2018年6月9日土曜日

第381回広島交響楽団定期演奏会を聞きに行く

 第381回広島交響楽団定期演奏会を聞きに行く。ゲストにウイーンフィルのソロ・フルート奏者カール・ハインツ・シュッツを迎えての演奏会。チケットを交換しようとすると長い列。席は前から11列目の左端だった。開演まで1間時以上もある。隣接する中区の図書館に出かけると人から声をかけられる。フルートを習っている人だ。それにしてもどこに出かけても、ましてや目的地ではないところでもよく人から声をかけられる。出会う人とは関心が同じ方向を向いているからだろう。

 シュッツの演奏後のトイレ休憩で、「フルートの音はあれほどきれいな音だった?」と話す男の人たちの会話を耳にする。これを聞いてびっくり。フルートの音は自分自身が習っていることにもよるのかうまく吹く人はそれはいい音色が出る。ましてやシュッツの楽器は日本の村松のフルート。それも24k。ほぼ純金に近いらしい。一般的にはフルートは銀製。金の上はプラチナ製もある。ウイーン生まれのシュッツが日本製の楽器を使うとは…。それも村松のフルート。

 フルートを習う前、先生から村松のフルートをすすめられる。それは総銀製のフルートで今も使っている。24kと比べれば価格も品質も勝るものでない。それでもこの楽器を使用して早27年目に突入。まだまだ使えそうなので頑張ってフルートを習い続けよう。話を広響定演に戻そう。

 昨夜の演奏曲目は下記のようであった。

🎵ザンドナーイ フルートとオーケストラのための夜想曲

🎵モーツアルト フルート協奏曲第1番ト長調K. 313 
 アンコール曲としてフルート独奏2曲を演奏する。ただ聞き覚えのある曲も曲名の表示がなくわからない。

🎵チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調Op.36

 指揮者のアンコール曲としてチャイコフスキーの🎵眠れる森の美女(ワルツ)🎵が演奏される。なお昨夜の指揮者はカーチュン・ウオン。指揮者もゲストもどちらも若く、いつもの演奏会とは違ってユーモアがあった。特に指揮者はアンコールで途中から指揮台を降りて観客席に座る。そして演奏最後頃になると指揮台に戻って指揮をする。これも初めて見る光景だった。


 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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