2012年3月24日土曜日

学位式の新聞報道

いくら「春眠暁を覚えず」といっても起きるのが遅すぎる。早く起きる癖をつけないと一日が短い。

地元の朝刊を読んでいると知っている人の記事が掲載されている。昨日行われた大学の卒業式と学位式の模様である。新聞の見出しには「傘寿2度目の学位」「平安装束を研究」とあり、修士号を手にした元高校教師のその人が先生、若い学生に囲まれて笑っている写真と記事である。

その人と同じ大学院に入ったとき、その研究科のある科目は全員の必修だった。それも1泊2日の泊り込みの授業。オリエンテーションを兼ねていたのだろう。

他学部からその研究科に入ったモノにとってはその場で目にする今回の人は驚きだった。どうみてもかなりの年齢差がある。同じ部屋に1泊した。だが話す内容は学生だった。

その後は専門も違い、ほとんど会うことはなかった。それが今朝の新聞には嬉しそうな様子の記事が掲載されている。まだまだ傘寿までは遠い道のり。そう思えば「何だってやれる!」。希望が沸いてくる。

そういえばその頃いっしょにオリエンテーションに臨んだ人たちは、大阪から通う歯科医の人、早稲田を出て死ぬまでずっと大学院で西洋哲学を学ぶという人もいた。皆、今も通学されてるのだろうか。

卒業式、修了式といえば今日の午後から、院生時代の主の指導教官の退職記念行事に出席する。研究会と懇親会である。どちらの場所も初めて行くところ。無事、到着できるように出かけなければ…。

先生とは修了した大学の学位式で会って以来ちょうど3年ぶり。今日の世話役の人も学部時代の指導教官や同僚の人たち。さてさてどんな様子になるのやら。楽しみなような…。

今日は先生が主役。今夜も一升瓶がそばに…。3年前はそうだった!楽しみだ!

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