広島県はレモンの産地。我が家にもレモンの木が1本ある。母が88歳の時、母の孫がレモンの苗木を1本くれた。それを地に移し替えて8年後に初めて実をつけた。それからというもの倍々ゲームで実をつける。昨年は100個余りレモンが実った。たった1本のレモンの木は狭い庭に幅を利かせている。
100個以上もレモンが実ると初めて実をつけたときのような感動はなくなる。今年は肥料も水もやらずじまいだった。実り始めの頃は白い花が咲いただけでも感動した。それが実をつけると更に嬉しくなる。ところが実をつけすぎると嬉しさも次第に薄れてゆく。なんと身勝手なことよ、と思いながらレモンを眺める。
今秋、県北に住む友だちに会いに行った。高速バスにレモンを持参して……。30個余り持参すると結構な重さになる。三次駅で友だちの車に合流後、30個余りのレモンをどうする?と聞く。知り合いからブルーベリーをざる1杯ほどもらったという。そのブルーベリーをレモン果汁を入れてジャムにするらしい。我が家辺りではブルーベリーそのものさえ簡単には手に入らない。ましてやジャムとなるととんでもない話だ。
先日まで今年は40個余りレモンが実ったと思っていた。ところがレモンの木の下方から上に顔を向けるとまだ実をつけている。今年は昨日時点で60個くらい実ったようだ。だが、どのレモンも昨年までのようなきれいなグリーンレモンでなく、どこか薄茶色になっている。これは水不足!?よくわからないが例年のようなきれいなレモンは少ない。今のところレモンを使ってどうこうする気も起らない。しばらくは冷蔵庫に入れてからのことになりそうだ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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