2020年12月13日日曜日

今年最後の日本画教室

  広島ではコロナ感染者数が2日続けて100人を超えた。この数字は人口10万人当たりで換算すると東京の感染者数の1.5倍にあたるそうだ。これにより、市が管理する施設すべては急遽、閉鎖に追い込まれた。昨日は日本画教室の日。教室のある区民文化センターも明日から閉館となり、年末までに来週あと1回あるはずの教室も取りやめとなった。この報道は昨日の朝刊で知った。今のところ、閉館は新年3日までとなっている。が、これも感染次第でどうなるかわからない。

 日本画教室で来年2月に開催の区民文化祭に出品するサムホール大の絵を描いている。1か月半ほどGO TOを利用して出かけていたので教室を休むこともあった。F6の大きさの絵はすでに2枚描いている。が、サムホールの大きさの絵は描いていない。

 今月の残りの教室が休みとなり、2月の展覧会の出品が気になる。描いている絵は石段に舞い落ちた銀杏の絵。この石段を描くのは簡単そうで難しい。昨日、前回描いたところまでを眺める。久々に絵筆を持つが、気が焦る。いつもは絵の習い初めに先生にそろえてもらった水干絵具で描いている。昨日、先生は教室にある岩絵の具で描くようにと貸してくださる。水干とは違って岩絵の具は膠で溶いてもすぐになじむ。先生はこれで描いた後の効果を話される。その違いをうまく言い表せないが教えられたとおりに石段を描いてゆく。

 お陰で絵もだいぶ石段らしくなった。次は舞い落ちた銀杏を黄色系統の色で点描写する。うまく絵になりそう、と調子に乗って色付けしてしまった。次回の教室は来年になる。12月もまだ半分以上残っている。が、先生や教室の人と今年最後のこの日、早くも日本画での御用納めとなる。例年ならば、教室が終われば食べたり飲んだりするはずも今年はコロナ禍で何もかもできない。寂しい今年最後の教室となった。

 市の図書館も明日から急遽、閉館となる。年末年始、自粛生活が始まった。今日はこれから年末年始に読む本を借りに図書館へ行こう。なんかわけのわからない年末年始となりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿