昨夜のM-1グランプリは令和ロマンが優勝した。8千人余りから残った10人が頂点を競う。決勝進出の3組のうち、さや香以外の2組は昨夜初めて知った。その1組が優勝した。この頃の漫才は医師もいれば70歳過ぎて吉本の養成所に入った「おばあちゃん」(芸名)など様々な人がいる。優勝した令和ロマンは慶応出身とか。
数年前からM-1を見るようになった。その中で一番感動した芸人はミルクボーイ。この時のM-1は本当に面白かった。芸人であればM-1のトップに立つのが夢に違いない。しかし、トップはたったの1組で残る何千人という人たちは敗者となって悔しさを味わう。この悔しさがバネになっていつの日か芽を出す人もいるだろう。日の当たる人だけでなく悲哀を味わった人たちをなぜか応援したくなる。
応援している芸人のツイッターや動画を2週間くらい前から見るようになった。なぜこの人に魅かれるのかを自分なりに分析する。その芸人曰く「人間模様が好きだ」とか。
ヒトの生き方に関心がある。これは「人間模様」と似ているかもしれない。人の一生はM-1であれば頂点を極めた瞬間だけではない。それは人生の一瞬の通過点であり人の一生から見ればどんな人生になるかわからない。そう思えるようになったのも自分自身が年齢を重ねた結果わかること。これだけでも長生きしてよかったと思っている。
そう考えるとどんな人でもまっすぐな、いわゆるいい人生を送ったかと問えば決してそんな人はいないだろう。そう思えて以降、自分の歩んだ人生もまんざらでもないと思えてきた。人を羨ましく思うこともなくなった。まだまだ長生きすると考え方も変わるかもしれない。いろんなことを経験して命が尽きれば自分の人生は大成功!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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