月曜日に泳ぐことが多い。しかし木曜日の昨日、午後からプールで泳ぐ。曜日が違えば泳ぐ人も異なる。それでも顔見知りもいる。浅い方で背泳ぎで泳いでいるとプールの半ばあたりで左腕を掴まれる。もうびっくり。爺さんがプールの真ん中あたりの壁に陣取っている。何で真ん中にいるんじゃ、と思わず声が出そうになる。左手を掴まれたままプールから立ち上がろうとするが体が右に傾いて頭がプールから起き上がらない。もしも深いプールならば危ない、危ない!掴まれた左腕はしばらく痛い。それにしても監視員はなぜ爺さんを注意しないのだろう。やっぱり月曜日に泳ぐほうが正解かもしれない。
GWが近づいた。わざわざ人込みのGWに外へ出かけなくても、と思いつつ気持ちだけ遊び心に浸る。来月下旬、国内ツアー3日間に出かける。出発は福岡空港国内線。詳しい日程は旅行社から届いていない。しかし博多⇔広島間を新幹線の「おとなび」を利用する。航空機の時刻は決まっているので広島⇔博多間の往復新幹線チケットをネットで予約する。行きは集合時刻が早いため「のぞみ」を利用。帰りはその日に広島へ着けばいいので「こだま」を利用する。「おとなび」を利用すれば正規運賃の片道分で往復できる。もしも往復とも「こだま」利用ならば6割引きと安い。
行きはチケットの残数が少ないらしく、昨夜往復のチケットを確保して旅に出かける気分になる。今日はチケットを受け取りにJR駅に行こう。それでもGWに世間の人がどこかへ行くと思えば行きたくなる。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
以下は最近読んだ『人間の煩悩』(佐藤愛子 幻冬舎、2016年)からの抜粋。
★独り居はうっかり病気にもなれないのである。大地震、大火、さまざまな災厄、とっさの判断を一人でし、ひとりで我が身を処さなければならない。いざという時、一人よりも二人で災禍を支える方が楽である。だが、その代わり、連れ添うものが足手まとい、という場合もある。メリットとデメリットは表裏一体をなしているのだ。80p
★病院へ行ったが最後、どんな目に遭うかわからない、と私は思う。医師が関心を持つのは病人ではなく「病巣」だ。当たり前じゃないか、それが病院だ、と人はいう。その通りに違いない。だが私はその「当り前」さがいやなのだ。「病巣相手」ではなく「人間を相手」にしてもらいたい。「物」として私は死にたくない。たとえ病巣の発見が遅れようとも。182p
★今の世の中は無駄なもの、即効性のないものは切り捨てられていく世の中だ。老人の価値はどこにあるか?と聞いた人がいた。あたかも価値があれば認め、価値がなければ切り捨てようと気構えているかのように。
老人の価値は若者よりも沢山の人生を生きていることだと私は思う。失敗した人生も成功した人生も頑固な人生も、怠け者の人生も、それなりに人生の喜怒哀楽を乗り越えてきた実績を抱えている。194-195p
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