2021年10月25日月曜日

久々のコンサート

 今朝8時半頃、電話が鳴る。シルバー人材センターからだ。レモンの木の伐採費用が剪定する人から出されたという。これまで隣町で2度お願いしたよりも格段の安さだ。ただ、切って出る葉っぱなどは別の業者が集荷に来るとのこと。それはキロ単位で値段が変わるそうだ。ともあれ、伐採をお願いした。

 昨夕、知人が出演するコンサートに出かけた。コンサートから帰るや否やチャイムが鳴る。近所の人だ。「柿が好き?」と聞かれる。渋柿だ。これを「干柿にする?」とも聞かれる。「干柿は出来ない」と言った。あれこれ話していると渋柿の渋を抜きたいのでその方法を教えてくれ、と言われる。パソコンで検索して教えてあげた。その後、渋を抜くための焼酎を買いにお店に行ったが量が多くて別のお店を物色するという。その際、干柿と熟した柿をたくさん持ってきてくれた。

 以前、母を介護していた時、車いすに乗せそびれたり、何かのはずみでお尻が床に着いたとき自分の手ではどうしても母を起こせなかった。そんな時、柿をくれた人に電話して助けてもらった。その家も親を介護されていて要領を得ていた。近所に親切な人がいると本当に助かる。

 柿を貰って話を続けているとレモンの伐採になった。シルバーに頼んだと話すと切ってあげたのに、といわれる。また伐採はもったいないとも言われた。この言葉はありがたかったが、すでにシルバーに頼んでいる。何かあったら、と声をかけてもらうだけでありがたい。

 話は昨日のコンサートになる。知人にもらったチケットを持って久々にコンサート会場へ行く。受付を済ませようと並んでいると後ろの人が花束を抱えている。その後ろの人は花束が綺麗云々と話している。振り向いて花束を見ながら何も持ってこなかったことが頭をかすめる。その時、知人がやってきた。とっさの言葉が「何も持って来んかった!」と。自分でそう言った後、第一声に発する言葉ではなかったと悔やむ。挨拶とお礼が先のはず、と。

 「希望の光コンサート 未来へ」と銘打ったコンサート。その前半と後半始めはワーグナーやモーツアルトの曲の演奏があり、締めの曲は「ふるさとの四季」とのタイトルで日本の抒情歌の合唱だった。「ふるさと」ではじまり、その間に抒情歌があり、最後にまた「ふるさと」で終わる。「ふるさと」は母を亡くして以降、涙なくしては歌えなくなった。

 久々のコンサートだった。演奏、合唱、そして指揮者はよく知った人たちが多い。いい演奏会だった。中でも歌はこの季節に相応しい曲だった。家に帰ってメールで知人に失言を詫びる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿