2022年8月25日木曜日

『心がスッと軽くなる禅の暮らし方』

 1、2日前から電子レンジの調子が悪い。何もなく平々凡々と過ごしている。こういった日常に襲いかかる突然のアクシデント。さてどうしよう?と頭を悩ます。レンジは大型電気店で買い求めた製品。電気店のクレジット決済であれば5年の保証期間がある。商品トリセツと保証書を一緒に保管している。保証書を見ると来年末まで保証期間がある。ここでまたどうしよう?となる。

 レンジの故障はコンセントの差し込み具合で電源が入ったり入らなくなったりする。メーカーの故障診断ナビという検索で調べると修理代はかなりかかる。ただ保証期間なのでその辺はどうなんだろうとまた考える。 

 先日、『心がスッと軽くなる禅の暮らし方』、サブタイトルとして「心配事を『力』に変える」(枡野俊明 光文社、2021年初版)を読んだ。この本にあるように心がスッとしないときはあれこれ悩んでいてもなにもいいことにはならない。「禅即行動」とあるようにとりあえず電気店に修理の電話をかけよう。悩まず行動するしかなさそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 以下は気になる箇所のメモから。

★「禅即行動」という言葉があるように、とにかく動くこと、行動することが、(心配事がある)その状況から抜け出す最良の方法、もっといえば唯一の方法だと考えるのです。(はじめに 7p)

★「なるようになる、心配するな」……一休さんの遺言、時空を超えて生きて”います。(173p)

★大きなお寺などには、本堂に行くまでに門が三つ設けられています。お参りをする人は、門を一つくぐるごとに鎧を外してゆき、三つめの門をくぐったときには、素の自分、まっさらな心の自分になるのです。本堂まで時間をかけて歩くことで、祈るための心の体制が整うわけです。祈ることのいちばん大きな意味は、人知を超えた大いなる力に、自分の思いを委ねることにあるといっていいでしょう。(201p)

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