2015年10月26日月曜日

「新・映像の世紀」を見る

予報では今朝の最低気温は10度。一気に秋も深まってきた感がある。今朝の新聞折り込みチラシに日帰りバスツアーの募集がある。募集する会社や行先にもよるのか、集合時間が7時や7時半となっている。1つだけ参加したいと思った。だが朝が早い。こうなったらまたもや「おとなび」を利用していくしかない。

昨日は午後から急きょ、知人が出る演奏会へ行く。そして夜はNHKの「新・映像の世紀」100年の悲劇はここから始まった、を見る。流れる音楽は美しくて悲しい。世界で初めて映像という手段を使った国はイギリス。それは戦争を映し出す。そのイギリスはパレスチナとユダヤ問題に大きく関与していた。この問題、なかなか理解しにくい。ところが昨夜は端的に言い表す。すべては100年前のイギリスの戦略に翻弄される。

2年前から美術講座を受講。そのはじめのころ、イディッシュ文化について学んだ。この言葉さえも知らず、かなり衝撃を受ける。自分なりにイディッシュを調べた。イディッシュはユダヤのこと。神の子、イディッシュは頭が良く、商売に長けていた。イギリスは金持ちのユダヤ人を戦略としてパレスチナの地域に送り込む。今のイスラエル。ここからパレスチナ問題になる。

こうはっきりと放送で教えられるとモノゴトの成り行きが良くわかる。もう目から鱗。

100年前に起きた第一次世界大戦。その模様が映し出される。ドラマでなく実際に起きたお話。吸い込まれるようにしてテレビを見る。一度見たくらいではちゃんと理解していないところもある。

世の中に名を知られたレーニンなど、他にも多数の映像が流れる。名声があればあるほどその裏で同じ程度悪いことをしている。毒ガスを作ったドイツのハーバー夫妻。その妻は夫の目の前で拳銃自殺。その夫が作った毒ガスはユダヤの大量虐殺に使用される。だが、その前にドイツから追放される。

参考としてNHK「新・映像の世紀」http://www.nhk.or.jp/special/eizo/

母が生まれたのも100年前。これを見て両親たちは激動の時代を生きてきたんだ、と改めて思う。

今、穏やかに毎日を過ごしている。この穏やかさが時に物足りなくなり、刺激を求めて外へ飛び出す。何と我ままな生活だろう。

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