広島市・モントリオール市姉妹都市提携20周年記念イベントに出かける。6月2日、成田✈モントリオール間に直行便が飛ぶようになった。それも毎日1便らしい。昨夜の姉妹都市イベントにモントリオール市から市長をはじめ50数名の御一行様が広島を訪れている。
イベント参加の目的は姉妹都市提携20周年記念公演で演奏するピアニストのアムランのピアノを聞くことにある。無料でショパンコンクール2位のアムランの演奏を聞く、というケチな根性がいけなかった。モントリオールがどこにあるのかさえも知らずに出かけた。イベント前に会場近くでモントリオールの紹介コーナーがある。そこに入ると係りは親切に応対してくれる。会場まではまだかなりの時間がある。続いて出かけた情報プラザで人から声をかけられる。またも知り合い?と思ったら近所に住む同級生だ。「なんでここに?」と問うとイベントに参加するという。
イベントの開場時刻になった。大勢の人が早くも並んでいる。そしてイベント開始時刻になった。なんとそれから公演までの長いコト。式典のセレモニーとモントリオール紹介が始まる。延々と続くセレモニー、なんと約1時間15分もあった。これだけでもううんざり。演奏会は御馳走を前にしてのお預けだ。
アムランの演奏は先月、さくらぴあに出かけて聞いている。それなのに、無料という言葉に惹かれて聞きに行く。前回聞いた曲目と同じ。しかし演奏曲数が少ない。それでも何度聞いても素晴らしい。
ところが無料とあって目の前には親子連れがそれもまだ就学していない幼児を連れている。幼児がじっとして聞くはずがない。他の子供も演奏中にもかかわらず歩いたりする。わけもわからない子供が、それも家では寝ているかもしれない時刻に演奏を聞かせるのもどうかと思う。クラシックの有料の演奏会は未就学児は入場できない。
昨夜の教訓。無料のイベントにむやみやたらと参加すべきではない!演奏はやっぱりお金を払って聞くものと思い知らされる。ホームコンサートだって無料であっても備えつけの箱に気持ちを入れる。どうこういっても昨日のイベントは演奏会が主ではない。期待する方が間違いだろう。
ピアノ演奏後のジャグリングや抽選会には参加せず、途中で会場を後にする。隣の席の人は会場を後にすると知るとおたのしみ抽選会の番号を記したプログラムが欲しいという。成田✈モントリオール間の航空チケットは当たるはずがない。そう思って隣席の人にあげる。
カナダ、ましてやモントリオールは出かけたことがない。今一歩、興味がわかない国。昨夜のイベントに参加してもいいイメージがない。これもすべてはセレモニーの長さにあるのかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿