2012年3月17日土曜日

広響定演&雑誌から

昨夜は雨の中、広響の定演を聞きに行く。指揮者は常任指揮者の秋山和慶、ゲストはピアニストの小林愛実。この小林はなんとまだ16歳。桐朋学園大学の付属高校に在籍とか。2005年の日本音楽コンクールで史上最年少の優勝者。国内を問わず海外でもリサイタルをし、CDデビューもしている。

小林の広響とのピアノコンチェルトは2曲目に演奏された。演奏曲目はグリーグのピアノ協奏曲イ短調Op16.まだか細さの残る容姿からは想像できないほどのダイナミックスさで弾くピアノ。その姿は聞くものを圧倒させる。ピアノのよさがわからないモノでも素晴らしかった!

1曲目はハチャトゥリアンのバレエ音楽「スパルタクス」組曲より。これについては指揮者の紹介によると「ローマ帝国に叛旗を翻したトラキアの英雄の物語を題材にした,ハチャトゥリアンの”スパルタクス”でオーケストラの迫力をお楽しみいただけます。困難に立ち向かう人々の苦悩と愛、そんな壮大な物語にも想いを馳せつつお聴きいただければと存じます。」とある。

オーケストラの演奏のよさがこの曲の壮大さに出ていてよかった。聞き応えがある。静かな曲もいいけど、激しい曲も素晴らしい!

かなり印象が残る曲で、使用楽器をみても知らない楽器がある。スネアドラム、タムタム、グロッケン、ムチなど。

昨夜からの雨もあがり、今日はまさに春。午前中、先日の女子会で一緒だった会の命名者から「冷たい雨にも負けず、音楽会を楽しみましたか?」とメールを受け取る。

この女子会の仲間とはエレクトーンがきっかけで知り合った。今朝の人はボランティアも頑張っている。「エレクトーンからスタートしたご縁だけど素晴らしいね!不協和音など無縁で、互いに響きあうメンバーで余計happy・・・」。こう書いてもらって嬉しい!

〇子ちゃん、この文は素晴らしい!感激しました!いつの日かピアノとエレクトーンとリコーダとフルートで本当の音楽も奏でたいね。夢でなく・・・。

そのときエレクトーンの〇〇先生がいたら、どういわれるだろう。想像するだけで可笑しい!きっと「あんたたち、まだこんなことやってるの?」というかも・・・。いやいや、先生にもうそんな元気はない!? でも会いたいね。先生とも・・・。そして1人行方知れずの〇〇子ちゃんも探して・・・。

午後からいつものように予約の本を取りに図書館へ行く。今週は忙しくしていてゆっくり図書館で新聞や本を読んでいない。ふと目に付いた雑誌『婦人公論』を手に取ると、その表紙に「人生の『断捨離』をはじめよう」。その特集のページを見ると「私が一番捨てたいものそれは”夫”です」、サブタイトルに「スッキリさせたいもののトップ3は、じゃまな夫、つらい過去、衣類」とか。

本文を読まなくてもその内容はわかる。ここまで世の中は・・・と驚くばかり。では「断捨離」しないものは何?きっと「お金」?。それは書いてない・・・。

先日から、衣類の「断捨離」をしている。幸か不幸か夫も、つらい過去も何もない。

雑誌を読むまで「断捨離」は家の片づけのことだと思っていた。それが・・・。『婦人公論』も変わった!ここまで書くとは・・・。世の中も変わるはずだ!

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