2023年12月10日日曜日

途中で投げ出した柘榴の絵

  昨日午後は日本画教室の日。出かける前から前日の泳ぎ疲れか勢いが出ない。描いているのは柘榴。この柘榴に手こずる。以前、柑橘系のスダチを描いたことがある。しかし、うまく描けずに挫折した。丸いものは描きやすそうだが本画にするのは難しい。柘榴を描きながらそのことを思いだす。柘榴の丸い形が思うように描けない。途中で投げ出してしまった。

 (次は何を)、と先生に写真を見てもらっ。F6のパネルに、はるか先に見える仏通寺の多宝塔の風景を描こうとした。が、多宝塔がぼやけているので建築書関係の書物で詳細を調べるようにと言われる。結果、二〇三高地に出かけた雪景色をサムホールで描くことにした。先生は描こうとした柘榴の写真を見てこのモチーフが気に入られた様子で写真が欲しいと言われる。

 ティータイムになった。自販機へ皆の飲み物を買いに行った。席に戻るとサムホールのパネルが自分のと違っている。先生曰く「柘榴を描くからサムホールを交換した」と。別にどのサムホールで描いても気にしないので箔を貼ったサムホールと交換した。

 先生はデパートの個展で柘榴を描かれたことがあった。今回描こうとした柘榴は自分でも面白く写真が撮れたと思っていた。先生はその柘榴が描きたいそうだ。教室で描かれるかどうかを問うと家で描くとのこと。柘榴をどういう風に描かれるか見てみたかった。残念!

 ということで次週からは二〇三高地の雪山を描く。この写真はカラーで写していてもまるでモノクロ写真のようだ。地塗りも胡粉を多めにして塗った。次週は白黒に見える写真を3分割して地塗りに手を加える!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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