シルバーから電話があり今日の午前中にレモンの木の伐採に来るという。切ると決めれば何も躊躇することはない。が、人が我が家にやってきて伐採が終わるまでが気になる。何ごとも気になることが終わればどういうこともないのになぜか気にしてしまう。
母の米寿の祝いにと姪がくれたレモンの木。地に植えてから18年になる。8年間は実を点けなかったレモン。が、以前にお願いしたシルバーからリン酸カリウムの肥料を撒けば実がなると教わった。すぐにそれを撒くと翌年から実をつけだした。年ごとにレモンの実は増え続け100個実ったこともあった。そのレモンの木を今年になって伐採する気になった。2,3月ころレモンの木が茂るので3分の1くらいほど枝を切った。幹のてっぺんを切りたかったがどうやっても自分の手に負えない。横を切れば縦にどんどん枝を伸ばす。この時点でレモンの木を伐採しようとなった。
もう何十年も前になる。小さい頃に同じ場所に橙が植えてあった。実をつけていた橙は大きくなって父が伐採した。庭はもともと畑地だったせいか何でもすぐに大きくなる。レモンを切れば庭の木はなくなる。狭い庭に次は花を植えよう。
1年余り前に小さい鉢植えのペペロミアを買った。いつの間にかそれも大きくなり鉢も変えて今では3鉢に植えている。先日は室内に置いているベンジャミンを我流で剪定した。切った小枝をコップに入れた水に差していたら根が生えた。1本は水栽培し、もう1本は鉢に植え替えた。どちらも新たな芽を出して葉っぱになっていく。
手入れをせずしてもなんでも植えれば大きくなる。テレビを見ているとコロナ禍のこのご時世、有名人などは植物を育てる、と話していた。この気持ち、よくわかる。手入れをしないといっても毎日手に取って眺めていると大きくなってゆくのがわかる。これがいい。本来ならば花が咲くものがいい。これは手入れが大変そうだ。が、レモンを切れば花を植えるスペースができる。花を植える!?その前にレモンの木の伐採が待っている。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
追記
この時季はレモンを切るのでなくレモンが実るころだ。ところが今年の冬に大幅に枝を切って以来、葉っぱばかりが茂ってレモンは実をつけていない。去年はかなり実ったがもうこれからはそれもない。
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