ウオッシュレットのタンクの水が溜まらなくなり使用後の水が流せなくなった。昨日、近くの電気店に駆け込んで修理を依頼した。年末での修理はあちこちであるらしくお昼近くになって電気店の店長と水道関係の人が来てくださった。タンクの中を見られたが、部品の交換をするらしくTOTOへ電話すると言って帰られた。それから5時間近くたってTOTOのメンテナンスの方が修理に来られた。そろそろ暮れようとする時刻だ。外に出て車を待っているとTOTOとロゴの入った車が止まった。
すぐにタンクを見て部品の交換をするとのこと。TOTOのメンテナンスの会社だけあって部品を車に積んでおられた。部品と言っても4,50㎝四方の段ボールに入っている。それを2個かかえて来るとすぐに交換となった。部品交換の書類を見ると以前の設置は2004年12月とある。今からちょうど19年前だ。
このころは母が怪我をした頃である。背が高い母がトイレを利用しやすいようにと便座を一段高くしてもらった。その時、ウオッシュレットを新たに交換した。そのころはトイレだけでなくエアコン、洗濯機、テレビを買い替え、さらには一部屋を壊して母をシャワーキャリーに乗せて浴室に入られるようにした。洗面所とお風呂を新たに作った。そして1階をトイレを基準にしてバリアフリーにした。そのため部屋のあちこちに手すりがついている。すべては母のためだった。が、いつの間にか自分のためになっている。
修理にかかった時間は数分もない。しかし、いつ修理に来られるかわからないので昨日は朝から夕方5時過ぎまでどこにも出られず家で待機した。この苦痛は何気ない日常の幸せを感じさせてくれた。毎日自由気ままに生活している。それが降ってわいたトラブルに見舞われて一歩も外に出られない。これもすべては修理してもらう我が家のためである。不満を言っては罰が当たる。気を取りなおして司馬遼太郎の短編小説『故郷忘れじがたく候』を読み終えた。
そういえばウオッシュレットの修理だけでなく、電気店の店長についでにとトイレの手洗いの元栓の不備を話すと一緒に来られた水道関係の人が直してくださった。困ったときは電気屋へ、とすぐに対応してくださる電気屋さんに感謝する。と同時にTOTOの若くて感じがよかった技術屋にも本当に感謝、感謝。外に出られずこの若者に何かお礼をと思って冷蔵庫をみるとペットボトルがあった。本当は珈琲関係のボトルがいいと思ったがそれはなくて他のドリンクにした。それに先日出かけた中津万象園で買った梅の和菓子を渡す。
今日もお天気がいい。昨日と違って今日は自由に外に出られる。年末になったが、年内に一件落着して後はいい新年を迎える!?と、その前に20年近く経てばこの先、次々と買い替えや修理が待っているかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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