一昨日またも「消費者金融訴訟…」なるハガキが届く。つい先日も届いたばかりだ。今回は慌てはしない。しかしハガキを見ていやな気持ちになる。すぐにこれまた警察に電話する。警察もこれらのハガキの多さに慣れてきたのか電話で話す女性も冷めた声での応対だ。次に消費者生活センターに報告する。誰に話しても慣れが生じてしまい驚く様子もない。ただこちらはわが家に届くだけで嫌な気分になり、すぐに破棄する。
今朝地元紙を見ると山口で70代の女性が272万円の特殊詐欺にあっている。ハガキが届くのはまだ被害とも言えないのかもしれない。しかし金銭の被害があればいくらモノゴトはお金で解決すると言ってもそうとばかりは言っておれない。新聞記事によると電話で話している最中に犯人が家を訪ねて来てキャッシュカードを持ち帰り、お金を降ろしている。
先日家のドアホンのコンセントを抜いた。誰が訪ねて来ても声で判断して知らなければ家から出ない。また電話もナンバーディスプレイで確認して出るようにしている。こうなると電話もドアホンも昔のようにモノがない生活に戻すのもいいかと思ったりする。
これからますますいろんなことが巧妙になっていくに違いない。それについていくためにもしっかりしなくては…。とはいってもナニゴトも「悪」の方が先を進む。「特殊詐欺」や「振り込め詐欺」をはじめに考えた輩は誰だろう。この能力を悪い面でなくいい方面に生かしていれば発明になっていたかもしれない。
気分を変えて昨夜のNHK・BSは体感!グレートネイチャー「シルクロード・灼(しゃく)熱炎と幻の海」を見る。番組HP には「シルクロードは大自然の芸術に満ちている。訪れるのは、カスピ海周辺、謎の国・トルクメニスタン、カザフスタン、アルメニアの三か国。かつてこの地にあったという“幻の海”の痕跡をたどると、泥火山、炎のクレーター、輝く紅白の大地、ウユニ塩原のような水鏡、空から降る石柱といった奇観に遭遇!消滅した海は、地上に絶景を地下に資源を残していったのだ。シルクロードに刻まれた、衝撃の地球史を体感!」とある。
シルクロードと言えばこれまで2回出かけている。1度目は中国のシルクロードで31年前になる。2度目はまだソ連の時代のソ連領シルクロードでウズベキスタンのサマルカンドやヒワなどに出かけた。30年前になる。昨夜のシルクロードはまだ出かけていない元ソ連領の国で今はそれぞれ独立した国になっている。放送を見てまだ見ぬ世界がこの世にはたくさんあると驚く。特に「紅白の大地」。同行の日本の学者は塩酸を持参して土と反応させる。すると何の土なのかがわかるらしい。映像で見たのはこの画像よりももっと見事な赤と白の大地だった。いつかこういった地域もツアーで行けるようになるかもしれない。その頃はもうこの世にいないだろう。それにしてもロマンあふれる番組だった。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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