2012年3月25日日曜日

研究会&懇親会

春だというのに毎日寒い日が続く。梅の開花が3週間遅れで、桜の開花と同じ頃になりそうとか。やはり異常気象。今日も寒い!

寒いといえば昨夜もそうだった。昨日は、院生時代の恩師の退職記念行事に参加する。最寄の駅からJRに乗ると、なんと横に先生が・・・。びっくり。すぐに挨拶をする。記念行事は研究会と懇親会とに分かれて催される。研究会の会場は、医学部の講義棟の大会議室。初めて行くところ。不安を抱えて家を出た。それがまさか途中で先生にお会いするとは・・・。

広島駅までの10分くらい立ち話。先生の後任が決まったこと、博士号をとっても就職が決まらなかった人が大学の教師になったこと、一緒に学んだ博士課程後期の人は研究生でいること、1年先輩のゼミ生は今回不参加など、それぞれの人たちの近況を話される。

大学病院行きのバスに乗り換えると、ほとんどの人が退職行事に参加する人たち。何も心配することなく会場に到着。しかし、一人で行くとなると医学部の中はかなり広くて複雑。

研究会の参加者は大勢だった。余り準備する人がいないよう。幹事役の人たちとは顔なじみ。挨拶をして、会場を手伝う。

研究会は始まった。どの人を見ても賢そう。そこにいるのが不似合いに思える。勇気を出して椅子に座る。横の人は埼玉の大学と和歌山の大学の男性。座るや否や、埼玉の大学の人から何の研究をしているかと聞かれる。研究者ではないので修論について話す。他にも数人から同じことを聞かれる。黒ずくめで出かけたので少しは研究者に見えた!?

研究発表は恩師と、その後任者。質疑応答でそれぞれ所属する大学名と名前を名乗る。聞いていると、埼玉、東京、横浜、和歌山、京都、岡山、山口、九州など多県の大学に渡る。どうも恩師の恩師の門下生たちらしい。その末端に一人座って話を聞く。眠くなるかと思ったがそれどころか緊張のしっぱなし。

休憩時間になった。懐かしい人たちと近況を話す。名刺もいただく。以前パソコンで名刺を作っていた。今はない。作ればよかった。先生たちとも気軽に話す。あの緊張はどこへ・・・。

もらった資料によると恩師は相当の人のよう。今の研究会も立ち上げたらしい。素晴らしい人の下で勉強させてもらったことに感謝。

3時間の研究会は終わった。だが、その内容は困難を極めるものだった・・・。

タクシーで懇親会会場まで皆で移動。市立大学の先生と一緒だった。車の中でも専門は何かと聞かれる。ただの遊び人とも言えず、修論についてまた話す。

会場は市内のホテルの中華レストランを貸しきる。料理はふぐのフルコース。ふぐの刺身が出ると4人分?と誰かが言うとひとり分だった。

席はグループごとに決められている。座った場所は修了した院生のグループ。知らない人たちなのに何の違和感もない。席の前には10年前に修了した2人の女性。横浜と山口から来ている。右横はそれよりも前に修了した和歌山と岡山の高校教師の男性たち。一番年齢の多いモノが3年前に修了。話していて自分の年齢を忘れるほど打ち解ける。この感覚はなんなのだろう?他の席の人も集まってきて・・・。

横に来た人、曰く「学ぶということは、これがいいんです」と和気藹々とした雰囲気を指して言う。年齢は関係ないという意味?

席の人と隙を狙って先生に挨拶。奥様もご一緒。「思い出の記」を書いた。それを読んで下さったようだった。テーブルの料理は前菜からそのまま。一升瓶どころか何も手をつけておられない。それなのに一緒に写真をとってもらう。嬉しかった!一枚も思い出になるものがない。3年前修了するとき、もう会えないと思って先生の本にサインをしてもらった。昨夜は写真にも納まってよかった!

楽しいうちに懇親会は終わった。このまま皆と別れるのも淋しい!初めて会った4人で2次会へ行く。内2人はホテルへ連泊するとか。話しているとなんだか一緒に学んだ気がしてくる。

そのうちの一人が旦那さんに迎えを依頼。家まで車で送ってくれるという。最近、人から親切にしてもらうことが多い。皆、優しい!

学部時代の恩師も色々と話しかけてくださる。2次会に行く途中、「先生の送別会に行けるでしょうか」と話すと、「僕ももう52歳になりましたから・・・」。「スペイン語を習いにいきます」といって分かれた。

優しいといえば、今日、女朋友と中国の九寨溝へ行く話をする。会った場所はグランヴィアホテルの中華レストラン。今日は飲茶でなく、本格的な「中国菜」。美味だった!

広島発にしようと決めたけど人数が集まればいいのだが・・・。すべてはそれ次第。駄目なら成田発になる。明日、旅行社にTELしよう。広島発になれば集合が早い。一番のJRで空港に向かうか、前泊になる。ところが一緒に行く人は途中まで来れば車で空港に連れて行ってくれるという。女朋友のその言葉も優しい!

Xiao Chi小姐、非常感謝! Yu Tian

0 件のコメント:

コメントを投稿