買い物帰りに人から声を掛けられる。馴染みある人であれば誰かわかる。が、そうでなければ誰だかわからない。ましてや、マスク越しの顔はさらにわかりにくい。名前を名乗られてやっとわかる始末。国勢調査の人らしく、調査用紙は持っていないという。あとで家に届けるというので郵便受けに入れといて、とお願いする。手渡しでないといけないというが目の前で用件を聞かれている。
数時間後、郵便受けに用紙が入っている。ネットで回答する旨、告げていた。すぐにネットで国勢調査に回答する。回答そのものの時間よりもパスワードなどの国勢調査に至るまでのアクセスが面倒になる。ぐっとこらえて回答する。すぐに終わった。この用紙は資源ごみ行き!?ただ、アクセスキーなど記入された用紙は破棄した。
調査員は同級生の奥さんだ。若いころ、機械編みを一緒に習っていた。それから何十年も経過。数年前に同級生は60代の若さで亡くなる。奥さんは旦那がいた時と同じように1人脚立に上がって庭の樹木の手入れをしている。年齢的は変わらないと思うけど、広い庭のすべての木の剪定をするそうだ。何か月か前に偶然その家の前を通りかかったとき、一度だけ立ち話をした。その時、旦那の訃報を聞く。
近所の人、特に同級生とは子供のころ、男女関係なくよく家に出入りしていた。それも大きくなるにつれて顔があっても話もしなくなる。子供の数が多い年代に育った。あっちの家もこっちの家も同級生だらけ。今でもそうだけど近所に知り合いは多い。だが、同級生に限らず懇意に話す人はいない。これは長く外で働いていたことにもよる。お陰で面倒なことは起きない。ヒト、モノ、コトなどすべて深入りせず適当に。これに尽きる。
それにしても国勢調査の係は大変そうだ。どれくらいの報酬を受け取るのか知らないが、日中に家にいる人がどれくらいいるだろう。ましてや書類を手渡しするとなると1度や2度では渡せないかもしれない。まあ、それもかかわりのないこと。気にするのはやめよう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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