2023年9月24日(日)から25日(月)まで四万十源流のバスツアーに参加した。昨年の11月末、高知へ1泊2日の一人旅に出かけた。その時は今回と同じ会社が運営する高速バスとホテルが付いた個人旅だった。当時は旅行支援真っ盛りで全国と高知県のダブル補助を受けての旅だ。そのため旅費もただ同然といえるような金額だった。それにクーポン券もついた。
今回はバスツアーなので土佐の旅の要領は多少心得ている。ましてや、出かける前夜、NHKのBSで「牧野富太郎の大冒険」と題した1時間半の番組が放送された。何というタイミングの良さ、と驚きながらテレビを見た。今、その番組タイトルを検索していると見逃し配信がある。後でまた見ることにしよう。
ツアー中、話をすると番組を見た人がいた。牧野が好きな花はバイカオウレンとか。また、バス通路を挟んだ隣の人はムジナモの花が好きだという。どちらもどんな花なのかはっきりしない。が、花の時季ではなかったがどんな花なのか葉っぱだけは確認できた。また富太郎の奥さんの名を冠したスエコザサも今回初めて知った。
朝の連続テレビ小説は見たことがないがツアーの参加者たちの大半は見ておられた。今回訪れた場所は牧野博士のふるさとである佐川町。翌日は牧野植物園と桂浜公園が主な行き先である。ただ、ホテルは四万十源流にあるホテル松葉川温泉で個人ではなかなか行けそうにない場所にある。泊まった部屋はとてもよくて添乗員が各部屋の様子を見に訪れた際、「立派な部屋!」と思わず話すと他の人には公言しないようにと口止めされた。それくらい、いい部屋だった。なおこの日の宿はこのツアーの貸し切りだ。
広島から土佐の高知までの往復は新幹線が通っている県とは違って道のりは遠い。バスに乗った感は拭えない。それくらい時間も距離もある。それでも行きたくなるほど魅力ある高知県だ。今回、牧野植物園は自由行動の前に係から園内のまわる順番のガイダンスがあった。このおかげで前回は遊歩道を主に見て回ったが今回はガイダンス通りに歩いたのでバイカオウレン、ムジナモ、スエコザサなど初めて知る植物がよくわかった。
また桂浜は前回からまだ1年もたっていないのに大幅にリニューアルされていた。海のテラスができており、食べ物屋や土産物屋も充実していた。そして坂本龍馬も相変わらず太平洋を見つめて立っている。そのそばには何かできるのかホロがかかっていた。
さらに初めて訪れた佐川町は小さな町なのに大型観光バスが数台来ていた。ボランティアガイドもてんやわんやの感じでどのガイドがこちらのガイドか迷いそうになる。司馬遼太郎は「街道をゆく」で佐川町を訪れているが再度その個所を読みなおそう。青山(せいざん)文庫も行きたかった場所だ。個人ではこの地までは行けそうにないので今回連れて行ってもらって本当にありがたかった。青山文庫は牧野富太郎の特別展をしていた。司馬作品では田中光顕(みつあき)のことも書いている。
この続きは後日のブログで!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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