2023年3月12日日曜日

しまなみ海道を通って大山祇(おおやまづみ)神社へその2

しまなみ海道 端は自転車道
 2023年3月10日(金)、6つの島を結ぶ海の道、しまなみ海道を通って大三島の大山祇神社へ出かけた。しまなみ海道をわたるのは2度目だが、大山祇神社は初めてだった。8時半、広島駅を出発し、小谷SAと大浜PAで2度の休憩をはさむんでバスは一路今治へ。休暇村瀬戸内東予でお昼をいただく。テーブルを見ると釜めし、てんぷら、お刺身、お吸い物、ネーブルなどとともに大きな熱々のサザエがある。見るからに美味しそうだ。

 レストランのガラス越しに見る風景はしまなみ海道。気温20度の好天気に恵まれるも黄砂の影響かかすんで見える。ここに一泊したい気持ちに誘われる。もらったクーポン券2千円分で四国名菓の栗タルト2箱と今治のタオルハンカチを購入。今治のタオルはなぜ有名なのか、ネットで調べると石鎚山を流れる川は伏流水に恵まれ、硬度が少なく不純物が少ない。そのため、ここで作られる今治タオルは安心・安全をうたった上質で年齢層を問わず親しまれるタオルだとか。
休暇村から見る瀬戸内海

休暇村瀬戸内東予

休暇村の高台から眺望するしまなみ海道

しまなみ海道の標識
 バスの通路を挟んで隣席の人が地図を見ている。休暇村瀬戸内東予がどの辺りか見せてもらうもはっきりしない。昼食後、来島海峡SAで詳細な道路地図をゲット。それを見ると今治ICから大分入ったところに休暇村瀬戸内東予があった。東予とは東に位置する伊予の国の意。

 バスが隈研吾氏設計の亀老山展望公園に到着後、展望台のてっぺんまで歩く。コンクリートで作られた展望台だが、ところどころに木材を利用している。木道から足元を見ると隙間が空いているため怖さがある。

亀老山(きろうさん)展望公園頂上

展望台から瀬戸内海国立公園を見下ろす

瀬戸内海国立公園

展望台の構造
木道とコンクリの道が入りまじる

ここから見下ろす光景はモロッコの路地裏の感じ

亀老山公園だけあって亀が鎮座!?
 展望台に上って瀬戸内海を見渡して降りてくると売店がある。ここで、皆さん藻塩入りのアイスクリームを食べている。アイスクリームの係は近くに住むお爺さんおばあさんで忙しそうだ。藻塩入りなのでちょうどいい甘さ加減だった。

 バスは大山祇神社へ向かう。想像していた通りの奥ゆかしい由緒ある神社だった。
大山祇神社鳥居

総門

能印法師(雨乞いの楠)樹木そのものは死んでいるとか

乎知命(おちのみこと)御手植えの楠
 乎知命(おちのみこと)御手植えの楠は大山祇神社の境内中央にそびえる御神木で樹齢2600年余りといわれる。天然記念物の大楠だ。大山祇神社は神社近くのお土産屋さんのガイドによる。境内には他にも天然記念物の樹木もある。杉の木もあるのか目がかゆくなってたまらない。目がかゆくなることはほぼないので花粉症かも。

乎知命(おちのみこと)御手植えの楠
樹齢2600年



伊藤博文公記念植樹

大山祇神社拝殿

生樹’いつき)の御門 天然記念物
 境内の説明を受けた後、隣接する生樹の御門を一人ずつくぐる。これをくぐれば何十年と長生きするとか。もしかして二百歳、三百歳まで生きられる!?皆で笑った。

 生樹の御門を無事くぐり終えてガイドのお店に向かう。ここでクーポン券を使うはずが既に休暇村で使い切っていた。申し訳ない気持ちでいるとお店の外で今治タオルのバスタオルを売っているという。ツアーの人は2枚で〇〇円なので一緒に買うようにとせかされる。宿でも家でもどこでもバスタオルが自分の枕なので1枚、バスタオルを購入。家で見るとあまりにも生地が良すぎる。半分に切って枕にする!?このバスタオルがきっかけで一人参加数人は旅の話題で盛り上がる。楽しい旅は終わった!やっぱり旅はいい!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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