3人で立ち話をしているとその人の実家のとなりにある祠(通称:新宮さん)に毎日お参りするという。聞いてもそれがどこにあるかわからない。たとえ知ったとしてもお参りしない。ところがその辺りに古墳があるという。
古墳が出たことは以前から町内の会報で知っていた。今日、再度その人と出会うと、今からお参りするという。荷物を家に置いて一緒について行った。
我が家から歩いて数分くらいのところに古墳と祠があった。いつも墓参りに行くとき通る途中にある。
誰故草の花弁の大きさはみかんと同じくらい |
お昼を食べ終えると、今度は一人でデジカメをもって誰故草の写真撮影に行った。
新宮古墳 |
新宮古墳の説明 |
なぜ、祠をその人の家が守っているのか聞いた。亡くなったお母さんが嫁いだとき、白い蛇を見た。すぐ蛇はいなくなり、それを家のものに話すと、家の横にある祠を守るよう言われたらしい。蛇を見た人の娘である同級生は親が亡くなった後、毎日のようにお参りしている。
この古墳は昔の一族の墓らしい。1400年前のこととか。その同級生もこの町に多くある家と同じ名前の人。その一族の末裔の人かもしれない。
生まれてからこの町に住んでいる。しかし、数分歩いたところに今日見たようなモノがあるとは驚き。他にも知らないモノ・コトがあるかもしれない。今日は誰故草などを通して住んでる町のことを知るいい機会になった。そして誰故草の花を見ることができてよかった!
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