2012年3月30日金曜日

2階の掃除

電波時計をみると部屋の気温、19度8分、湿度50%。暖かいというよりも暑い。というのも、久しぶり2階の部屋の掃除をする。動くたび汗が出る。

10年位前から生活空間は1階で、2階は利用していない。暖かくなった。今日は図書館も休み。毎日外に出歩いているので今日は午前中買い物を済ませると家で大人しくする。そのとき、ふと、2階の部屋の掃除を思いつく。主がいない2階の部屋。掃除も年に数回のみ。きっとほこりが・・・。

と、その前に、2階の箪笥の中を片づける。どれも着ないものばかり。そのとき、もう10年もスカートを穿いてない、と気づく。仕事をやめて1年半後から母の介護が始まった。それ以来、スカートを穿くのを忘れてしまった。

それでもと思って、先ほど1枚ずつスカートを穿いてみる。どれもウエストが合わない。体重は高校時代に戻っても体型は年には勝てず「おばさん」。

片づけるとき、久しぶり何十年前のラジオをつける。それでFMを聞きながら片づける。プレイヤーもラジオデッキもヤマハのスピーカーから聴く。それらは当時にすればピアノが買えるほどの金額だった。それが今ではラジオのみ聴ける。さすがに音はいい。これを捨てるには、かなりの勇気が・・・。捨てられそうにない。

着るものの半分は処分する。残りの半分もきっと着ないとわかっていても処分できない。これではなかなか家は片付かない。

片づける前、九州の「お母さん」に旅行のTELをする。いつも電話をするたび、絵葉書をおくるように言われる。その人だけ絵葉書を書こう!

以前の元気さがだんだんとなくなっている。それがちょっと淋しい。また、「モノ」は要らないと話される。それでもどうしても欲しいものは無理しても買うようにといわれる。その考えはよくわかる。いくら年齢を重ねても要るものは要る。何もかも退けることはしたくない。

今朝の新聞をみると百寿者の性格の特徴を「前向き思考で開放的」としている。後ろ向きで何もかも不要・・・という考えでは長生きできない。その記事の中で「若い友人をつくることで、付き合いが狭くなりません。これも長生きの秘訣かもしれません。」とある。全くその通り。4月から若者と学ぶ。若さをもらおう!

もう一つ、思想的問題で突然退職させられた人の記事がある。その人は「仕事をやめたことで自宅で食料を作れたし、好きなこともできたのでよかった」とある。これもその通り。リストラされたお蔭で今がある。

とりあえず、2階の部屋を片づけた。これと前向き思考は関係ない!?確かに・・・。まあ気分よく過ごせればそれでいい・・・。それくらいの気持でたまには2階の部屋も掃除しよう!

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