出して!

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