昨日から冬に逆戻り。一気に春を通り越して夏と思った矢先、寒さがぶり返す。県北では雪が降ったそうだ。昨日、日本画教室に出かけようとするとあまりにも寒い。家に引き返して着ていた服を冬服に着替える。予定の列車に乗り遅れてしまった。
遅れて教室に入るとニューフェースもお目見え。若いということは本当に素晴らしい。教室も若返る。鳥の子紙を貼った木製パネル6Fを持参。大木の根っ子の部分の絵に取り掛かる。まずはパネルの地塗りをする。あらかじめ何色に地塗りするか考えるようにと先生。色見本を決めて先生に相談する。3色ほど大体の色を決めていた。その中から薄緑がかった色に決める。
先生は色見本をご覧になって「1色でなく何色か混ざって見えるでしょ?」と話される。色見本と同じような色の絵具を探した結果の後だった。言われてみれば何色かの色が混ざっている。結果、胡粉を含む3色を混ぜて地塗りする。2度目の地塗りにさらにグレイ系も混ぜる。見本の色と同じような色になった。何年習ってもこういうことさえわからない。先日来から先生に「1人でできるようになるのが夢」と話した。それを言われる。それはあくまで夢だけど…。絵を描くのは難しい!以前にデッサンした下絵をトレースする。来週からはこれを本画にしていく。
そういえば、地塗りの前に先日描いた蓮の花の絵に砂子をかける。これは先生が粉になった金銀などを絵に振りかけると勝手に想像した。ところが先生は「アルミ箔」を購入したと言われる。この1枚を竹ばさみではがすようにと言われてもうまくできない。ゆっくり丁寧にはがして筒に入れるが、何をやっているのか分からない。さらに筒に筆をさすようにと先生。筒の中を筆で混ぜると「そうじゃない」とのこと。もう何をやってるのかさっぱり分からない。筒の下は網になっていてゆっくり振ると粉末状になったアルミ箔が落ちる。この振り方もどこに振りかけるかが大事らしい。箔を撒くだけで絵もよく見えてくる。
ネットで調べるとこれは「砂子撒き」というようだ。今回は「アルミ箔砂子撒き」になる。残ったアルミ箔はいつの日か、パネルの地塗りに使うらしい。
話は変わって今朝見たある人のブログに「恬として恥じない」がある。恥ずかしながらこの意味が分からない。ネットで調べると「他人が恥ずかしいと思う事でも、全く気にかけないでいる様子を意味する表現。『恬として』とは、悠々と気にかけないさまを意味する」とある。 覚えておこう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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